本記事は、早稲田大学国際教養学部に在学し、同学部専門の個人塾を2期目として運営しているハルがお届けします。
1人1人の生徒とじっくり向き合う中で、「子どもの進路について、もっと親子で自由に話せたら」という想いを強く持つようになり、保護者向けの記事発信を始めました。
学びの内容｜近畿大学経済学部ではどんなことを学ぶの？
母： 経済学部って、やっぱり数字ばっかりなの？
子： そういう面もあるけど、近大は基礎からちゃんと段階的に教えてくれるから、文系でもついていけたよ。
母： あんた、入学前めちゃくちゃ不安がってたもんね。
子： うん、数学苦手だったし、「授業についていけなかったらどうしよう」って心配ばっかりしてた。でも最初の経済入門がすごくわかりやすくて、それで気持ちが楽になったかな。
母： 経済って、具体的にはどんな内容なの？
子： ミクロ経済やマクロ経済はもちろん、データを分析する統計系、あと環境経済や行動経済学みたいな新しいジャンルもあったよ。
課外活動・ゼミ・資格｜ゼミで得た「ちょっとずつでいい」という自信
母： ゼミはどうだったの？
子： 最初は発言とかすごく緊張してたけど、「わからないことをそのままにしない」って姿勢を評価してくれる先生で、救われた。
母： どんなテーマだったの？
子： 「消費者行動とマーケティング」がテーマで、アンケート調査してデータ分析したんだけど、数値だけじゃなくて「どう解釈するか」を考えるのが面白かった。
母： あんた、もともと人の行動観察とか好きだもんね。
子： うん。地道にコツコツ取り組むのが向いてるって、自分でも気づけた気がする。
アルバイトの話｜「失敗が怖い」からこそ、丁寧に向き合えた経験
母： バイトは何してたの？
子： 最初は不安で始めるのに時間かかったけど、大学の近くのパン屋さんでレジと品出しをしてたよ。
母： 向いてた？
子： 最初のうちは、「お釣り間違えたらどうしよう」って毎回ドキドキだった（笑）。でも慣れてくると、ちゃんと確認すれば大丈夫だってわかってきた。
母： 心配性でも、ちゃんと責任感あるってことね。
子： うん。失敗が怖いからこそ、手を抜かずにやれたと思う。パンの名前全部覚えたとき、ちょっと感動した（笑）
就職活動と進路｜“安心できる会社”を軸に選んだ就職先
母： 就活も、かなり慎重だったよね？
子： めっちゃエントリー数少なかった（笑）でも、「長く働けそう」「人の雰囲気が落ち着いてる」とか、自分が安心できる基準で選んでた。
母： 結局、どんな会社に決まったの？
子： 関西の信用金庫！面接でも「心配性だからこそ、丁寧に対応できます」って正直に話したら、理解してもらえたみたい。
母： 自分の性格をマイナスじゃなくて、プラスに伝えられたのね。
子： 近大でいろんな人と関わって、ちょっとずつ自信がついたおかげかも。
学生の雰囲気｜勢いのある子が多い中で、自分のペースを守れた
母： 経済学部って、どんな子が多かった？
子： 近大全体がそうだけど、明るくて元気な子が多かったかな。TikTokやってる子とか、スピーチ得意な子とか。
母： あんた、そういう雰囲気苦手じゃなかった？
子： 最初は圧倒されそうになったけど、意外と「無理に合わせなくていい」って空気があった。みんな自由で、自分のリズムを尊重してくれたよ。
母： 近大って、そういうところも“多様性”ってやつなのかもね。
子： うん。私は目立つタイプじゃないけど、ちゃんと受け入れてもらえたって思ってる。
一番の思い出｜ひとりで挑戦した学外セミナー参加
母： 大学生活で一番印象に残ってることって何？
子： 他大学主催の経済セミナーにひとりで参加したこと。誰も知ってる人いなくて、本当に勇気いったけど…行ってよかった！
母： それ、あんたにとって大冒険だったわね（笑）
子： うん。でも参加してみたら、「わからないことをその場で聞く」って、意外と怖くないんだって気づけた。小さな成功体験って、大事だなって。
母： 自信の積み重ねって、そういうところから始まるのね。
子： そう思う。自分のこと、ちょっとだけ「大丈夫」って思えるようになったのが、一番の成長かも。
受験生の親へのメッセージ｜「慎重な子でも大丈夫。じっくり育ててくれる場所です」
母： 最後に、近大経済学部を目指す親御さんに伝えたいことある？
子： はい。心配性だった私でも、無理せず学び続けられる環境がありました。わからないことは一つずつ、一緒に乗り越えてくれる先生や仲間がいます。
母： 明るい子じゃなくても、やっていける？
子： もちろんです！近大はにぎやかなイメージもあるけど、ちゃんと“自分のペース”を大切にできる空気があります。
母： あんた、すごく落ち着いた顔になったわね。
子： 自信はまだちょっとずつだけど、「心配しながらでも前に進める」って知れた4年間でした！
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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