酪農学園大学 獣医保健看護学類で学べる内容とは?
親: 獣医保健看護学類って、動物看護師の勉強をするところなの?
子: うん、動物看護師になるための専門的な知識や技術を学ぶ学類だよ。でもそれだけじゃなくて、公衆衛生や感染症対策、ペットと人の共生、動物福祉など、幅広い視点から“動物と人の健康”を考える学びができるのが酪農学園の特徴なんだ。
親: ペットだけじゃなく、社会との関わりまで学ぶのね。
子: そうそう!私は「災害時の動物避難と健康管理」について研究してたよ。人の避難所と動物の避難所をどう連携させるかとか、意外と社会的なテーマが多いのも面白いところ!
親: どんな授業があるの?
子: 「動物内科学」「外科看護学」「臨床栄養学」「行動学」などの専門科目に加えて、実習もたっぷりあるよ。動物病院での実務実習や、牛・馬・小動物を対象とした看護技術の訓練など、本当に“体で覚える”授業が多かった!
実習や課外活動では何をしていた?
親: 実習ってやっぱり大変?
子: 体力的には正直きつい時もあるけど、現場に出るとやっぱり楽しい!私は附属の動物医療センターで、手術の準備や術後管理、入院中の動物のケアを担当してたよ。動物の様子を読み取る力や、飼い主さんとのコミュニケーションの大切さをすごく実感した!
親: サークルや課外活動は?
子: 「アニマルセラピーサークル」に入って、介護施設や保育園にセラピードッグと一緒に訪問してたよ。犬が近づくだけで笑顔になる人がいて、“動物の力”って本当にすごいなって思った!
親: 動物と人、両方をケアできるってすてきね。
子: そう!ただの「看護技術」じゃなくて、「命に寄り添う」ことを学べたと思う。
酪農学園大学キャンパスの様子と休日の過ごし方
親: キャンパスの雰囲気ってどうだった?
子: 自然が豊かで、動物もたくさんいて癒やされるよ。校舎も木目調であたたかくて、気持ちが落ち着く環境!実習の合間に、仲間と牧場でのんびりお弁当を食べる時間がリフレッシュだったな〜。
親: 休日はどうしてた?
子: 動物病院のアルバイトと国家試験の勉強が中心だったけど、たまには札幌まで出てカフェ巡りしたり、農場体験イベントに参加したり。リズムのある生活だったよ!
酪農学園大学 獣医保健看護学類の就職と進路は?
親: 卒業後はみんな動物病院に就職するの?
子: 多いのは確かだけど、それだけじゃないよ!公務員(動物愛護センター職員)、ペット保険会社、動物関連企業、大学や研究機関、福祉施設など進路は多様。私は道内の動物病院に動物看護師として就職して、認定看護師の資格取得を目指してる!
親: 国家資格もあるんでしょ?
子: そう、2023年から「愛玩動物看護師」が国家資格になって、受験資格がこの学類で得られるんだ。受験対策講座や模擬試験も用意されていて、サポートは万全だったよ!
親: 資格と就職がつながってるのは安心ね。
子: うん、“専門職”としての自覚を持って学べたから、現場に出ても自信がある!
学生の雰囲気はどんな感じ?
親: 獣医保健看護学類の学生って、どんなタイプが多いの?
子: 動物への愛情が深くて、気配りができる子が多かった!あとは人と話すのが好きな子も多い。動物だけじゃなく“飼い主さんに寄り添う”ことを大切にしてるから、コミュニケーション力が育つ学類だと思う。
親: 優しくて芯がある感じ?
子: そうそう、気遣いと責任感のバランスが取れてる子が多かったな。いい意味で“縁の下の力持ち”ってタイプが多かったかも!
一番の思い出は何?
親: 大学生活で一番印象に残ってることは?
子: 実習先の動物病院で、がん治療中の猫の看護を担当したこと。ご家族が「この子が最後まで穏やかに過ごせたのはあなたのおかげです」って言ってくださって…涙が止まらなかった。
親: 命と向き合うって、ほんとに尊い仕事やね。
子: うん、“ありがとう”の重みを感じた瞬間だった。これからも、その気持ちを忘れずに働きたいな。
受験生の親に伝えたいこと
親: 最後に、酪農学園大学 獣医保健看護学類を目指す子の親御さんに伝えたいことは?
子: この学類は、ただの「動物好き」だけでは乗り越えられないけれど、“命を支える責任”をしっかり学べる場所です。国家資格の取得や就職サポートも万全で、専門職としての土台を築けるので、安心して送り出してもらえたらと思います!
親: 優しさを“力”に変えられる学びなんやね。
子: うん、動物と人の両方に寄り添う、あたたかい看護のプロを目指せる学類だよ!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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