【親向け】城西国際大学 メディア学部の学び・雰囲気・就職をやさしく紹介!

メディア学部って、動画やデザインを学ぶ学部なの?

親: メディア学部って、なんとなく映像とかデザインをやるイメージだけど、実際はどんなことを学ぶの?
子: 映像やデザインはもちろんなんだけど、それだけじゃなくて、「情報をどう発信するか」「社会にどう影響を与えるか」まで含めて考える学部だよ。SNS、広告、映画、アニメ、Web、音楽、文章表現など、あらゆるメディアを通して“伝える力”を育てるんだ。
親: じゃあ、アーティストになるっていうより“発信のプロ”を育てる学部ってこと?
子: そうそう!たとえば「テレビ番組の企画を考える」「ドキュメンタリーを制作する」「アプリを使って広告動画を作る」「YouTubeやTikTokを使った情報発信を研究する」みたいな実践授業がいっぱいある。“見る側”から“つくる側”になる学びがここにあるよ。


映像・音響・グラフィック・SNS…実習重視の「つくって学ぶ」カリキュラム

親: 文系なの?理系なの?
子: ベースは文系だけど、映像編集ソフト(Adobe PremiereやAfter Effects)や音声編集、カメラ機材、デザインツール(Photoshop, Illustrator)、Web制作など、技術的なこともしっかり学べるよ。授業も座学と実習がセットになってて、“つくりながら覚える”スタイル。
親: 映像機材やスタジオって大学にあるの?
子: あるある!千葉東金キャンパスには映像スタジオ、音声収録室、編集室が完備されてて、プロ並みの機材で本格的に学べるよ。映画監督やテレビ業界の現場経験者が講義を担当することもあるし、外部コンテストにも参加できるチャンスが多い!

親: なんだか“専門学校っぽい”学びにも感じるけど、大学としての強みは?
子: 大学ならではの強みは、「作品をつくる力」だけじゃなくて「社会やメディアの構造を読み解く力」も育てられるところかな。メディア論・表現文化論・情報社会論などの座学を通じて、“なぜ伝えるか”を深く考えるから、深みのある発信ができるようになる!


学生の雰囲気と学部のカラー

親: メディア学部って、クリエイター気質な子ばかり?
子: 表現が好きな子が多いのは確かだけど、みんな個性を認め合って、穏やかで協力的な雰囲気だよ。特別な才能がないと無理、という感じじゃなくて、ゼロからコツコツ作品づくりを楽しめるタイプが多いかな。
親: 人見知りだと大変?
子: むしろ、人見知りでも「作品を通して自分を表現する」ことができる環境だから、言葉が苦手でも映像や音楽で“伝える力”が伸ばせるのがこの学部の魅力!先生もフラットで相談しやすいし、クラスの雰囲気もとてもやさしいよ。

親: 男女比はどんな感じ?
子: やや男子が多いけど、女子も年々増えてて、映像編集・デザイン・SNS発信などで活躍してる!チーム制作では男女混合で活動することが多くて、性別関係なくアイデアが尊重される環境だと思う。


就職はどうなの?映像やデザイン以外もある?

親: メディア学部って、将来の就職先は狭くならない?
子: そんなことないよ!もちろんテレビ局・ラジオ局・広告代理店・制作会社・Webデザイン・編集プロダクションなど“ど真ん中”の業界を目指す人も多いけど、それだけじゃない。SNSマーケティング職、企業の広報、地方自治体のPR担当、教育コンテンツ制作など、伝える力を活かせる仕事って実はすごく多いんだ!
親: 安定性って面ではどう?
子: たしかにフリーランスや契約社員が多い業界でもあるけど、就職支援が手厚くて、学内のインターンや企業との共同プロジェクトを通じて実績を作れるから、安定志向の人でも安心できる環境。あと、公務員や一般企業の事務職に進む人も一定数いるよ。

親: 資格とかはあるの?
子: MOSや色彩検定、マルチメディア検定、映像編集系ソフトの認定資格など、実務に役立つ資格が複数取れるし、作品をポートフォリオにまとめて就職活動に使うサポートもしてくれる!


一番印象に残っていることは?

親: 大学生活で一番印象に残っていることってある?
子: やっぱり3年次に取り組んだ卒業制作の短編映画かな。脚本から撮影、編集、上映まで、全部自分たちでやって、学内の上映会で観てもらったとき、観客が泣いてくれたのが忘れられない。「伝わった」って思える経験が、いちばんうれしかった。
親: 技術だけじゃなくて、“心を動かす力”も育つんだね。
子: 本当にそう!技術も大事だけど、「誰に、何を、どう伝えるか」っていう軸がブレないからこそ、プロとしてやっていけるんだと思う。それを大学4年間で体感できたのは大きかった!


受験生の親御さんに伝えたいこと

親: 最後に、城西国際大学 メディア学部を目指す子の親御さんに伝えたいことは?
子: メディア学部は、「手に職をつけたい」だけでなく、「自分の思いやアイデアを誰かに届けたい」と思っているお子さんにぴったりの学部です。映像、音楽、デザイン、Web、SNSなど、時代の変化に合わせた多様なメディアを実践で学べるだけでなく、社会や文化を深く理解する力も身につけられます。表現が苦手でも、作品を通して“伝える力”は確実に育ちます。どうぞ安心して送り出してあげてください!

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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