【親向け】神奈川大学 理学部の学び・雰囲気・就職をやさしく紹介!

「理学部」って、工学部とどう違うの?

親: 理系っていうと工学部のイメージが強いけど、理学部ってどう違うの?

子: 工学部は「技術の応用=モノづくり」に近いけど、理学部は**「自然や原理を根本から解明する」学問が中心だよ。神奈川大学の理学部は、“使える理学”をテーマに、応用力にも強いのが特徴**なんだ。

親: 基礎を重視しつつ、応用にもつなげるってことね。

子: そうそう!数学、化学、情報科学の3分野を軸に、研究力と社会実装力を併せ持つ人材を育てているよ。


どんな学科があるの?分野ごとの特徴は?

親: 理学部の中ではどう分かれているの?

子: 神奈川大学の理学部には、以下の3学科があるよ:

◉ 数学科

  • 数学の理論構築、抽象的思考、数理モデルの応用
  • 教職課程もあり、中高の数学教員を目指す学生も多い
  • 統計学やデータサイエンスにも対応

◉ 化学科

  • 無機・有機・物理・分析・生命化学を広く学ぶ
  • 実験が豊富で、研究室配属も早め
  • 医薬・素材・化粧品・食品など応用分野への就職実績が多い

◉ 情報科学科

  • プログラミング(Python・Cなど)、AI、アルゴリズム、セキュリティ
  • ソフトウェア開発・データ解析・ネットワークなどの実践スキルが学べる
  • IT企業への就職率も高い注目学科

親: それぞれ特色がしっかりしてるのね。理論だけじゃなく、応用までつながるカリキュラムなのは安心。


授業スタイルや研究は?実験や演習は多い?

親: 授業って、講義ばかりじゃなくて実験もあるの?

子: 実験や演習はめちゃくちゃ多い!
化学科なら週に何回も実験があってレポート提出が必須だし、情報科学科は演習授業でプログラムを自分で作る。数学科も証明問題をディスカッション形式で解いたり、プレゼン形式で発表する授業もあるよ。

親: 先生との距離は近いの?

子: 理学部はどの学科も少人数ゼミ・研究室指導が中心だから、先生との距離はかなり近い。4年生になると研究室に入り、卒業研究として本格的なテーマに1年間取り組むことになるよ。


学生の雰囲気は?真面目な理系タイプ?

親: 理系って静かな子が多いイメージだけど、実際は?

子: 確かに静かでコツコツ型の子が多いけど、発表や実習では積極的に動く子も多いよ。あと、最近は女子学生も増えてきていて、学科全体として明るく協力的な雰囲気になってる!

親: 情報系は男子ばかりじゃないの?

子: 昔はそうだったけど、最近は女子学生も増えてるし、性別問わず活躍できる空気があるよ。大学としてもダイバーシティを意識してるから、安心して学べる環境!


就職はどう?理学部って就職が弱い印象も…

親: 正直、理学部って就職に弱いって言われることもあるけど…。

子: 昔はそうだったけど、今は逆!神奈川大学の理学部は応用力・分析力・ITスキルが評価されて、就職率も高いんだ。
特に情報科学科はIT企業からの引き合いが強いし、化学系はメーカーの研究・開発職、数学科は教員や金融・統計分野でも活躍してるよ。

親: 大学院進学もあるの?

子: もちろん!特に研究職志望の学生は大学院進学が多い。学部で基礎を学び、大学院で専門性を深めるという進路が主流になってる。


主な進路実績:

  • 情報科学科:NEC、NTTデータ、富士通、楽天、Web系ベンチャーなど
  • 化学科:資生堂、味の素、旭化成、花王、JSR、化学メーカー各社
  • 数学科:中学・高校教員、信用金庫、損保・生保の数理職、公務員など
  • 大学院進学:神奈川大学大学院、東工大、筑波大、横浜国大などへの進学実績あり

印象に残った研究や授業は?

親: 特に記憶に残ってる授業や研究テーマはある?

子: 情報科学科で、**「AIによる需要予測モデルの開発」**っていうプロジェクトに参加したとき、実際の売上データを分析して機械学習モデルを構築したんだけど、自分のコードが“社会の意思決定”に関わると実感できたのが衝撃的だった!


最後に、保護者の方へ

親: 理系って学費もかかるし、専門性が高すぎると将来が心配になることもあるのよね。

子: たしかに。でも神奈川大学の理学部は、基礎を大事にしつつ、“社会で活かせる理学”を実践できる場所だと思う。少人数指導、研究設備、就職支援も手厚くて、“理系の思考力”を武器に、自分の道をしっかり切り開ける学部なんだよ。

親: どんな子に向いている学部なのかしら?

子: 「数式や理論を深く考えるのが好き」「自然やテクノロジーの仕組みにワクワクする」「自分のアイデアをカタチにしたい」――そんな子には本当にぴったりだと思う!

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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