上智大学法学部とは?|国際性と少人数教育で人気の難関学部
上智大学法学部は、国際性と少人数教育の両立を特徴とする私立の難関法学部です。法律の専門知識だけでなく、グローバルな視点で法を学べる環境が整っており、将来の進路の幅が広いことでも知られています。
- 東京都心・四ツ谷に位置し、アクセスも抜群
- 英語で学べる法学授業あり(選択制)
- 司法試験、公務員、企業法務まで幅広く対応
- 難易度は私大法学部の中でも上位
上智大学法学部の学生ストーリー|「正義ってなんだろう?」から始まった進路選択
「高校時代に選挙の授業を受けたとき、“憲法って意外と身近だ”と感じたんです。それが、上智大学法学部を目指すきっかけになりました。」
そう語るのは、上智大学法学部に在籍する佐藤真理さん(仮名)。社会問題に関心があり、大学では人権や国際法を深く学びたいと考えていた彼女は、英語教育が充実し、かつ法学の本格的な学びができる環境を求めて上智を選びました。
「“法律を武器に、人の役に立てる人間になりたい”。そう思って進学しました。今ではその選択にまったく後悔はありません。」
上智大学法学部のカリキュラム|法律を基礎から応用まで体系的に学べる
■ 基礎力を徹底的に磨く1・2年生
憲法、民法、刑法などの基礎法を網羅しながら、「法哲学」や「法社会学」といった理論的科目もセットで学びます。判例を読んで分析する演習もあり、実務につながる法的思考力が鍛えられます。
■ 応用・実践力を高める3・4年生
専門科目では「国際人権法」「労働法」「知的財産法」など、現代社会に直結する法分野が学べます。ゼミ(少人数)では模擬裁判やプレゼンが中心で、アウトプット重視の学びが可能です。
■ 英語で法を学ぶチャンスも
希望者は「英語で学ぶ法学コース(SPSF)」を選べます。英語で契約書を読む授業や、海外法制度との比較講義もあり、グローバル法曹や外資系就職にも強い環境です。
入試の難易度と偏差値|私大法学部の中でも上位クラス
上智大学法学部は、MARCH以上、早慶未満〜同等レベルの受験生が集まる上位層学部です。一般入試に加え、共通テスト利用型、英語外部試験利用型など複数の方式がありますが、いずれも高い得点力が求められます。
- 合格者の大半が英語を得点源にしている
- 小論文・面接型入試では論理的表現力が問われる
- 難関大志望者の併願先としても人気
※偏差値はパスナビ参照:https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/2470/difficulty/
→ 60-62.5
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上智大学法学部の就職先|法曹、公務員、企業法務まで幅広く活躍
法学部卒業後の進路は多岐にわたり、上智大学法学部は就職実績でも高い評価を得ています。主な進路は以下のとおりです。
分野 | 具体的な進路 |
---|---|
法律職 | 司法試験合格 → 弁護士・検察官・裁判官など |
公務員 | 国家一般職、地方自治体、外交官など |
民間企業 | 金融・商社・IT・メーカーの法務・総合職など |
その他 | 大学院進学、国際機関、NPO/NGOなど |
特に法務系就職では、英文契約書の読解やコンプライアンス知識など、国際法教育の強みが活かされる場面が多くあります。
上智大学法学部の学生像|どんな人に向いている?
上智大学法学部には、以下のようなタイプの学生が多く集まっています。
- 社会課題や国際問題に関心がある人
- 論理的思考を深めたい人
- 英語を活かして学びたい人
- 将来、法律系や公務員、グローバル企業で働きたい人
「答えのない問いに向き合う姿勢」が求められる学部です。正解を探すより、自分で“納得できる答え”を見つけたい人に向いています。
よくある質問(FAQ)
Q. 英語力は必要?英語授業は多い?
→ 英語の授業は選択式です。希望すれば英語で学ぶこともできますが、通常の履修ではほとんどが日本語で行われます。
Q. 上智法学部の特徴は?
→ 国際性(英語×法学)、少人数教育、実務に近い学びが融合している点が強みです。
Q. 他の大学と比べた難易度は?
→ 早慶と並んで難関とされる私大法学部の一角。MARCHより難しく、併願先としても選ばれます。
Q. 留学はできますか?
→ 可能です。上智大学には交換留学や短期研修の制度があり、英語圏だけでなくアジア・ヨーロッパなど世界各地の大学と提携しています。
Q. 学部卒での就職は不利にならない?
→ 上智法学部卒の学部就職実績は良好です。法務部・総合職・マスコミなどで多数の内定者がいます。
上智大学法学部のまとめ|保護者向け要点リスト
項目 | 内容 |
---|---|
学び | 法律を理論・実務の両面から学べる。英語対応もあり。 |
難易度 | 難関私立大の中でも上位。偏差値・競争率ともに高め。※パスナビ参照 |
就職 | 法律職・公務員・大手企業など進路は多様 |
向いている人 | 社会や国際問題に関心があり、論理的に考えるのが好きな人 |
キャンパス環境 | 四ツ谷駅徒歩1分。都会的で通学しやすく、落ち着いた学習環境 |
参照:https://www.sophia.ac.jp/jpn/
参照:https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/2470/difficulty/
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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