【親向け】大東文化大学 文学部の学び・雰囲気・就職をやさしく紹介!

文学部って、何を学ぶところ?

親: 文学部って、ざっくり言うと“本を読む学部”って感じだけど…実際はどんなことをするの?
子: 確かに本もたくさん読むけど、それだけじゃなくて「言葉や文化、思想、歴史」を読み解いて、人や社会について考える学部なんだよね。大東文化の文学部は特に、ことばと文化のつながりを深く学べるのが魅力。
親: どんな学科があるの?
子: 「日本文学科」「中国学科」「英米文学科」「書道学科」の4つがあるよ。私は日本文学だけど、漢文や英詩、書の授業も取れるから、文学の多様性を横断的に学べるのが楽しい!
親: 読書好きにはたまらない環境ね。
子: ほんとに(笑)。でも読むだけじゃなくて、「読み解いて考え、自分の言葉で書く力」がめちゃくちゃ鍛えられるよ。


ゼミと研究の進め方は?

親: ゼミって、どんな感じで進んでいくの?
子: 私のゼミでは、ひとりずつ好きな作品や作家を選んで、調べて発表してディスカッションするよ。たとえば夏目漱石の「こころ」の時代背景を調べたり、川端康成の文体を分析したり。かなり自由度が高い。
親: へぇ、好きなものを深めていけるのね。先生との距離は?
子: すごく近いよ!少人数制で、レポートの書き方も丁寧に指導してくれるし、興味を持ったテーマには「こんな資料があるよ」ってアドバイスもくれる。私、卒論では“方言とアイデンティティ”をテーマにしてるの。
親: 自分で問いを立てて掘っていくって、やりがいがありそう。
子: うん、正解がない世界だからこそ、自分で考える力が鍛えられるって感じ!


学生の雰囲気と文学部の空気

親: 文学部って、やっぱり静かで落ち着いた子が多い?
子: 多いと思う!あとは感性が豊かで、自分の世界観を持ってる子も。表に出るタイプより、じっくり内側から言葉を選ぶタイプの子が多いかも。話すとおもしろい子ばかり!
親: サークルやアルバイトは両立できるの?
子: できるよ!課題の量は多いけど、自分のペースで進められるから、私は図書館のアルバイトとサークル(文芸系)を両立してる。文章を書く力を活かして、編集系のインターンに行く子もいるよ。
親: キャンパスの環境は?
子: 私は東松山キャンパスなんだけど、自然が多くて、勉強に集中しやすいよ。文学部らしく、静かに読書できるカフェやベンチもあってお気に入り!


卒業後の進路と就職サポート

親: 文学部って、就職が不安っていう声もよく聞くけど…
子: 確かに専門職(作家・研究者)だけじゃないから、選択肢が広くて迷う子も多い。でも逆に「言葉で考え、伝える力」があるから、教育、出版、販売、事務、公務員、メーカーの広報…いろんなところに進めるよ。
親: 教員になる子もいるの?
子: いるいる!中高の国語・英語の教員免許が取れるから、教育実習に行ってそのまま教師を目指す子も多いよ。教育系ゼミや、教職支援センターのフォローもある。
親: キャリア支援はどうなの?
子: 丁寧だよ!履歴書添削、模擬面接、求人紹介もあるし、先輩たちの進路データがちゃんと見られるから安心。文学部専門のスタッフさんがいるのも心強い!


一番印象に残っていることは?

親: 大学生活で一番印象に残っている出来事ってある?
子: ゼミ合宿で、みんなでお寺に泊まりながら古典文学の写経体験をしたことかな。日常から離れて、「言葉と向き合う時間」を持てたのが、すごく貴重だった。静かな中で、自分のテーマを見直せたのも大きかった。
親: 言葉を大事にする文学部らしい経験ね。
子: うん。SNSで流れていく情報じゃなくて、“自分の中に残る言葉”と出会えるのが、文学部の魅力だなって思ったよ。


受験生の親御さんに伝えたいこと

親: 最後に、大東文化大学 文学部を目指す子の親御さんに伝えたいことは?
子: 文学部は、すぐに「これが役立つ!」って言える学問じゃないかもしれません。でも、ことばと文化を深く見つめる力、自分の考えを持って表現する力は、どんな時代でも人の支えになります。大東文化大学の文学部は、そうした力をていねいに育ててくれる場所です。“好き”から始まる学びを、どうか信じて、応援してあげてください!

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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