同志社大学社会学部での学びとは?
社会学部って、どんなことを学ぶの?
親:社会学っていうと、なんとなく「世の中を広く見る学問」って印象だけど、実際には何をやってたの?
子:うん、まさにそれだよ。人間関係、家族、メディア、ジェンダー、都市の構造とか、いろんな「社会のしくみ」について考えるんだ。
親:へぇ、身近なテーマが多いのね。難しくなかった?
子:最初は「答えがない学問」って戸惑ったけど、だんだん“自分の考え”を言語化する力がついてきた。ゼミではSNSと若者の意識について研究したんだ。
親:今っぽいテーマだね。社会を深く見る力がつきそう。
子:うん、身近な疑問を「問い」に変える学問って感じ。
ゼミ・課外活動・日常生活の過ごし方
授業以外ではどんなことしてたの?
親:授業だけじゃなくて、サークルとかバイトとかはしてた?
子:サークルは軽音に入ってたよ。演奏よりも飲み会でゆるっと話すのがメインって感じだったけど(笑)
親:バイトもしてた?
子:うん、河原町のカフェでバイトしてた。観光客も多くていろんな人と話すのが面白かったな。社会学部で学んだ視点が、接客にも活きた気がする。
親:実践と学びがつながってるのって、いいことね。
子:同志社って“やりたい人には自由に任せてくれる”から、自分のペースでいろんなこと試せたよ。
京都・今出川キャンパスの雰囲気
京都って実際どう?名古屋と比べてどう感じた?
親:京都での生活、正直どうだった?最初は不安もあったでしょ。
子:うん、でもすぐ慣れた。名古屋から新幹線で1時間ちょっとだし、実家もすぐ帰れる距離だから、精神的にも楽だったよ。
親:京都って、東京や大阪みたいにゴチャゴチャしてないから、逆に良かったのかもね。
子:ほんとそう。人も街も落ち着いてるし、今出川キャンパスは歴史ある建物も多くて、歩いてるだけで気分が上がる感じ。
親:都会すぎず田舎すぎず、って感じかしら。
子:うん、「名古屋の人間にはちょうどいい」ってよく言ってる(笑)
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就職活動と進路について
社会学部って、就職に不利じゃないの?
親:正直、社会学部って就職どうなの?専門職って感じじゃないし、ちょっと心配してたんだけど…。
子:たしかに“専門職に直結”って感じじゃないけど、逆に言えば“どこにでも行ける”学部だと思う。僕は人材系の会社に決まったよ。
親:おお、面接とかで社会学の話、活かせた?
子:うん。「人の行動や価値観を分析して理解する力」が強みになるって伝えた。社会学って、結局“人を見る学問”だから、面接でも話しやすかったよ。
親:それなら納得。勉強がちゃんと意味あるものになってるのね。
学生の雰囲気と友人関係
同志社社会学部にはどんな学生が多いの?
親:社会学部って、どんなタイプの子が多かった?やっぱり個性的なの?
子:うん、個性は強い(笑)でも、落ち着いてる子が多かったな。あんまりガツガツした雰囲気じゃなくて、自分のペースで過ごしてる感じ。
親:競争より共感、って感じかしら。
子:まさにそんな感じ。あとは、関西圏出身の人が多いけど、みんなオープンで、名古屋から来た自分もすぐ馴染めた。
親:環境って大事よね。無理せず付き合える人たちが多いのは安心。
一番の思い出:京都の街と一人の時間
大学生活で一番心に残ってることは?
親:4年間で一番印象に残ってることって何?
子:3年の夏、一人で京都をぶらぶら歩いてたときのことかな。哲学の道とか、鴨川沿いとか、特に目的もなく歩いてて、「今、すごく満ち足りてるな」って感じた。
親:観光じゃなくて“暮らし”として京都を味わえたのね。
子:うん、名古屋から少しだけ離れて、でも遠すぎず。ちょうどいい距離と空気の中で、自分のこともよく考えられた時間だった。
親:それって、何よりの学びだったかもしれないね。
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受験生とその親御さんへメッセージ
同志社社会学部は、どんな子に向いてる?
親:最後に、これから同志社の社会学部を目指す子やその親御さんに伝えたいことある?
子:「自分のペースで、じっくり考えたい子」にぴったりだと思う。派手さはないけど、ちゃんと学べる環境がある。
親:京都っていう立地も、安心材料になるかもね。
子:うん。名古屋みたいな中規模都市から来る子には特におすすめ。ちょっと離れて、でも“帰れる距離”。それが、ちょうどよかったなって今は思う。
親:地に足のついた成長ができたみたいで、嬉しいよ。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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