東北学院大学 経営学部で学べる内容とは?
親: 経営学部って、なんとなく“ビジネス”を学ぶってイメージがあるけど、具体的にはどんなことをするの?
子: 一言でいうと、「組織やビジネスをどう動かすか」を考える学問だよ。企業経営、マーケティング、人材マネジメント、会計、ファイナンス、起業…学ぶ内容はけっこう多岐にわたるよ。
親: 経済学部とはどう違うの?
子: 経済学部が「社会全体のお金の流れや仕組み」を分析するのに対して、経営学部は「企業や組織の中で実際にどう動くか」に焦点を当ててる感じ。どっちも数字は使うけど、経営のほうが現場感があるよ。
親: なるほど、理論より“実践寄り”なんだね。
子: うん。たとえば僕はマーケティングに興味があって、実際に商品のプロモーション企画を立てたり、地域企業とコラボして販売戦略を練ったりしてた。理論を学んだら、すぐにそれを形にできるのが楽しかった!
プロジェクト・ゼミ・学外活動のリアル
親: 授業やゼミでは、どんなことをやってたの?
子: ゼミは3年から本格的に始まるんだけど、僕のゼミでは「地域中小企業の経営支援」がテーマで、実際に地元企業にヒアリングして、経営課題を聞いて、それに対する提案をレポートにまとめてプレゼンしたよ。
親: それ、もう社会人みたいね。
子: まさに“学びを社会に持っていく”って感じで、すごくやりがいあった。企業の社長さんと直接やりとりしたり、他大学と合同で発表会をしたり、机上の学びだけじゃないから刺激的だったな。
親: 他にも課外活動とかしてた?
子: イベント運営系の学生団体にも入ってて、学内外のフェスとかマルシェの企画を手伝ってた。経営って「人を動かすこと」も大事だから、現場でどう回すかっていう経験がすごく勉強になったよ。
親: 行動力が育つ学部って感じがするわね。
子: そうだね。「考えて、動いて、振り返る」の繰り返しだから、自然とPDCAが身につくんだ。やればやるほど、自分の成長を感じられる場所だよ。
東北学院大学キャンパスと経営学部の学生のカラー
親: 経営学部の学生って、どんな雰囲気の子が多かった?
子: 積極的でフットワーク軽い子が多かった印象!ゼミや課外活動、インターンにもどんどん参加するタイプが多くて、「なんでもやってみよう」って空気があった。
親: 就職を見据えて動いてる感じね。
子: そうそう。でもガツガツしてるっていうより、“自分のやりたいことに素直”って感じ。みんな自分の興味に沿って、実践の場を見つけてるから、それぞれに芯があるんだよね。
親: キャンパスの雰囲気はどうだった?
子: 五橋キャンパスは都市型だけど、落ち着いてて、図書館も静かだし、勉強に集中しやすい環境だったよ。仙台駅も近いから、企業訪問やインターンにも通いやすいのも魅力!
親: 学びと実践を行き来しやすい立地なのね。
子: うん、まさに“社会とつながる学び”を支える立地だと思う。
東北学院大学 経営学部の就職と進路は?
親: 経営学部って、就職はどんなところに行くの?
子: 金融、メーカー、商社、流通、小売、IT、広告、ベンチャー…かなり幅広いよ!企業のなかでも「企画職」や「営業職」「人事」「マーケティング」に進む人が多い印象。
親: 幅がある分、迷うことも多いんじゃない?
子: たしかに。でも、ゼミやインターンで「自分に合う働き方」や「興味のある業界」が自然と見えてくるよ。僕は地元の広告系企業にマーケ職で内定したんだけど、大学での企画発表の経験が大きかったって言ってもらえた!
親: 大学での学びが就活に直結してたのね。
子: うん。キャリアセンターのサポートも充実してて、エントリーシートの添削、面接練習、業界研究のセミナーもあるし、困ったときにすぐ相談できるのがありがたかった。
一番の思い出は?
親: 大学生活の中で、一番印象に残ってることって何?
子: 4年生のときに参加した「学生起業アイデアコンテスト」かな!チームで地元の農産品を活用したスイーツブランドの企画を立てて、ビジネスモデルやマーケ戦略まで練って、最終プレゼンに出たんだ。
親: それ、すごく実践的ね。結果はどうだったの?
子: 入賞は逃したけど、審査員の方から「すぐに商品化できそう」って言ってもらえて、自信がついた!仲間と議論を重ねて、一つの形にする過程が最高に楽しかった。
親: 経営って、人を巻き込んで何かを作る力でもあるのね。
子: ほんとそれ。数字だけじゃなくて、“想いを動かす力”も学んだって思う。
受験生の親に伝えたいこと
親: 最後に、この学部を目指す子の親御さんに伝えたいことってある?
子: 経営学部って、ただ「ビジネスを学ぶ」だけじゃなくて、「自分が何をしたいか」を探せる場所でもあるんです。理論と実践を行き来しながら、企画力・分析力・発信力を磨けるし、先生も親身になって支えてくれます。社会に出る前に、たくさん“試せる”環境があるので、きっと自信を持って進路を選べるようになりますよ!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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