薬学部って、何を学んでどんな進路に進むの?
親: 薬学部って、やっぱり最終的には薬剤師になるのが目標なの?
子: そうだよ。城西国際大学の薬学部は6年制で、卒業時には薬剤師国家試験の受験資格が得られるの。でも、ただ試験に受かるだけじゃなくて、「現場で頼られる薬剤師」になるための力をじっくり育てるカリキュラムなんだ。
親: 6年間って長いけど、その分しっかり学べそうね。
子: うん。最初の2年は基礎科目中心で、化学・生物・医療の土台を固めて、3年からは本格的な専門科目が始まるよ。少人数教育だから質問もしやすいし、先生との距離が近いのも安心。
実習も充実。地域と連携した「現場に強い」薬剤師教育
親: 薬学部って、病院や薬局での実習もあるんでしょ?
子: うん。5年生になると、薬局と病院でそれぞれ11週間ずつの「実務実習」があるの。城西国際大学は地域医療機関とのネットワークが広いから、千葉や埼玉を中心に多彩な現場を経験できるよ。
親: 実際の医療現場って、緊張しない?
子: 最初はね。でも、実習前に模擬薬局やシミュレーション演習でしっかり準備してから行くから、安心感はある!現場の薬剤師さんも親身になって指導してくれるから、「患者さんのために何ができるか」を実感しながら学べるんだ。
学生の雰囲気と薬学部らしさ
親: どんな学生が多いの?雰囲気はどう?
子: 落ち着いていて、コツコツ型の学生が多いかな。やっぱり6年間勉強するから、目標意識がある子が多いし、お互いに協力して乗り越えようって空気があるよ。
親: 勉強についていけるかが不安なのよね…。
子: 正直、内容は難しいけど、城西国際大学はサポートが本当に手厚いよ。成績が振るわない学生には個別面談があったり、補講が用意されたり。先生がちゃんと「一人ひとりを見てくれている」感じがする!
国家試験対策と就職先は?
親: 薬剤師の国家試験って、やっぱり難しいんでしょう?
子: 簡単じゃないけど、対策が早い段階からスタートするから安心して。3年から段階的に国家試験を意識した演習が始まって、6年では模試やグループ学習、個別対応も充実してるよ。
親: 国家試験の合格率はどうなの?
子: ここ数年は全国平均を上回る年もあって、安定してると思う!「最後まで見捨てない」って雰囲気があるから、勉強が苦手な子でもがんばれる環境。
親: 卒業後はどんなところに就職してるの?
子: 薬局、病院、ドラッグストア、製薬企業など幅広いよ。特に地域に根ざした薬局や病院に就職する子が多くて、「地元に貢献したい」って思ってる子にも合ってると思う。
一番印象に残っていることは?
親: 大学生活で一番印象に残ってることってある?
子: 病院実習のときに、患者さんから「あなたに説明してもらって安心できました」って言ってもらえたのが忘れられないな。薬って説明が難しいけど、「ちゃんと伝える」って大切なんだなって実感した瞬間だった。
親: それって、薬剤師として一番大事なことかもね。
子: うん。薬剤師って、ただ薬を渡すだけじゃなくて、「患者さんと信頼関係を築く」仕事なんだって、心から思ったよ。
受験生の親御さんに伝えたいこと
親: 最後に、この学部を目指すお子さんを持つ親御さんに伝えたいことは?
子: 薬学部は6年間と長くて、学ぶことも多くて、たしかに大変。でも、城西国際大学の薬学部は“ひとりにしない教育”があるから、どんな子でも最後まで頑張れると思う。専門知識と実務力はもちろん、「人を支える姿勢」まで身につく環境です。薬剤師としてだけでなく、社会人としての成長も感じられる場所。どうぞ安心して、お子さんの背中を押してあげてください!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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