【親向け】同志社大学スポーツ健康学部での4年間:学び・バイト・就職までリアルに語る親子の会話

スポーツ健康学部

学びの内容|同志社大学スポーツ健康学部の学びって?

母: スポーツ健康学部って、名前のとおりスポーツばっかりやるの?
子: いや、全然そんなことなくて。解剖学とか運動生理学、あと心理学とかも学ぶよ。スポーツを通して「人間の身体と心」に向き合うって感じ。
母: それは意外。じゃあ、選手になる子だけじゃなく、指導者とか医療・福祉とか、将来いろいろ活かせそうね。
子: そうそう。実技もあるけど、座学が意外としっかりしてて、特に健康科学系に興味ある人には合ってると思う。
母: へぇ、そうなんだ。授業で一番印象に残ってるのは?
子: 「運動処方論」かな。高齢者に向けた運動プログラムを考える授業で、実習もあって楽しかった!

課外活動・ゼミ・資格|ゼミや実習で見えた“現場のリアル”

母: ゼミはどんなことしてたの?
子: 私はスポーツ心理のゼミだったよ。部活のメンタルトレーニングに関わる研究してた。アンケート取ったり、実際の試合を観察したりね。
母: 現場に出ることもあるんだね。実習っていうのは?
子: 3回生でスポーツ現場実習っていうのがあって、地元の高校にお邪魔して部活動のサポートやってた。
母: そういう経験は就活にもつながりそうね。資格も取ったの?
子: スポーツ指導員と健康運動実践指導者の資格は取ったよ。あと、ちょっと頑張ってアスレティックトレーナーの勉強もしたけど、これはさすがに大変だった…。

アルバイト事情|スポーツ系バイトだけじゃない!工夫して稼いだ4年間

母: そういえば、バイトってどんなのやってたの?
子: スポーツ系で言うと、フィットネスクラブのインストラクター補助かな。小さい子に体操教えたり、マシンの使い方を案内したり。
母: やっぱり学部の知識を活かせるバイトが多かった?
子: うん、でも意外と家庭教師もやってたよ。理科と保健体育を中心に。意外と「スポーツの仕組み」に興味ある子って多くて、教えるのも楽しかった。
母: なるほどねぇ。じゃあ、ずっとそういう系で?
子: いや、3年の夏にはイベントスタッフのバイトもしてたよ。体力はあるから重宝された(笑)。いろんな人と働けて、チームワーク力もついたと思う。

就職活動と進路|スポーツ以外にも広がる選択肢

母: それで、就職はどういうところに決まったの?
子: 地域の健康づくりに力を入れてるNPO法人。子どもから高齢者まで、運動を通じて健康を支える活動をしてるところ。
母: ああ、そういう方向に行ったのね。スポーツ指導者とかじゃなくて。
子: うん、スポーツを「競技」じゃなく「健康」に役立てたいって思ったんだよね。就活中もその軸で探してた。
母: 就活は大変だった?
子: ちょっと苦戦したけど、自己分析とかインターンの経験が助けになった。バイトで人に教えることに慣れてたのも大きかったかな。

学生の雰囲気|体育会系だけじゃない、意外と多様な学部

母: スポーツ健康学部って、やっぱり体育会の人が多いの?
子: うん、多いけど、それだけじゃないよ。将来のために資格取りたいって子とか、医療系の進学を目指してる子も結構いた。
母: 真面目な子も多いんだね。
子: そうだね。あと、元々運動音痴だったけど、健康に興味あって入ったって子もいたよ。みんなフレンドリーで、壁はあまり感じなかった。
母: あんたみたいなタイプでも溶け込めたってことね(笑)
子: うん(笑)。むしろ、明るくて協力的な人が多くて、安心感あったかも。

一番の思い出|バイト先で任された「自分の教室」

母: 一番印象に残ってるのって、やっぱり授業?
子: いや、実はバイト先で自分が考えた体操プログラムを子どもたちに教えることになったこと。
母: それはすごい!ちゃんと任せてもらえるって嬉しいよね。
子: うん。緊張したけど、自分のアイデアで子どもたちが楽しそうに動いてくれるのを見て、「この道で頑張りたい」って思えた。
母: 大学の勉強とちゃんとつながってる瞬間だったんだね。
子: そう。勉強とバイト、両方やってたからこそ気づけたことだと思う。

受験生の親へのメッセージ|運動が好きならきっと充実した4年間に

母: 最後に、これから受験する子の親御さんに何か伝えるとしたら?
子: 「運動が好き」って気持ちがあれば、学びも人間関係も自然と充実していくと思います。
母: 体力勝負なところもある?
子: まぁ、多少はね(笑)。でも文系・理系の垣根を越えて学べるし、健康に関する知識は一生モノだからおすすめ。
母: それを聞いて安心したわ。
子: 実技だけじゃないから、「ガチの体育会系じゃないと無理かも…」って心配する必要はないと思う!

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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