社会学部では何を学ぶの?
親: 社会学って、なんとなく幅が広そうだけど、どんな勉強をするの?
子: うん、ざっくり言うと「人と社会の関係を探る学問」って感じ。たとえば、家族、教育、メディア、地域、ジェンダー、福祉、ネット社会とか、私たちの暮らしを“社会のしくみ”として読み解くのが社会学だよ。
親: それって将来にどう活かされるの?
子: 社会の仕組みを理解するって、実はすごく実用的で、行政・福祉・企業・メディア・教育とか、いろんな分野に応用できる。だから浦和大の社会学部は、実習やプロジェクトも多くて“現場感”があるんだよ。
親: なるほど、文系の中でも実践的なのね。
子: そうそう。地域調査、インタビュー、データ分析、プレゼンも多くて、“考えて動く”訓練をする感じ!
フィールドワークと地域連携のリアル
親: 実習やプロジェクトって、どんなことをやるの?
子: たとえば、地域での高齢者福祉の課題を調べて提案するとか、こども食堂の支援活動に関わったり、NPOと一緒にイベント企画をしたり。
親: もう、社会人みたいな活動ね。
子: ほんとに(笑)。ゼミごとにテーマが違って、街づくり系、ジェンダー問題系、福祉政策系とか、選ぶテーマによって活動内容も違うよ。私は「地域の居場所づくり」について調査してた。
親: 座学だけじゃわからない“現場”が見えてくるわね。
子: うん。教科書より、実際の人の声のほうが社会学では重要だったりするからね!
学生の雰囲気とキャンパス生活
親: 社会学部の学生って、どんなタイプが多い?
子: コミュニケーションが得意な子、観察眼が鋭い子、社会問題に関心がある子が多いかな。あと、聞き上手な子がめっちゃ多い(笑)
親: なんだか安心できそうな雰囲気ね。
子: 穏やかで協力的な子が多いよ。ゼミも少人数だからすぐに仲良くなるし、先生との距離も近いから、授業後に相談しやすいのも助かった。
親: キャンパスの立地とか、通いやすさはどう?
子: けっこう駅から近いし、埼玉の中でも静かで落ち着いた環境だよ。地元から通ってる子も多いし、一人暮らしの子も安心して暮らせる雰囲気だと思う。
就職支援と卒業後の進路
親: 文系学部って、就職がちょっと心配なのよね…。
子: そこは浦和大がけっこう強いんだよね。キャリアセンターが丁寧で、履歴書の添削から面接練習までしっかりやってくれる。あとゼミの先生も企業や行政に詳しいから、就職相談はけっこう頼りになる。
親: どんな分野に就職してるの?
子: 地方自治体、福祉施設、教育関係、一般企業、流通・サービス、NPOとかいろいろ。私は福祉系に進んだけど、企業の広報部とかに進む人もいたよ。
親: 地元就職する人が多いの?
子: 多い!埼玉・東京のどっちにも出やすい場所だから、関東圏就職に強いって感じ。
学生の個性と“ちょっと変わった仲間たち”
親: 個性的な子もいた?
子: いたね〜!路上観察が趣味の子とか、電車の中の広告を社会学的に分析してる子とか(笑)でも、社会学ってそういう“気づきの力”が大事だから、変わってるけど筋が通ってるんだよね。
親: なるほど、観察力が活きるんだ。
子: そうそう。人の行動や言葉を“社会”として見ていく視点が、学びの武器になるからね。
一番印象に残ってることは?
親: 大学生活で一番印象に残ってることって?
子: 地域の高齢者にインタビューしたとき、「あなたたちみたいな若い人が話を聞いてくれるだけで救われる」って言われたこと。社会学って、こういう“つながり”を大事にする学問なんだなって思った。
親: それは、教科書じゃ学べないわね。
子: うん。社会学って、“人の声”を大事にする学びなんだなって、実感した瞬間だったな。
受験生の親御さんに伝えたいこと
親: 最後に、社会学部を目指す子の親御さんに伝えたいことはある?
子: 浦和大学 社会学部は、「人と社会」に関心がある子にとって、世界を広げてくれる場所です。知識だけじゃなく、“人と関わる力”や“社会を見る目”が自然と育ちます。お子さんが「将来どう貢献できるか」を見つけられる環境なので、安心して送り出してあげてください!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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