【親目線】法政大学社会学部で学んだこと、課外活動、就職活動を卒業間近の学生が親と語る

GMARCH

学びの内容

:「社会学部って、何を中心に学ぶの?正直、イメージがつかみづらいんだけど…」

学生:「一言でいうと、“社会の仕組みや課題を多角的に考える”って感じかな。ジェンダー、貧困、メディア、都市問題まで、幅広いテーマを扱うんだよ。」

:「それって、ニュースで話題になるようなことも含まれるの?」

学生:「うん、めちゃくちゃリアル。印象に残ってる授業は『メディア社会論』で、SNSが世論形成にどう影響しているかを議論したんだ。普段の生活とつながってるからこそ、面白かったよ。」

:「なるほどね。社会を俯瞰して考える力が付きそうだね。」

学生:「そうそう。自分の“当たり前”が通用しないって実感する場面が多くて、価値観が広がったよ。」

課外活動の経験

:「授業以外ではどんなことしてたの?」

学生:「学部のゼミ活動が中心だったかな。うちは“都市社会学ゼミ”で、フィールドワークで下北沢のまちづくりを調査したりしてた。」

:「えっ、現地調査もするの?」

学生:「するする。実際に街を歩いて、シャッター街の現状とか住民の声をヒアリングしてね。それをレポートにまとめて、政策提言っぽく仕上げたんだ。」

:「それ、かなり実践的だね。役所の仕事みたい。」

学生:「そう、行政と市民の関係性をリアルに学べたよ。あと、ボランティア系のサークルでホームレス支援にも関わってた。」

休日の過ごし方

:「大学生活って忙しそうだけど、ちゃんと息抜きもしてた?」

学生:「うん、休日はけっこうゆったり過ごしてたよ。カフェで本読んだり、社会派ドキュメンタリー観たり。」

:「やっぱり社会学っぽい趣味(笑)」

学生:「それ言われる(笑)でも好きなことが勉強とつながってるから、自然とそっちに向かうんだよね。あと、映画館や展示会にもよく行ったな。」

:「そういう“文化的な遊び”って、将来の糧になりそうだよね。」

学生:「うん、“感受性”がすごく鍛えられた気がする。」

就職活動の進捗

:「で、就活はどうだった?」

学生:「いや〜最初は焦ったよ。社会学部って専門職が見えにくいから、『自分に向いてる仕事って何だ?』ってずっと考えてた。」

:「それでどう決めたの?」

学生:「最終的に“人と関わる仕事がしたい”って軸を決めて、今は人材系の企業から内定もらった。採用や育成を通じて、組織の“人間関係”を良くする仕事に惹かれたんだ。」

:「まさに“社会”を相手にする仕事だね。」

学生:「そう!社会学部で学んだ“他者視点”が活きてると思う。」

法政大学社会学部の学生について

:「ところで、学部の雰囲気ってどんな感じだった?」

学生:「一言でいうと“多様性”。服装も考え方もバラバラ。自分の価値観を大事にしてる人が多くて、それぞれの“正義”を持ってるっていうか。」

:「いい意味でクセが強いタイプ?」

学生:「そうそう(笑)。でも議論になるとみんな真剣で、自分の意見もちゃんと持ってる。あと、社会問題に関心のある人が多いから、ゼミでもサークルでも話が尽きないんだ。」

:「それ、成長するには最高の環境だね。」

学生:「うん、個性を尊重しつつ切磋琢磨できるって感じだったよ。」

一番の思い出

:「4年間で一番の思い出って何?」

学生:「3年次の夏に行った“ゼミ合宿”かな。フィールドワークで京都に行って、街と観光の関係を調べたんだ。」

:「へえ、学びと旅行を兼ねた感じ?」

学生:「そうそう。昼は調査、夜は銭湯行って語り合い(笑)。社会って現場にあるんだなって肌で感じた合宿だったよ。」

:「学問を超えた時間だったわけだ。」

学生:「うん、あれは一生忘れないと思う。」

受験生の親に向けたメッセージ

学生:「社会学部って、ちょっと曖昧で見えにくいかもしれないけど、“社会を多角的に理解する力”が身につく学部だと思います。どんな進路に進んでも必要な視点だし、今の社会を生き抜く上で絶対に武器になります。だから、ぜひ安心して送り出してあげてください。」

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

参考

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