【親向け】立命館大学文学部|バイトに明け暮れた4年間。でも、それが私の成長でした

文学部

学びの内容:文学と人間を読み解く、深い世界

「文学部って、どんなことを勉強してたの?」

「私は日本文学専攻で、古典から現代文学まで幅広く学んでたよ。作品を読むだけじゃなくて、背景とか時代性とかを深掘りする感じ。」

「そういうのって、卒業後に役立つの?」

「うん、直接じゃなくても“読む力”とか“考える力”はついたと思う。あとレポート書きまくったから、文章力は鍛えられたなあ。」

「へえ、それって結構大変だったんじゃない?」

「最初はね。でも、だんだん“言葉で表現する”のが面白くなってきた。」


課外活動・ゼミ・資格:ゼミよりもシフト優先の日々

「ゼミはどんなテーマだったの?」

「“女性と文学”っていうテーマのゼミで、フェミニズム文学とかジェンダーの表現を研究してた。」

「おお、それって難しそうだけど…面白かった?」

「めっちゃ面白かった!けど、正直バイトが忙しくて、ゼミの準備がギリギリなときも多かった…。」

「そっか、どれくらい働いてたの?」

「週5とか6かな。カフェ、居酒屋、家庭教師、あと京都の雑貨屋さんも!」


キャンパスと休日の過ごし方:京都にいるけど、観光してない

「衣笠キャンパスってどうだった?」

「すっごく静かで、緑も多くて、文学部にはぴったりの雰囲気やったよ。」

「でも京都って観光地多いのに、あんまり行ってなかったよね?」

「うん、ほぼバイト(笑)。友達に『京都に住んでるのにもったいない』ってよく言われてた。」

「休日はどう過ごしてたの?」

「朝からバイト、終わったら銭湯行って、家帰って爆睡。そんな日が多かったかな(笑)」


就職活動と進路:接客の経験が、自信になった

「就活は順調にいったの?」

「最初は自己分析とか全然わかんなくて、つまづいたけど…バイトの経験をちゃんと話せるようになってから、流れが良くなった!」

「どんな風にアピールしたの?」

「接客の現場で、自分なりにどうお客さんと向き合ってきたかとか。チームの中での立ち回りとか、伝える力とか。」

「へえ、それが評価されたの?」

「うん。最終的に、百貨店の販売職に内定もらったよ!」


学生の雰囲気:落ち着いた子が多い、でも個性も豊か

「文学部の学生って、どんな雰囲気だった?」

「全体的に落ち着いてて、静かに自分の世界を持ってる子が多かったかな。でも話すと、めちゃくちゃ面白い子が多かったよ。」

「あんたみたいにガッツリ働いてる子って多いの?」

「そうでもないかも。文学一筋の子もいたし、逆にフリーランスでライターやってる子もいたし、いろいろ!」

「バイト優先って、後悔してない?」

「してないよ!あの生活があったから、今の私があるって思ってる。」


一番の思い出:バイト先で泣いた夜も、全部思い出

「じゃあ、大学生活で一番の思い出は?」

「やっぱりバイトやなあ(笑)。大学関係ないかもやけど、ミスして怒られて泣いた夜とか、それでも翌朝出勤したときの先輩の優しさとか。」

「まさか一番の思い出がバイトとは(笑)」

「でも、あの経験があったから、忍耐力とか人との関わり方が身についたと思う!」

「“人生はバイトに学べ”やな。」

「名言やん(笑)」


受験生の親へのメッセージ:学び方はひとつじゃない

「これからこの学部を目指す子の親御さんに、何か伝えたいことある?」

「文学部って、将来に直結するイメージが薄いかもしれないけど、自分を見つめる時間にはなると思います。」

「学び以外の部分も、大事だった?」

「めっちゃ大事。私みたいにバイトに打ち込んだり、違う形で成長する子もいる。どんな道でも、大丈夫です。」

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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