【親向け】立教大学現代心理学部のリアル|“心に寄り添いたい”想いを強さに変えた4年間

立教大学現代心理学部ではどんなことを学ぶの?

母:心理学って、どんなふうに学んでいくの?高校の授業とはまた違うでしょ?
子:うん、全然違った。1年生のときは心理学の基礎理論から始まって、脳の働きとか、行動観察の方法まで、すごく幅広くて。
母:理系っぽい内容もあるの?
子:あるよ!統計も必修で、実験データを分析したりするの。心理学って感情の話だけじゃなくて、すごく科学的なんだよ。
母:へえ、想像と違ったわ。大変じゃなかった?
子:最初はびっくりしたけど、「心を扱うには客観性が大事」って分かってから、むしろ面白くなったの。カウンセラーになるには、ちゃんと根拠がないといけないんだなって。

ゼミ・課外活動・資格|“聴く力”を鍛える日々

母:ゼミはどんな内容だったの?
子:「臨床心理学」のゼミに入って、カウンセリングの理論や事例を学んでたよ。ケーススタディを通して、どう対応するかを話し合ったりして。
母:それって、具体的に人の悩みを扱うの?
子:そう。例えば学校での不登校の子や、職場で悩んでる人のケースを、ロールプレイしながら考えたの。
母:難しそうだけど、やりがいもあるわね。
子:うん、すごく学びになった。学外では、児童支援のボランティアにも参加して、実際に子どもの話を“聴く”経験も積んだよ。

池袋キャンパスと学生生活

母:池袋キャンパスって、賑やかで刺激も多そうね。
子:確かに人は多いけど、心理学部の建物はちょっと静かめで、落ち着いた雰囲気だったよ。自習スペースも充実してたし、勉強に集中しやすかった。
母:通学も楽だった?
子:うん、池袋駅から歩いてすぐだから便利だった!でも休日は家で本を読んだり、カフェでノートまとめしたり、自分のペースで過ごすことも多かったかな。
母:勉強熱心だったものね。
子:やっぱり「誰かの話を聴く側」になるには、自分自身と向き合う時間もすごく大事だなって思ってた。

就職活動と進路|“資格の壁”を越えてでも目指したい道

母:就職活動はどうしたの?カウンセラーってすぐにはなれないんでしょ?
子:うん、臨床心理士や公認心理師になるには大学院進学が必要だから、私は大学院に進むことにしたの。
母:すごい覚悟ね。迷いはなかったの?
子:あったけど、実習やボランティアで「この道しかない」って思えたの。だから、バイトしながら勉強もして、なんとか合格できた!
母:立派よ、本当に。
子:ありがとう。心理の世界は遠回りかもしれないけど、その分だけ本気度が試される。私はちゃんと向き合って、時間をかけてでも人の役に立ちたいんだ。

立教大学現代心理学部の学生の雰囲気

母:学部にはどんなタイプの学生が多かった?
子:聞き上手な子が多かったと思う。あと、落ち着いてて観察力がある子が多いかな。感情表現が控えめだけど、内側では熱いみたいな。
母:まさに“聴く人”って感じね。
子:そうそう。話しすぎるより、ちゃんと「聴いてくれる」空気があるから、繊細な子にも合うと思うよ。
母:あなたもそこで安心して学べたのね。
子:うん、無理に自己主張しなくても大丈夫って思えたのは、この学部の空気のおかげかも。

一番の思い出|“聴いてくれてありがとう”が心に残った

母:大学生活で一番印象に残ってることって何?
子:児童支援ボランティアのとき、ある子から「お姉さん、ちゃんと話聞いてくれてありがとう」って言われたこと。あれは今でも忘れられない。
母:その言葉は重みがあるね。
子:うん、たった一言だけど、“聴く”ってすごいことなんだって実感した。私の原点になったと思う。
母:それはきっと一生忘れない経験になるわね。
子:うん。あの一言のために、もっと頑張ろうって思えたんだ。

受験生の親へのメッセージ|“人の心に寄り添いたい子”にぴったりの学び舎

母:最後に、受験生の親御さんに伝えたいことある?
子:「うちの子、感受性が強くて将来が心配」って思ってる親御さんには、立教の心理学部をぜひ知ってほしいです。
母:どうして?
子:感受性が強い子ほど、人の心に寄り添える素質がある。でも、それをちゃんと学問として支える土台がないと潰れてしまうこともあるから。
母:その土台が立教にあるってことね。
子:はい。ここには、心を支える力を“本気で学べる環境”が整ってます。だから大丈夫です。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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