神戸大学経済学部で学べる内容とは?
親: 経済学部って、お金の流れを学ぶって感じなのかしら?
子: うん、ざっくり言うとそうなんやけど、実際は「社会がどう動いてるか」とか、「人がどう意思決定するか」ってことを数字と理論で考える学問やねん。
親: なんか、難しそうやけど大丈夫やった?
子: 最初は数学の授業にちょっと戸惑ったけど、ちゃんと基礎から教えてくれるから安心やったよ。私は行動経済学が面白くて、人がなんで“損したくない”って思うかとか、結構身近なテーマで学べたのが楽しかった。
親: あんた、数字はそこそこ得意やったもんね。
子: そうそう。でも授業は数字だけやなくて、社会問題とかニュースの読み方も学べたから、日常の見え方がちょっとずつ変わっていく感じがしたな。
ゼミや課外活動では何をしていた?
親: ゼミはどんな雰囲気やった?
子: 私は地域経済について扱うゼミに入ってて、観光と地域活性について研究してたよ。ゼミのみんなも優しくて、毎週集まって発表し合う感じやった。
親: あんた、前に「発表は苦手」って言ってたけど、大丈夫やったん?
子: 正直、最初は緊張してた(笑)でも、テーマが観光やから、「このカフェ可愛くない?」とか、私でも話しやすい題材やったのが助かったかな。
親: 課外活動はしてたの?
子: 学祭のカフェ企画に参加したり、友達とごはん会の幹事やったり。目立つリーダー役は苦手やけど、人と楽しく過ごすのは大好きやから、自然に輪の中にいられたよ。
キャンパスの雰囲気と休日の過ごし方
親: 神戸大学のキャンパスって、やっぱり坂がすごいって聞くけど…
子: ほんまにすごい(笑)でも、登ったあとに見える景色がきれいやから、「頑張ってよかった〜」って思える。あと、校舎もレンガっぽくてちょっと可愛いんよ。
親: 休日はどんなふうに過ごしてたの?
子: 三宮とか元町に出て、雑貨屋さん見たり、カフェ巡りしたり。あと、大学の近くのベーカリーでパン買って、芝生でのんびり読書とかも好きやったな〜。
親: 神戸っぽい過ごし方やね(笑)
子: でしょ?ちょっとおしゃれして出かけたくなる町って感じで、居心地よかった。
神戸大学経済学部の就職と進路は?
親: 経済学部って、就職はどんな感じ?
子: 金融とかメーカー、商社、IT…ほんまに幅広いよ。私も最初は迷ってたけど、ゼミで観光業に関心持って、旅行会社の総合職で内定もらった!
親: あんたらしい進路やね。人と関わるのが好きやもん。
子: うん。「人が動くきっかけをつくる仕事」って、経済ともつながってるし、自分らしく働けそうやなって思ったんよ。
親: 大学での学びが、ちゃんと将来につながったのね。
子: うん。ちゃんと考える力がついたから、就活でも自信を持って話せた。
学生の雰囲気はどんな感じ?
親: 経済学部の学生って、どんな雰囲気?
子: 落ち着いてる子が多いかな。男女ともにオシャレで、なんか“ちゃんとしてる”って感じの人が多かった気がする。ガツガツしてるというより、スマートに頑張るって雰囲気。
親: あんたみたいな子でも馴染めた?
子: 全然浮かなかったよ。おしゃれが好きとか、のんびりした空気感を大事にしてる子も多くて、自分らしく過ごせたと思う。
親: それなら安心やね。
子: うん。無理して目立たなくても、「自然体でいること」が認められる雰囲気があった。
一番の思い出は何?
親: 一番の思い出って、やっぱりゼミの発表?
子: いや、それもあるけど…実は、ゼミ旅行で行った淡路島でみんなと夜に砂浜歩いたことかな(笑)すごく静かで星がきれいで、「あ、今って学生生活の真ん中なんやな〜」って思ったのが忘れられへん。
親: それは、いい思い出やね。
子: うん。大学って“勉強”も大事やけど、“誰と過ごすか”もほんまに大きいって感じた。
受験生の親に伝えたいこと
親: 最後に、神戸大学経済学部を目指す子の親御さんに一言ある?
子: 経済学部って、数字ばっかりって思われがちやけど、実は「人の行動を知る学問」やから、文系らしいおもしろさもたくさんあります。おしゃれが好きな子でも、ちゃんと自分らしく学べる環境やと思います!
親: 可愛らしさも、真面目さも、どっちも育ててもらえたのね。
子: うん、神大の経済って、「ちょうどいいバランス」で、自分のペースで成長できる場所やと思ってます!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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