足利大学 工学部で学べることとは?
親: 足利大学の工学部って、どんな分野が学べるの?
子: 機械工学、電気電子、情報システム、建築学と、結構バラエティに富んでるよ。自分は機械系だったけど、ロボットとか3Dプリンタとか触れる環境がそろってて、けっこう楽しい。
親: 専門的な設備があるってこと?
子: うん。CADとか加工機、実験装置もそろってる。実際に手を動かして“設計→制作→検証”のサイクルを回すから、技術がちゃんと身につくよ。
親: 授業についていけるかちょっと心配だけど…。
子: 入学時は苦手でも、少人数だから先生がちゃんと見てくれる。自分も最初はあんまり得意じゃなかったけど、繰り返すうちにできるようになってきたよ。
実験・ゼミ・資格取得のリアル
親: 実験やゼミって、どんな雰囲気なの?
子: 実験は多いよ。週に何回も装置を動かしたり、計測したり、データをまとめたり。ゼミは3年からだけど、ものづくり系の研究室は雰囲気が職人の作業場っぽい(笑)。
親: それ、ちょっとカッコいいかも。
子: うん、静かだけど集中してる感じ。先生との距離が近くて、わからないことはすぐ聞けるのがありがたい。あと、資格取得にも力入れてるよ。
親: どんな資格が取れるの?
子: 基本情報技術者とか、第二種電気工事士、CAD利用技術者試験とか。就職に直結する技術系資格を取る人が多いかな。
足利キャンパスの環境と学生生活
親: 足利ってどんな場所?暮らしやすいの?
子: 静かで落ち着いた地方都市って感じかな。車がないとちょっと不便だけど、家賃が安いから一人暮らしには向いてる。地元の子も多いよ。
親: 学生の雰囲気はどう?
子: シャイな人が多いけど、話すと熱い。自分の興味に真っ直ぐっていうか、技術に夢中になれる仲間が多い。趣味が近い人も見つけやすかったな。
親: サークルとかもあるの?
子: あるけど、ガチよりもゆるめのサークルが多い印象。自分はロボコンのチームに入ってて、休日はみんなで作業してた!
卒業後の進路と就職サポート
親: 工学部って、やっぱり就職は強いの?
子: 強いと思うよ。地元企業との結びつきもあるし、栃木・群馬・埼玉あたりでエンジニア職に就く人が多い。製造業、インフラ系、IT企業が定番かな。
親: キャリア支援はどんな感じ?
子: 相談室がしっかりしてて、求人票も毎日チェックできる。エントリーシートの添削も、模擬面接も頼めばすぐやってくれる。
親: 大手企業とかも狙えるの?
子: 学科や成績にもよるけど、技術力と資格をちゃんと積めば狙える。自分も最終的に東証上場の部品メーカーに決まったし、実力次第で道はあるよ。
学生のタイプと“ちょっと変わった仲間”
親: 工学部の子たちって、どんな性格が多いの?
子: 静かでマイペースな人が多い。でも、好きな分野にはめちゃくちゃ詳しい。深掘りタイプって感じかな。
親: 変わった子っていた?
子: 自作パソコン30台組んだ子とか、古いバイクを全部分解して組み直した子とか(笑)。でも、そういう“変態気質”も尊敬される文化があるよ。
親: 勉強についていけなくなる子も?
子: 正直、いる。でも周りが声かけたり、TA(先輩サポート)制度もあって、孤立しづらい。相談すればなんとかなるよ。
一番印象に残っていることは?
親: 大学生活で一番印象に残ってることって何?
子: ロボコンで自分が設計したアームが本番でちゃんと動いた瞬間!苦労した分だけ、動いたときの感動は大きかった。
親: それ、泣けるやつじゃない?
子: 正直、少し涙ぐんだ(笑)。やっぱり、頭で考えたことが“目の前で形になる”っていう体験が一番の学びだった。
受験生の親御さんに伝えたいこと
親: 最後に、工学部を目指す子を持つ親御さんへメッセージある?
子: 手を動かすのが好き、ものづくりが好きっていう子には、ほんとに向いてる環境です。地味だけど、着実に“技術が形になる感動”が味わえます。足利大学は、そういう力を育ててくれる場所だと思います。ぜひ信じて送り出してあげてください!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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