名古屋大学文学部で学べる内容とは?
親: 文学部って、実際どんな勉強をしてるの?歴史とか哲学とか、広そうだけど。
子: そうだね、うちは人文学系の中でも幅広くて、僕は哲学専攻だけど、隣のゼミは中国文学とか、日本の古典を研究してる子もいるよ。
親: 哲学って、難しそうだけど…どういうテーマを扱うの?
子: 僕は「存在とは何か」みたいな形而上学系のテーマが中心。授業では西洋哲学の流れをずっと追ってて、カントとかヘーゲルとか、原著読んでディスカッションしたり。
親: 原著って日本語訳じゃなくて?
子: 基本は日本語だけど、一部は英語も使うかな。語学力も鍛えられるし、抽象的な思考力がめっちゃ鍛えられる感じ。
親: なるほど、論理的に考える訓練になるのね。
ゼミや課外活動では何をしていた?
親: ゼミってどんな感じなの?活発に議論するの?
子: うん、うちのゼミは10人くらいでこじんまりしてるけど、その分深く掘り下げられる感じ。毎週の発表は結構プレッシャーあるよ(笑)
親: 発表って、自分の考えをまとめるの?
子: そうそう。たとえば「時間とは何か」ってテーマで文献読んで、自分なりの視点を発表する。質疑応答もあって、先生も容赦ない(笑)
親: 厳しいんだ。でも力になりそうね。
子: うん。あと、課外では読書サークルに入ってた。文学部っぽいでしょ(笑)
キャンパスの雰囲気と休日の過ごし方
親: キャンパスはどう?東山のあたりって、緑が多いよね。
子: そうそう。名大はキャンパスが広いし、文学部の建物はちょっと静かで落ち着いた感じ。勉強にはいい環境だよ。
親: お昼は学食?それとも外で?
子: 学食率高いかな。文学部近くの「グリーンベルト食堂」が人気で、そこで友達とよく食べてた。
親: 休日は何してたの?
子: 地元の友達とカフェ行ったり、あとは図書館でゆっくり本読んだり。派手じゃないけど、満足してるよ。
名古屋大学文学部の就職と進路は?
親: 就職はどんな感じ?文学部って進路が幅広いって聞くけど…。
子: うん、結構バラバラだね。民間の営業職とか、出版社狙う子もいるし、僕みたいに公務員とか教育系も多いよ。
親: あなたは教育系だったっけ?
子: うん。最終的に市役所の教育委員会に内定した。教育系のゼミで学んだことが活かせそうだったから。
親: 立派ね。文学部でもしっかり就職できるんだね。
子: うん、学び方次第だと思うよ。プレゼンや論理的な表現は面接でも役立ったし。
学生の雰囲気はどんな感じ?
親: 文学部って、どんな子が多かった?
子: 落ち着いた子が多いかな。どっちかっていうと、ガツガツしたタイプより、思索好きで静かな子が多い。
親: なるほど、派手さはないけど、芯があるタイプね。
子: そう。あと意外と個性的な子も多くて、アニメとか文学オタクとか…語ると止まらない感じ(笑)
親: あまりいないタイプの子は?
子: うーん、営業向きの社交性ゴリゴリ系は少なかったかも(笑)
一番の思い出は何?
親: 大学生活で一番印象に残ってることって何?
子: 哲学ゼミの合宿かな。山奥の研修施設で、朝から晩まで議論三昧だった。
親: へぇ!文学部らしい(笑)それ、楽しかったの?
子: めっちゃ楽しかったよ。夜に焚き火囲んで哲学語るとか、普通ないでしょ(笑)
親: なんか青春だね。そういうの、親としてもうれしいわ。
受験生の親に伝えたいこと
親: 最後に、これから名大文学部を目指す子の親御さんに一言ある?
子: 文学部って実用性ばっかり考えると不安かもしれないけど、「考える力」とか「伝える力」って社会に出ても武器になるよ。
親: なるほど、目先の就職だけじゃなく、長い目で見た学びね。
子: うん。あと名大は自由な校風だから、のびのびと学びたい子にはぴったりだと思う!
親: 地元で落ち着いて学べるのも安心よね。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は最新情報に基づいていますが、詳細は必ず大学公式サイトでご確認ください。
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