経営学部って、ビジネスの専門家になるための学部なの?
親: 経営学部って「会社の社長を目指す」みたいなイメージがあるけど、実際にはどんなことを学ぶの?
子: 文教大学の経営学部は、「経営=人や組織、地域を動かす力を学ぶ場所」って感じかな。企業経営や組織マネジメントはもちろん、地域社会との関係、観光、行政、NPOとの連携など、“地域密着型の経営”に重きを置いてるのが特長だよ。
親: 地域に根ざした経営学部って、ちょっと珍しいね。
子: そうなんだ。実は「越谷経営学部」とも言われていて、越谷市や埼玉県と連携したプロジェクトが多くて、地元の課題解決をテーマにした授業やゼミも多いよ!
座学だけじゃない、地域とつながるプロジェクト型学習
親: 経営学って、ずっと教室で経済の話を聞いてるイメージがあるけど…
子: それもあるけど、文教の経営学部は「現場に出る授業」がかなり多いよ。たとえば商店街の活性化をテーマに、現地調査をして、実際にイベントを企画・実施したり、観光資源を使った商品開発を地元企業と一緒に考えたり。社会に出て働くことを具体的にイメージできる学びが多いんだ。
親: マーケティングや会計も学べる?
子: もちろん!経営戦略、マーケティング、会計学、経済学、データ分析、情報処理など、ビジネスの基礎もきっちり学べるよ。1年から基礎、3・4年でゼミに所属して、専門を深めていくスタイル。実践と理論がバランスよく組まれてる!
学生の雰囲気と学部のカラー
親: 経営学部って、どんなタイプの子が多いの?
子: 明るくて、前向きな子が多いかな。「社長になりたい!」っていうより、「地域をよくしたい」「観光を盛り上げたい」っていう想いで入ってくる人が多くて、雰囲気はおだやか。地元愛の強い子や、実務的な力をつけたいっていう子が多い印象だよ。
親: 女子学生もいるの?
子: けっこういるよ!マーケティングや観光・地域活性の授業は女子人気も高くて、発表やフィールドワークでリーダーシップをとってる子も多いよ。男女問わず活発で、コミュニケーションの取りやすい空気がある。
親: 地元企業と連携した授業って面白そうね。
子: うん。実際に地元の課題に取り組むから、授業が“社会とつながってる”実感があるよ。就職活動の自己PRにもなるし、社会人になる準備にもなる!
就職とキャリア支援について
親: 経営学部って、将来どんな仕事に就くの?
子: 商社、流通、金融、IT、観光業、メーカー、行政、NPOなど幅広いよ。営業・企画・マーケティング・人事・総務といった職種で活躍する人が多い!地方公務員や地元企業に就職する人も多いから、地域志向の強い人にも合ってると思う。
親: 資格は取れるの?
子: 日商簿記、ファイナンシャルプランナー(FP)、販売士、ビジネス実務法務検定などの資格取得をサポートしてくれる講座もあるよ。TOEICやパソコン検定の対策もできるし、就職に活かしやすい資格がそろってる。
親: キャリア支援はどう?
子: キャリアセンターのサポートが丁寧で、個別相談、模擬面接、インターン紹介、自己分析ワークショップなどが充実してる。ゼミの先生も就活を気にかけてくれて、「みんなで内定まで持っていく」っていう雰囲気があるよ!
一番印象に残っていることは?
親: 大学生活で一番印象に残っていることって何?
子: 越谷商店街とのコラボ授業で、実際に商店の人たちと話して「高校生向けクーポン冊子」を企画・提案したこと。自分たちが考えたアイデアが、地域の方に「ありがとう」って言ってもらえた時、初めて“経営って、人の暮らしとつながってるんだな”って実感できた!
親: 教室の外に出るからこそ学べることがあるのね。
子: そう!「正解がない課題」に向き合う経験って、高校まではなかったから、自分で考えて動く力が身についた気がする。大学の学びってこういうことなんだな、って思った!
受験生の親御さんに伝えたいこと
親: 最後に、文教大学 経営学部を目指す子の親御さんに伝えたいことは?
子: 経営=ビジネスの世界と思われがちですが、文教大学の経営学部では「地域と人を動かす力」を学ぶことができます。地元を元気にしたい、社会に役立つ仕組みをつくりたいという想いを形にできる環境が整っています。先生や地域の人との距離も近く、実践的な力を丁寧に育ててくれる場所なので、どうぞ安心して送り出してください!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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