酪農学園大学 循環農学類で学べる内容とは?
親: 循環農学類って名前は聞いたことあるけど、具体的には何を学ぶの?
子: 一言で言うと、“持続可能な農業と環境”についてだよ。土づくり、堆肥、エネルギー循環、地域資源の活用など、農業を中心にして自然と社会のつながりを考える学びなんだ。
親: 環境問題にもつながってるの?
子: うん、まさに!地球温暖化とか食料問題にどう向き合うか、っていうテーマがベースにあるから、農業の枠を超えて“未来の暮らし”を考える視点が身につくよ。
親: どんな授業があったの?
子: 「有機農業論」「循環資源管理」「畜産と地域社会」とか。実習が多くて、自分の手で野菜を育てたり、堆肥の温度変化を毎日記録したりもしたよ!
ゼミや課外活動では何をしていた?
親: ゼミではどんなことをやってたの?
子: 私のゼミは「地域と農の循環」がテーマで、北海道の農村地域を訪ねて、休耕地活用のプロジェクトを地元の人と一緒に企画してたよ。実際に村のおじいちゃん・おばあちゃんと畑を耕したりもしてた!
親: 本当に“実地”の学びなんやね。
子: うん、頭で考えるだけじゃなくて、汗かきながら自然と向き合う感覚が鍛えられる。
親: サークル活動もやってた?
子: やってたよ!「農業と食の体験サークル」に入って、味噌づくりイベントや、大学の畑で収穫した野菜を地域に販売する活動もしてた。仲間と作って売って食べて、全部つながってた!
酪農学園大学キャンパスの様子と休日の過ごし方
親: キャンパスの雰囲気ってどんな感じだった?
子: 自然が豊かで、牛の鳴き声が聞こえるキャンパス(笑)建物も木造のあたたかい雰囲気があって、のんびりだけど活気があるよ。循環農学類は特に、学年を超えて交流がある!
親: 休日はどう過ごしてた?
子: 朝は畑、昼は友達と農業体験イベント、夜は近所の温泉に行ってまったり、っていう日も多かったなあ。都市の学生とは全然違う休日かも(笑)
酪農学園大学 循環農学類の就職と進路は?
親: 卒業後はみんな農業関係に就職するの?
子: 農業法人に行く人も多いけど、それだけじゃない!食品メーカーの生産管理、自治体の農業振興担当、環境NPOやJA職員になる人も多いよ。私は北海道の農協に就職して、地域農業を支える仕事をする予定!
親: 地域とつながりながら働けるっていいね。
子: うん、循環農学類で学んだ「持続可能性」と「現場感覚」は、どこでも武器になると思う。
親: 就活のサポートはどうだった?
子: 先生たちが“農系就職”に強くて、面接練習や企業紹介もすごく手厚かった!農業系って情報が少ないから、サポートがあるのは本当にありがたかったな。
学生の雰囲気はどんな感じ?
親: 循環農学類の学生って、どんなタイプが多い?
子: 土や動物が好きな子が多くて、根がまじめでコツコツ型。あと、自然体で付き合える子ばっかり!SNSよりも畑とか山が好き、みたいな(笑)
親: のびのびしてそうやね。
子: うん、「人と比べない」空気があって、自分のペースで成長できる環境だったよ!
一番の思い出は何?
親: 大学生活で一番印象に残ってることは?
子: 自分たちの畑で育てた野菜を使って、学園祭で「循環カフェ」っていうブースを出したこと!お客さんが「おいしい!」って言ってくれて、農の力ってすごいなって感動した!
親: 学びがそのままカタチになるのは嬉しいよね。
子: うん、「食べることをつくる」って実感できる瞬間がいっぱいあった!
受験生の親に伝えたいこと
親: 最後に、酪農学園大学 循環農学類を目指す子の親御さんに伝えたいことは?
子: この学類は、“農業=生き方”として学べる場所です。自然と共に生きる感覚を持ちながら、地域・環境・経済をつなげて考えられる子に育ちます。のびのび学びたい子には、本当におすすめです!
親: ゆるやかだけど、芯のある学びって感じやね。
子: うん、ここでの時間は、未来に向けた“暮らしの根っこ”を育ててくれました!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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