【親向け】東北福祉大学 教育学部の学び・雰囲気・就職をやさしく紹介!


東北福祉大学 教育学部で学べる内容とは?

親: 教育学部って、小学校の先生になるための学部ってことで合ってる?

子: 合ってるよ。でも小学校だけじゃなくて、特別支援教育や保育、福祉との連携も視野に入れた教育を学べるのが特徴だと思う。教育と福祉を結びつけて考える視点があるから、子どもへの支援が深いんだ。

親: ただ教えるだけじゃなくて、「支える」ことも学ぶってことね。

子: そう。たとえば家庭環境が複雑な子や、学習障害のある子にどう関わるかってことまで扱う。子どもの個性をどう活かして育てていくか、って考えるんだよ。

親: 福祉大の教育って、あたたかい印象があるわ。

子: その通り。机上の理論だけじゃなく、現場に根ざした“リアルな教育”を学べるのが、この学部の良さだと思う。


教育実習・ゼミ・模擬授業のリアル

親: 実際の授業ではどんなことをしてるの?

子: 教育心理、発達、教科の指導法に加えて、模擬授業や実践演習が多いよ。実習も1年から見学実習があって、3・4年では本格的な小学校や特別支援学校での教育実習がある。

親: ちゃんと現場経験を積めるのね。

子: うん。僕は特別支援学校に行ったけど、一人ひとりと丁寧に向き合う大切さを学んだよ。ゼミでは“発達障害と合理的配慮”をテーマに研究して、実習にもつながる学びができた。

親: 子どもへの理解が深くなる学びって、大事よね。

子: ほんとそう。単に教科を教えるんじゃなく、「この子にどうアプローチすれば届くか」を考える力がつく。そういう力は、どんな教育現場でも必要になる。


東北福祉大学キャンパスと学生の雰囲気

親: 教育学部の学生って、どんな雰囲気だった?

子: 優しくてまじめな子が多いよ。あとは「子どもが好き」っていうのは全員に共通してる。みんなそれぞれの“理想の先生像”を持ってて、授業や実習にもすごく真剣。

親: あなたも昔から、弟や妹の面倒よく見てたもんね。

子: あの頃の延長線上に今があるかも(笑)。あと、教育学部は仲が良くて、模擬授業の練習を一緒にしたり、採用試験の勉強会を開いたり、協力しあう空気があるよ。

親: キャンパスの雰囲気はどう?

子: 国見キャンパスは落ち着いた雰囲気で、図書館や模擬授業用の教室も使いやすい。仙台市中心部にも出やすいから、教育実習先やボランティア先にも通いやすかったよ。


東北福祉大学 教育学部の就職と進路は?

親: やっぱり卒業後は教員になる人が多いの?

子: 多いよ!小学校教諭がメインだけど、特別支援学校の先生になる人、保育園や放課後デイで働く人もいる。あと、教育系NPOや福祉施設で“子ども支援”に関わる人も増えてる。

親: 教員採用試験って、やっぱり大変?

子: 簡単ではないけど、大学のサポートがしっかりしてるから安心。筆記試験対策、面接練習、模擬授業のチェック、ゼミでのサポートまで、一体感を持って取り組める環境だよ。

親: あなたはどんな進路に?

子: 地元の小学校教員に内定したよ。面接では、大学時代に特別支援学校で実習した経験や、ボランティアの話を中心に伝えたら、「子どもに寄り添える力があるね」って評価されたのが嬉しかった!


一番の思い出は?

親: 大学生活のなかで一番心に残ってることってなに?

子: やっぱり4年生の教育実習だな。最初は授業もうまくいかなくて落ち込んだけど、ある子が「先生の授業、またやりたい」って言ってくれて、その言葉に救われた。

親: その一言、ずっと支えになるわね。

子: うん。あの瞬間があったから、これからどんな困難があっても、「子どもの前に立つ意味」を忘れずにいられると思う。


受験生の親に伝えたいこと

親: 最後に、この学部を目指す子の親御さんに伝えたいことはある?

子: 教育学部って、ただ“先生になるための場所”じゃなくて、「子どもとともに成長する力」を育ててくれる場所です。東北福祉大学は教育と福祉の両方を学べるから、支援的な視点も自然と身につきます。子どもに寄り添いたい気持ちを大切にしたいなら、ここは本当におすすめですよ!

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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