「文学部って結局、何になるの?」に答えます!
文学部って就職に不利じゃないの?
親: 文学部って「何になれるか分からない」ってよく聞くけど、本当に就職できるの?
子: うん、その気持ちわかる!でも鶴見大学の文学部は、就職を見据えた「実践的な学び」が特徴なんだ。単なる読書好きの集まりじゃなくて、言葉・文化・人間理解をもとに“社会で役立つ力”を育てる学部だよ。
親: 単なる古典文学や哲学の勉強ではないってことね?
子: そう!文学や言語、心理、社会のテーマを通して「考える力」「伝える力」「共感する力」を伸ばして、福祉・教育・企業まで幅広く活かせるようになってるんだ。
どんなことを学ぶの?専攻やコースは?
親: 文学部の中で何かコース分けとかあるの?
子: 鶴見大学の文学部には現在、「文化学科」の1学科制。その中で、以下のような幅広いテーマを自分の関心に合わせて学べるよ!
◉ 日本文化・文学系
近代文学、古典文学、マンガやサブカル、メディア論など。
⇒ 日本の“ことばと表現”を掘り下げる!
◉ 心理・社会・人間理解系
心理学、発達、社会学、教育支援など。
⇒ 人の心と社会の関わりを学んで「人を支える力」に!
◉ 語学・グローバル系
英語、日本語教育、多文化理解、韓国語など。
⇒ 言葉を通じた国際的なコミュニケーションも!
親: 思ったよりも柔軟なのね。
子: そう、**「文学+α」**で、教育・心理・国際など自分の方向性に合わせて進められるんだ!
実習や体験授業はあるの?
親: 文学部でも体験的な授業ってあるの?
子: あるよ!とくに、教育・心理・日本語教育を目指す子には、現場体験がしっかり用意されてる。
- 小学校や支援学級での教育実習(教職課程)
- 福祉施設や子ども支援現場のボランティア
- 外国人に日本語を教える模擬授業・フィールドワーク
親: ちゃんと社会とつながる学びになってるのね。
子: うん。座学だけじゃなく「人と向き合う現場」を体験して、自分の将来像を明確にしていける学部なんだ。
学生の雰囲気は?真面目系?サブカル系?
親: 文学部ってちょっと“個性的な子”が多い印象だけど…
子: 鶴見大学の場合は、落ち着いてて優しい子が多い印象だよ。
読書や文化好きの子もいれば、保育や教育に関心のある子も多くて、全体的にアットホームで居心地のいい雰囲気!
親: 「文学マニアばかり」ってわけじゃないのね?
子: うん、「人と関わるのが好き」「誰かの力になりたい」っていう、人間関係を大切にするタイプが多いかな!
卒業後の進路は?文学部って何になるの?
親: 文学部って「つぶしがきかない」ってよく言われるけど…
子: 実はそんなことないんだよ!
鶴見大学の文学部は、人文系の学び+実務スキルの融合で、ちゃんと就職に繋がってる。
主な進路実績はこんな感じ!
【教育・福祉系】
小学校教員、保育士、児童支援スタッフ、学童指導員 など
【企業・一般職】
出版社、広告・販売、人事・総務、営業・接客業務 など
【公務員・地域支援】
市役所職員、図書館司書、地域の子育て支援員など
【大学院・研究系】
心理系・文化系の大学院進学、日本語教育の専門研究など
親: 特別な国家資格があるわけではないのよね?
子: でも、教員免許(小・中)や保育士、日本語教員、司書資格など、目指せる資格が多いのが特徴!
“人を育てる・支える”仕事につながる力はしっかりつくよ。
印象に残ったエピソードは?
親: なにか印象に残っている授業や経験ってあった?
子: 日本語教育の授業で、実際に留学生に日本語を教える機会があって。
緊張したけど、「あなたの教え方、すごくわかりやすかった!」って言ってもらえて…。
「言葉で人を助けられる」ってすごいことだなって思ったよ。
最後に、保護者の方へ
親: 就職を考えると、文学部ってどうしても不安が残るわ…
子: でも、鶴見大学の文学部は「文学=就職に不利」という時代遅れのイメージを変えてくれる学部。
人間の理解・表現・支援に強くなれるから、教育・福祉・企業・地域…どこでも求められる力がつくよ。
親: どんな子に向いている学部だと思う?
子: 「本や言葉が好き」「人の話を聞くのが得意」「教育や子ども支援に興味がある」――
そんな子にはピッタリだと思うよ!
“ことば”と“こころ”で社会とつながる、あたたかい学びができる場所だよ!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
コメント