宮城大学 食産業学群で学べる内容とは?
親: 食産業学群って、農学部とか栄養学科とはちょっと違うの?
子: うん、ちょっと違う!ここは「食」を中心に、農業・加工・流通・経済・消費者のことまで、全部つながった“食のしくみ”全体を学べる学群なんだよ。
親: へぇ、広い視点で食をとらえるってことね。
子: そうそう。例えば、農場での栽培実習だけじゃなくて、食品の加工法、パッケージデザイン、流通の仕組み、市場調査、フードビジネスの企画まで全部つながってるんだ。将来的には6次産業化を目指す人にもぴったり!
親: なんだか、大学で“総合的な食のプロ”を育てるって感じなのね。
子: まさにそんな感じ!「生産」も「ビジネス」も「消費者の気持ち」も、全部ひっくるめて考えるから、将来の選択肢も広がるよ。
実習・ゼミ・フィールドワークのリアル
親: 実際の授業はどんな感じなの?座学ばっかり?
子: 全然!現地実習とか、学内農場での作業、グループワークがめちゃくちゃ多いよ。1年生のときから畑に出たり、加工実習したり、現場で学べるのがうれしかったな。
親: 畑に出るって、体力もいるんじゃない?
子: 最初は大変だったけど、だんだん土や野菜にも愛着が湧いてきて。私は「農業と観光をつなぐ」ゼミに入って、地元の直売所や道の駅で販促イベントもやったよ。
親: それ、けっこう実践的ね!
子: うん、商品開発・試食会・アンケート分析までやったから、マーケティングも学べたし、「食の価値をどう伝えるか」をすごく考えるようになったよ。
宮城大学キャンパスの様子と学生のカラー
親: キャンパスってどんな雰囲気だった?
子: 川内キャンパスは自然がいっぱいで、のんびりした空気。でも中身はアクティブな人が多くて、特に食産業学群は「食が好きで、真面目な子」が多い印象!
親: どんな子が多かった?自分と似てる子ばかり?
子: いや、それが意外と多様で、料理好きな子、農業出身の子、ビジネスに興味がある子…それぞれが違う方向から「食」に関わろうとしてるのが面白かったな。
親: 休日や空き時間はどうしてたの?
子: 図書館で調べものしたり、学内農場に行ったり。私は学外で「農家民泊体験」のアルバイトもしてて、農家さんの生活を間近で学んでた。実習とつながってるからやりがいも大きかったよ!
宮城大学 食産業学群の就職と進路は?
親: 食産業学群って、卒業後はどんな仕事に就くの?
子: 食品メーカー、農業法人、流通・商社、観光業、地方自治体、JA、教育機関など幅広いよ!あと、地元に戻って農業を継いだり、6次産業化に取り組む人もいる。
親: 経営とかも関わるの?
子: うん、むしろ「現場と経営をつなぐ人材」を育てるっていうのがコンセプト。私は宮城県内の食品系企業に広報として内定したよ。実習やゼミでの提案活動が評価されたんだ。
親: キャリア支援はしっかりしてる?
子: すごく丁寧だよ!模擬面接、履歴書チェック、業界別のセミナーもあるし、先生方も面倒見がいいから、相談しやすい空気だった。
食産業学群の学生の雰囲気って?
親: どんな学生が多い学群だった?
子: 食べることに愛がある子が多かったかな(笑)。でも単に「食が好き」じゃなくて、「食の課題をどう解決するか」を真面目に考えてる子が多い印象だった。
親: たしかに、食べ物って身近だけど深いテーマだもんね。
子: そうそう。あと、自分の地元の農産物に誇りを持ってたり、地元で何かしたいっていう思いを持った子もけっこういたよ。地域密着型で実践力のある学群だと思う!
一番の思い出は?
親: 大学生活で、一番印象に残ってることは?
子: 地元の農産物を使って、高校生向けのスイーツ開発をしたプロジェクトかな。高校生と一緒に考えて、最後は商店街で販売イベントまでやったんだ!
親: わあ、それはすごい経験ね。
子: 実際にお客さんが「美味しい!」って言ってくれて、「自分の学びが誰かの笑顔につながった」って実感できたのが嬉しかったな。
受験生の親に伝えたいこと
親: 最後に、これからこの学群を目指す子どもの親御さんに伝えたいことってある?本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
子: 「食べることが好き」「食の現場で働きたい」っていう思いがある子には、すごく良い学びができる場所です!幅広い分野に触れながら、自分の進みたい方向を見つけられるし、実習やフィールドワークが多いから“体感して学ぶ”ことができる。先生もフレンドリーで、安心して挑戦できる環境ですよ!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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