【親向け】福島大学人文社会学群のリアル|“人見知りの僕”が少しずつ心を開いていった4年間

学びの内容|福島大学人文社会学群ではどんなことを学ぶの?

福島大学人文社会学群では、「人間発達文化学類」「行政政策学類」「経済経営学類」の3学類があり、教育・文化・政治・経済などの幅広いテーマに取り組めるのが特徴。実践的な学びと地域との連携も重視されている学部です。

父:お前のところ、人文社会学群っていうんだよな?聞き慣れないけど、実際どんな勉強してたんだ?
子:うん、僕は人間発達文化学類だったから、教育学とか心理学、文化人類学とかを学んでたよ。人の成長とか社会との関わりがテーマかな。
父:結構広いな。人見知りでもついていけたのか?
子:最初は正直きつかった。でも授業は少人数が多くて、先生もあったかくて。発言しやすい雰囲気だったから、少しずつ慣れた。
父:安心できる環境だったんだな。
子:うん。人前で話すのは苦手だったけど、「聞く力」も評価されるんだって思えたのが救いだったよ。


ゼミ・課外活動・資格|“静かでも信頼される存在”になれたゼミ経験

父:ゼミはどうだったんだ?ディスカッションとかあるだろ。
子:あったよ。でも僕のゼミは、みんなが急かさずに待ってくれる雰囲気で、ちゃんと話す時間をくれるのがありがたかった。
父:お前、輪に入れたのか?
子:最初は距離あったけど、発表で丁寧にまとめてたら「わかりやすい」って言ってくれる人がいて。そこから少しずつ会話が増えた。
父:そういうのが自信につながるよな。資格は何か取ったのか?
子:学芸員の資格を取ったよ。あと、教育実習も経験した。子どもと1対1で向き合う時間は、人見知りの自分にも合ってたと思う。
父:一歩ずつ進めたのは立派だな。
子:うん、急がないでも、「自分のペースで進んでいい」って思えたのが一番よかったかも。


キャンパスと休日|“静かであたたかい”福島で過ごした日々

父:福島の暮らしはどうだった?
子:想像以上によかったよ。キャンパスは自然が多くて静かで、落ち着いて勉強できる環境だった。
父:騒がしい街じゃない分、お前には合ってたか。
子:うん。休日は図書館行ったり、近くの公園でのんびりしたり。たまに友達と定食屋行って語るのが楽しみだった。
父:人見知りでも、友達はできたのか?
子:できたよ。無理して盛り上げるんじゃなくて、黙ってても一緒にいられるタイプの子たち。気が合ったんだ。
父:そういう関係が一番長く続くんだよな。
子:うん、変に気を遣わずいられる関係が、居心地よかったよ。


就職活動と進路|“自分の強みは話を聞く力”と気づけた就活

父:就職活動はどうだった?人見知りにはハードル高かっただろ?
子:正直、不安しかなかったよ。でも、キャリアセンターで面接練習していく中で、「聞く姿勢が強みになる」って言われてさ。
父:なるほどな。お前らしい武器を見つけたわけか。
子:うん。話すのが得意じゃない分、相手の話をよく聞いて、それに対して丁寧に返す。それが評価されたみたい。
父:どこに決まったんだ?
子:福島県内の教育支援団体。学校と子どもたちの橋渡しをするような仕事。自分の性格にも合ってるなって思った。
父:人前に出すぎず、でも役に立てる。いい選択だな。
子:ありがとう。自分なりの働き方が見つかって、ほっとしてる。


学生の雰囲気|“派手じゃないけど、芯がある人たち”が多かった

父:まわりの学生はどうだった?
子:全体的に落ち着いた子が多かったよ。地元出身の子も多いから、あんまりギラギラしてない。
父:お前みたいな子でも浮かなかったか?
子:全然。むしろ、「派手じゃなくてもいい」って雰囲気があって、すごく居心地がよかった。
父:人見知りでも安心できる空気があるってことか。
子:うん。話すのが得意じゃない子も、ちゃんと仲間として受け入れてくれる。そういう温かさがあったな。
父:福島大学らしさって、そういうところかもな。
子:そう思う。「静かな熱さ」って感じで、目立たなくてもみんな頑張ってるんだよね。


一番の思い出|“ゼミ発表で拍手された日”に感じた達成感

父:大学生活で一番印象に残ってることは?
子:ゼミの最終発表かな。めちゃくちゃ緊張して、原稿もボロボロだったけど…発表終わったあと、自然と拍手が起きて。
父:それは嬉しかっただろうな。
子:うん。「ちゃんと伝わったんだ」って思えて、自分のことを少し認められた気がした。
父:そういう体験って、大人になっても残るぞ。
子:あのときの手の震えとか、拍手の音とか、今でも鮮明に覚えてる。忘れられない思い出だよ。


受験生の親へのメッセージ|“人見知りの子”でも、自分のペースで育てる大学

父:最後に、福島大学を目指す親御さんに伝えたいこと、あるか?
子:はい。もしお子さんが「人前で話すのが苦手」「人見知りで不安」って思っていても、福島大学なら安心して通えると思います。
父:どうしてそう言えるんだ?
子:少人数の授業が多くて、先生も丁寧に接してくれるし、まわりの学生も落ち着いてるから、自分のペースを大事にできる環境なんです。
父:なるほどな。自分の居場所があるって大事だ。
子:はい。“目立たないけど頑張れる場所”って、まさに福島大学のことだと思います!

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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