山梨大学生命環境学部で学べる内容とは?
親: 生命環境学部って、名前からはちょっと想像しづらいけど、どんなことを学ぶの?
子: 簡単に言うと、「人と自然の共生」をテーマに、バイオサイエンス・環境・農学・地域創生など、文理を横断して学べる学部だよ。私は生命工学コースで、微生物の研究をしてた!
親: それって理系ってこと?
子: そうだね。実験も多いし、理系寄り。でも、環境政策や地域づくりを学ぶ文系的な分野もあるから、幅広い視点をもてるのがこの学部の面白さ!
親: あんた、自然好きだったもんね。
子: うん。富士山が見えるキャンパスで、環境のことを考えながら研究できるって、すごく贅沢だった!
ゼミや課外活動では何をしていた?
親: ゼミって、どんな研究をしてたの?
子: 私のゼミは「微生物による環境修復」がテーマで、土壌中の菌がどんな働きをするか調べてたんだ。地味だけど、サンプル採取して培養して、観察して…コツコツ積み上げるのが好きだったから、性に合ってた。
親: 実験って、うまくいかないことも多かったんじゃない?
子: もちろん!失敗のほうが多いよ。でも、「なんでうまくいかないんだろう」って考えて試行錯誤するのが面白くて。担当の先生もじっくり向き合ってくれる人だったから、最後までがんばれた!
親: サークルとかは?
子: 農業体験サークルに入ってた!キャンパスの畑で野菜育てて、収穫して学祭で出すっていう活動。自然と触れ合う時間がリフレッシュになったなぁ。
キャンパスの雰囲気と休日の過ごし方
親: 山梨大学って、どんな雰囲気のキャンパスだったの?
子: 甲府キャンパスはゆったりしてて、緑も多くて静か。特に生命環境学部のあるエリアは少し奥にあって、落ち着いた環境で集中できた!
親: 休日はどんなふうに過ごしてたの?
子: 朝は図書館で文献読んで、午後は山や公園を散歩したり、近くの温泉に行ったり。自然が身近にあるから、勉強とリラックスのバランスが取りやすかったよ。
親: なんか、山梨らしい過ごし方やね(笑)
子: うん、自然と共に暮らすってこういうことかも、って思った!
山梨大学生命環境学部の就職と進路は?
親: 就職って、やっぱり理系の研究職が多いの?
子: 研究職に進む人も多いけど、公務員や食品系、環境コンサル、農業支援団体とか、進路は本当に多彩。私は山梨県内の農業試験場に決まったよ。研究を活かして、地域に貢献したくて。
親: 地元志向だったもんね。
子: うん。せっかく山梨で学んだんだから、山梨で役立ちたいなってずっと思ってた。大学の先生も推薦状を書いてくださって、心強かった!
親: 地に足つけた進路って感じがするわ。
子: “派手じゃなくていい、でも確かな貢献がしたい”っていう思いにぴったりの道だと思う!
学生の雰囲気はどんな感じ?
親: 学部の学生って、どんなタイプが多かった?
子: まじめでおだやかな人が多いよ。自然が好きな子も多いし、コツコツやるタイプが多いかな。あと、実験やフィールドワークを通じて仲良くなれるから、学年を超えた交流もあったよ。
親: あんたみたいに“落ち着いた性格”でも大丈夫だった?
子: むしろ、そういう子が多かったから、自分らしくいられたと思う。話しかけやすい人が多くて、人間関係で悩むことはなかったな。
一番の思い出は何?
親: 大学生活で一番印象に残ってることって何?
子: 卒業研究の発表会かな。自分でデータを集めて、分析して、最後にプレゼンしたとき、ゼミの先生に「君の積み重ねがちゃんと伝わったよ」って言われて泣きそうになった(笑)
親: がんばってきたもんねぇ…。
子: うん。あの言葉だけで、4年間全部報われた気がした!
受験生の親に伝えたいこと
親: 最後に、山梨大学生命環境学部を目指す子の親御さんに伝えたいことは?
子: 自然が好きで、地道に取り組むことが得意な子にはすごく向いてる学部です。先生との距離も近く、安心して学べる環境なので、研究や地域貢献に興味がある子にはぴったりだと思います!
親: 落ち着いた環境で、“自分らしく”学べるって素敵ね。
子: ほんとに。私はここで、自分のペースで育ててもらえたなって思ってます!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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