【親向け】千葉工業大学 創造工学部の学び・雰囲気・就職をやさしく紹介!

創造工学部って?なにを創造するの?

親: 「創造工学部」ってちょっと聞き慣れない名前だけど、どういう学部なの?
子: 一言でいうと、「未来の技術と社会をつなぐエンジニア」を育てる学部だよ。AI、IoT、ロボット、デザイン思考、持続可能な社会づくり…そういった**“これからの時代に必要な技術”を、分野横断的に学べる**のが特徴なの。

親: 機械や電気だけじゃないのね?
子: そう。従来の「専門特化型の工学部」とは違って、創造工学部は**「つなぐ力」「組み合わせる力」「発想する力」**を大事にしてる。これからの社会は、複雑な課題を解決するために、複数の技術を組み合わせられる人材が必要なんだよ。

どんなことを学ぶの?AIもロボットもやるの?

親: じゃあ、具体的にどんな授業を受けるの?
子: たとえばね…

  • ロボットの制御プログラム
  • AIを使った画像認識
  • センサーとIoTを使ったデバイス開発
  • プロジェクト型授業で“未来の町づくり”を構想
  • サステナブル社会に必要な仕組み設計

とにかく「手を動かして創る」ことが基本。しかも1年生からプロジェクト演習があるから、早いうちから仲間と協力して“ゼロから形にする力”がつく!

親: かなり実践的なのね。
子: うん。先生たちも企業や研究機関の第一線で活躍してた人が多くて、「現場でどう応用するか」を常に意識した授業なんだ。課題も「社会の困りごとをどう解決するか?」がテーマのことが多いよ。

学生の雰囲気は?どんな子が多い?

親: そういう実践的な学びに向いてるのって、どんな子なの?
子: 一言でいうと、**「つくるのが好き」「何かを発明したい」「アイデアを形にしたい」**っていう子が多いかな。理系っぽい“モノづくり大好き”タイプもいれば、デザインや企画寄りの発想型もいる。

親: 競争は激しいの?
子: それがね、**「協働して学ぶ」**のが前提だから、競い合うより“チームで解決する”ことが当たり前の空気なんだ。プレゼンやグループワークも多くて、文系出身でも活躍してる子がたくさんいるよ。

就職先は?技術者としてやっていけるの?

親: 将来的に就職ってどうなの?幅広く学ぶっていうけど、ちゃんと企業に評価されるの?
子: めちゃくちゃ評価されてるよ!実際、**「総合力のある技術者」**として、メーカー・IT・通信・建設・インフラ・スタートアップまで進路が超多様。プロジェクトでの経験が多いから、開発職・設計職・研究職への内定も多い!

親: 具体的には?
子: 日立製作所、NEC、富士通、NTTデータ、パナソニック、アイリスオーヤマ、トヨタ系企業、スタートアップ系テック企業、自治体のスマートシティ関連など、「未来×技術」を扱う現場に強いよ。

千葉工大ならではの特徴ってあるの?

親: 他の大学の工学系と比べて、千葉工大の創造工学部ならではの良さって?
子: まず、1年次からプロジェクト型学習があること。それに加えて、企業との連携授業が多いこと、施設が充実していること、先生との距離が近いことかな。あと、“社会とつながっている感覚”を持ちながら学べるのがすごく大きいと思う!

親: 社会とつながる…?
子: たとえば、実際の企業や行政から出された課題をもとにした授業があるの。「こういう街づくりをしたい」「こういう高齢者支援技術を考えてほしい」みたいなリアルなテーマで学べるから、やりがいもあるし、就職にもつながりやすい!

印象に残っている出来事は?

親: 大学生活で一番印象に残ってることってある?
子: 3年生のときの「未来の暮らしを提案する」プロジェクトかな。チームで“高齢者向けのスマート見守りシステム”を考えて、実際にIoTデバイスを試作してプレゼンしたの。その発表を地元の行政の方や企業の人たちが見てくれて、「実用化したい」って声をかけてもらったときは震えた!

親: 学生のうちから社会に影響を与えられるってすごいわね。
子: 「大学で学ぶことが、誰かの役に立つ」って実感できたのは、創造工学部だったからこそだと思う!

最後に、保護者の方に伝えたいこと

親: いま創造工学部を志望している子どもの親として、何を知っておけばいい?
子: 創造工学部は、AI・IoT・ロボットといった**“未来技術”を実践的に学べる場所です。でも、ただ技術を学ぶだけじゃなくて、「人や社会と向き合う視点」も育ててくれる**んです。

親: まだ進路に迷ってる子でも向いてる?
子: むしろ、「何かをつくりたいけど、どう進んだらいいかわからない」って子にぴったりだと思う。幅広く学びながら、自分の強みを見つけていける場所。親御さんには、ぜひ安心して送り出してほしいです!

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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