筑波大学 社会・国際学群で学べる内容とは？
親： 「社会・国際学群」って名前からして幅広そうだけど、実際にはどんなことを学ぶの？
子： 一言でいうと「社会や国際問題を多角的に分析して、解決の道を探る」学群だよ。中には「社会学類」「国際総合学類」「地域研究学類」があって、社会の構造や人のつながり、国際関係や文化の交差などを学際的に掘り下げられるのが特徴！
親： 学際的っていうと、具体的には？
子： たとえば、社会学類では社会問題のフィールドワークや政策提案を行ったり、国際総合学類では開発経済・国際政治・NGO活動までカバーしたり。地域研究学類ではアジア・中東・アフリカなどの地域専門知識と言語が学べるよ。筑波大ならではの自由度の高さが魅力！
実践重視の授業とフィールドワークのリアル
親： 実際の授業って、どんなスタイルなの？
子： 一方的な講義だけじゃなく、フィールドワークや少人数のゼミ、グループ討論が中心だよ。たとえば地域のNPOに取材に行ったり、海外の現地調査をするプロジェクト型授業もあって、“社会に飛び出して学ぶ”のが筑波流！
親： 現場で学ぶ機会が多いのね。
子： うん、教室で学んだことをすぐに社会に出て検証できる。先生方も現場経験が豊富で、たとえばアジア地域の社会運動や国連職員としての経験を持つ方もいて、リアルな話が聞けるのも筑波大らしいところ！
親： 英語や外国語の学びもある？
子： もちろん！英語は基礎から応用まで選べるし、地域研究学類では現地語も学べる。国際総合学類は英語開講の授業も多くて、TOEFLやIELTSのサポート体制もあるよ。
学生の雰囲気と筑波キャンパスの特徴
親： 学生の雰囲気はどうだった？
子： 意識高い系って思われがちだけど、実際は穏やかで探究心のある子が多いかな。「社会のことを自分ごととして考えたい」「国際的な舞台で働きたい」っていう芯の強さを感じる！
親： キャンパスライフはどう？
子： 筑波キャンパスは広くて自然豊かで、落ち着いた環境。でも、研究熱心な学生が多くて、夜遅くまで図書館で資料と向き合ってる子も多いよ。社会・国際学群の学生同士もディスカッションが盛んで、知的な刺激があふれてる！
親： 他学群との交流はあるの？
子： すごくある！筑波大はすべての学群が1つのキャンパスにあるから、理系・体育・芸術系とのコラボ授業も多いし、寮やサークル活動でも自然に交流できるよ。
筑波大学 社会・国際学群の就職と進路は？
親： 将来はどんな仕事に就けるの？
子： 公務員（外務省・市役所など）、マスコミ、NPO、商社、コンサル、教育、大学院進学など本当に多彩。国際協力機関やシンクタンクに行く人もいるし、最近はESG・サステナビリティ系の企業も人気！
親： 就職支援はどう？
子： キャリアセンターとゼミの先生の両方がサポートしてくれて、面接練習やES添削も丁寧。特に「社会課題に向き合ってきた経験」は就活でアピールになるし、実習やフィールドワークの話が強い武器になるよ！
親： 大学院に進む人も多いの？
子： 多いよ！国際政治や地域研究をもっと深めたいっていう人は、筑波大学の大学院や海外大学院に進学する。教員や研究者を目指す子も一定数いるし、そういう環境もちゃんと整ってる！
一番の思い出は？
親： 大学生活で一番印象に残ってることは？
子： タイの農村で行ったフィールドワーク！現地の人と一緒に生活しながら、教育格差の実態を調査してレポートにまとめた。机の上の知識だけじゃダメなんだって実感したし、自分の言葉で社会を語れるようになったと思う！
親： 世界や社会と直接関わる経験って大きいのね。
子： ほんとに。あの経験があるから、「社会に出てもやっていける」って思えるようになった！
受験生の親に伝えたいこと
親： 最後に、筑波大学 社会・国際学群を目指す子の親御さんに伝えたいことは？
子： 社会や世界の問題に本気で向き合いたいと思っている子には、これ以上ない環境です。知識と行動力の両方が求められるからこそ、自分の強みが自然と磨かれていきます。筑波大学の“現場で学び、世界とつながる”スタイルは、きっとお子さんの未来を広げてくれます！
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
コメント