【東京】子どもが合格したら近所に自慢できる大学・学部ランキングTOP10

はじめに|「自慢できる大学・学部」って、どこ?

「うちの子、○○大学の○○学部に受かったんです」と話したとき、つい相手が「えっ、すごい!」と驚いてしまう、そんな“誇らしい”大学・学部ってありませんか?

この記事では、東京圏で親が「ちょっと自慢できる」と思ってしまう大学・学部を、知名度、難易度、将来性、ブランド力の4軸で徹底分析。親の本音を反映させたランキング形式でお届けします。


東京で自慢できる大学・学部ランキングTOP10


第1位:東京大学

「東大」という響きだけで、ご近所はもちろん親戚中から賞賛の声が上がるほどの圧倒的ブランド。とくに文科三類は文系進学者の登竜門として、最も東大らしい入試難易度と進路の幅広さを誇ります。

親としては、将来的に官僚・研究者・上場企業幹部など、あらゆる進路の可能性が開かれている点で安心感も抜群。「子どもが東大に通っている」と言えることは、一生の誇りになるケースも。

  • 偏差値:72前後(全国トップレベル)
  • 進路:法・経・文学部など多様な進学が可能
  • 就職先:国家総合職、外資系コンサル、新聞社、大手商社など

第2位:一橋大学 商学部

“経済・ビジネス界の東大”とも称される一橋大学。その中でも商学部は、国内屈指の難易度を誇る文系実学の名門です。中小企業診断士や公認会計士など実務系資格にも強く、就職も万全。

地味だけれど本当にすごい、というポジションは「知る人ぞ知る優等生」。親からすると「うちは地味だけど、筋が通ってる子なんですよ」と胸を張って言える、いぶし銀の自慢ポイントです。

  • 偏差値:70前後
  • 特徴:少人数教育・ゼミ重視
  • 主な就職先:三菱商事、三井住友銀行、PwC、外務省など

第3位:慶應義塾大学 法学部(法律学科)

「慶應の法学部」と聞けば、誰もが“華やかで優秀”というイメージを抱く鉄板ブランド。政界・財界・マスコミに強いネットワークがあり、進学した瞬間に“勝ち組街道”を歩み始めたと見なされがち。

親世代には「三田会」という強力な卒業生ネットワークも広く知られており、「一生の財産になる人脈ができる」と安心して送り出せる学部です。法曹志望でなくとも、総合商社・広告代理店・テレビ局などあらゆる進路に強いのも魅力。

  • 偏差値:70前後
  • 特徴:政治との接点、マスコミ就職率の高さ
  • 主な進路:電通、NHK、国会議員秘書、外務省、法科大学院進学など

第4位:東京工業大学 情報理工学院

東工大の中でも、特に現代的で人気が高まっているのが「情報理工学院」。AI・機械学習・データサイエンスなど、今後の社会でますます需要が高まる領域に強みを持っています。

理系親からは「手に職がある」「未来がある」と評価され、周囲からも「お子さん、情報系?じゃあ、今後は引く手あまたですね」と言われること間違いなし。女子学生が少ない分、女性が進学した場合のインパクトはさらに大。

  • 偏差値:70前後
  • 特徴:AI・ICTの最先端研究に携われる
  • 進路:Google、NTTデータ、富士通、大学院進学など

第5位:早稲田大学 政治経済学部(政治学科・経済学科)

「早稲田の政経に入った」と言えば、ほとんどの人が一目置く存在。早稲田大学の中でも最難関で、入学者の多くは開成・桜蔭・渋幕など超進学校出身。親世代にとっては「本当に優秀な子が行く早稲田」の象徴です。

旧帝大レベルの偏差値に加え、グローバル企業への就職力、国際教養教育など、現代的な魅力も兼ね備えています。

  • 偏差値:70
  • 授業:英語重視・国際系教育が豊富
  • 進路:国家公務員、三井物産、博報堂、アナウンサーなど

第6位:東京外国語大学 言語文化学部

「えっ、外大?!」と親戚が二度聞きするレア学部。全国から外国語マニアが集まるこの学部は、科目の特殊性と語学力の高さで差別化されており、合格自体が非常に難しいことで知られています。

「トルコ語専攻です」「ウズベク語やってます」などと言われた日には、ご近所の話題独占。外交官や国連職員志望など、スケールの大きな夢に向かう学生も多く、誇らしさは格別です。

  • 偏差値:65〜68(専攻により異なる)
  • 特徴:授業の大半が少人数語学演習
  • 進路:外務省、JICA、ANA、翻訳通訳者など

第7位:上智大学 国際教養学部

オールイングリッシュで授業が展開され、外国人教授・留学生とともに学ぶインターナショナルな環境。偏差値以上に“グローバル度”が高く、「英語で大学4年間過ごすんですか!?」と驚かれるパターン多数。

親からすれば、「うちの子、英語で授業を受けていて、外国人の友達ばかりなんです」と話せることが、自慢話というより感心話として周囲に刺さります。帰国子女や海外志向の家庭に人気。

  • 偏差値:測定不能
  • 授業:すべて英語(TOEFL iBTなどが入試で必要)
  • 進路:外資系企業、国際機関、英語教員、大学院進学など

第8位:東京藝術大学 美術学部

芸術界の“東大”と呼ばれる東京藝大は、一般の人が想像する以上に狭き門。とくに美術学部は、合格者の数が少なく、数年単位で準備が必要な「プロの卵」しか合格できないと言われます。

親としては、努力・才能・情熱のすべてが認められた証であり、「藝大合格」は親戚一同が賞賛する一大ニュース。合格後も周囲から「どんな作品作ってるの?」と関心が寄せられる学部です。

  • 偏差値:試験内容が特殊(実技8割+学科)
  • 特徴:少人数制、教授陣が第一線の作家・作曲家
  • 進路:画家、デザイナー、アニメーター、大学教員など

第9位:筑波大学 情報学群

「実はすごい」と理系親から高評価を受けている筑波の情報系。国立大ながら先端ICT分野に強く、東京からも通学圏内。情報学群はAI・セキュリティ・ネットワークなど実践的な教育内容が魅力です。

一部には「東工大の次に狙うなら筑波」という声もあり、「実力派で手堅い」印象を与えるにはぴったりの学部です。

  • 偏差値:65〜67
  • 特徴:研究重視、情報系就職に非常に強い
  • 進路:NEC、日立製作所、IT系ベンチャー、大学院など

第10位:中央大学 法学部

司法試験合格者数で長年トップ争いをしてきた“法学の名門”。国立が第一志望の子の「滑り止め」ではなく、本命として選ぶ受験生も多いのがこの学部のすごさ。

保護者の間でも「中央の法なら、十分誇れる」と語られがちで、コスパよく法曹界を目指せるルートとしても定評があります。

  • 偏差値:65〜68
  • 特徴:司法試験対策に強いカリキュラム
  • 進路:弁護士、裁判所職員、国家公務員、一般企業法務部など

まとめ|“学歴自慢”ではなく、“誇らしさ”の話です

大学や学部の名前だけで人を評価する時代ではありません。それでも、子どもが全力で努力し、難関の壁を乗り越えて手にした合格通知。その瞬間は、親として少しだけ誇らしく思ってもいいのではないでしょうか。

「うちの子、ここに行ったんです」と胸を張って言える——そんな大学・学部に出会えたら、きっと親も子も幸せなはずです。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が、保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報を基にしており、最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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