宮城学院女子大学 学芸学部で学べる内容とは?
親: 学芸学部って、具体的にどんなことを学ぶ学部なの?
子: 一言でいうと、「人間・文化・社会に関する幅広い学び」ができる学部だよ。学芸学部には、日本文学、英文学、心理行動科学、人間文化、情報、生活文化といった多様な領域があって、自分の興味に応じてかなり自由に学びの道を選べるの。
親: 文系の総合的な学部って感じ?
子: まさにそう!私は人間文化学科に所属して、ジェンダー論や社会学、文化人類学などを中心に学んでたんだけど、友達には英語教育や心理学、食文化に興味がある子もいたよ。学際的な学びができるから、視野がすごく広がるんだ。
ゼミ・研究・課外活動のリアル
親: ゼミではどんなことをしてたの?
子: 私のゼミでは「女性の生き方と社会変化」をテーマに、歴史や現代社会の中で女性がどんな役割を果たしてきたかを調べてた。インタビュー調査を通じて現代の声を集めたり、グループでプレゼンをしたり。先生もとても親身で、少人数制ならではの密な学びができたよ。
親: サークル活動とかもしてた?
子: うん、図書館サークルに入ってて、絵本の読み聞かせイベントを企画したりしてたよ。文化系の活動が活発で、落ち着いた雰囲気の中で自分の「好き」を深められるのも学芸学部の魅力のひとつだと思うな。
宮城学院女子大学キャンパスの雰囲気と学生生活
親: 宮城学院女子大学って、どんな雰囲気のキャンパスなの?
子: 緑が多くて、静かで、穏やかな時間が流れるキャンパスだよ。女子大ならではの落ち着きがあって、自分のペースで学びに集中できる環境。友達同士もすごく優しくて、競争というより“支え合い”って感じだったな。
親: 学芸学部の学生って、どんな子が多かった?
子: 読書好き、映画好き、手紙を書くのが好き…みたいに、落ち着いた趣味を持った子が多い印象。あとは、自分の意見をしっかり持っていて、それを言葉にして伝えようとする子も多かった。知的で柔らかい雰囲気の子が多いかな。
親: 日々の過ごし方はどうだったの?
子: 授業と授業の合間に図書館で読書をしたり、カフェでゆっくり課題に取り組んだり。仙台の街も近いから、放課後に友達と美術館に行ったり、静かなカフェで語り合ったりする時間も多かったよ。毎日が学びと穏やかさに包まれてた感じ。
宮城学院女子大学 学芸学部の就職と進路は?
親: 文系って就職が心配なんだけど、どうだった?
子: 私も最初は不安だったけど、キャリアセンターがとても手厚くて、ESの添削や面接対策、インターン紹介まで、すごく親身にサポートしてくれたよ。文学部系でも、企画・事務・販売・教育・福祉・公務員など、進路は本当に多彩!
親: 実際にはどんなところに就職してるの?
子: 地元の行政機関、教育機関、出版社、企業の総合職などに就職している人が多かったな。私は仙台市内の文化施設で広報の仕事をする予定で、学生時代に企画した読み聞かせイベントの経験がアピールポイントになったよ。
一番の思い出は?
親: 学芸学部での一番の思い出ってなに?
子: やっぱり卒業研究かな。自分が1年間かけて考えたテーマを、先生や仲間たちと一緒に深めていく過程が本当に濃密で、「ああ、私は“考えること”が好きなんだ」って改めて気づけた。完成した論文を印刷して手にしたときは、すごく誇らしかったよ。
受験生の親に伝えたいこと
親: 最後に、宮城学院女子大学 学芸学部を目指す子の親御さんに伝えたいことは?
子: 「自分らしく学びたい」「考えること、伝えることが好き」っていう子には、本当にぴったりの学部です。文学や文化を通じて、人間の本質を見つめる時間がきっと将来の糧になります。先生方も温かく、安心して過ごせる環境なので、ぜひ応援してあげてください!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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