【親向け】淑徳大学 人文学部の学び・雰囲気・就職をやさしく紹介!

人文学部って、実際には何を学ぶ学部なの?

親: 「人文学部」って、文学だけを学ぶ学部じゃないの?
子: それ、よく言われる(笑)。でも淑徳大学の人文学部では、哲学・倫理・宗教・社会学・心理学・教育学といった「人間と社会」に関わる学問を幅広く学べるんだ。文学もあるけど、“人を深く理解する”というのが全体のテーマかな。
親: それって将来につながるの?ちょっと抽象的な気がするけど…。
子: たしかに理系や専門職系とは違って、一見“すぐには職業につながらなさそう”って思われがち。でも実は、教育・福祉・心理・出版・一般企業まで、どんな仕事にも必要な「人と関わる力」「考える力」を身につけるのがこの学部なんだよ!


心理・教育・社会・宗教…「自分の興味」に合わせて選べる多彩な学び

親: 文学部との違いはどこにあるの?
子: 文学部は「作品」や「言語表現」を中心に扱うことが多いけど、人文学部はもっと「人間の在り方」や「社会の構造」そのものに焦点を当ててるの。淑徳では、心理学・教育学・宗教学・社会福祉・現代思想などの科目を自由に組み合わせて学べるから、興味を深めながら視野を広げることができる!
親: じゃあ、心理カウンセラーや先生になる道もある?
子: もちろん!**教職課程を取れば中学・高校の教員免許(社会科・宗教など)**も取れるし、公認心理師や社会福祉士を目指す道に進むことも可能だよ。学部としての進路の幅が広いから、「進学しながら自分の進む道をじっくり考えたい」って子にはぴったり。

親: 文系科目ばかりなの?実践的な授業もある?
子: むしろ淑徳は「実践」を重視してるよ!心理系ではカウンセリング演習や心理検査の実習があるし、教育系では模擬授業や教育相談を通して、“現場で動ける力”を育ててくれる。フィールドワークで地域課題を調べたりする授業もあって、社会とつながりながら学べるのも魅力だよ。


学生の雰囲気と学部のカラー

親: 人文学部って、まじめでおとなしい子が多い?
子: たしかに落ち着いた雰囲気の学生が多いけど、「聞き上手で観察力がある子」が多い感じ。内向的ってわけじゃなくて、人と向き合うことに興味がある、やさしいタイプの子が多いよ。議論好きな子もいれば、静かに深く考える子もいて、バランスが良い。
親: 男女比はどう?
子: 女子が多いけど、男子も一定数いて、ゼミやグループワークでも性別関係なく協力し合ってる感じ。みんな「対話」に慣れてるから、授業の雰囲気も穏やかで居心地がいいよ。
親: 就職の不安ってないの?
子: 正直、専門職に直結してるわけじゃないから、不安に思う人もいる。でも、就職支援やキャリア教育がしっかりしていて、インターンやOB訪問の機会も豊富だから、早めに動けば問題ないと思う。先生も親身になって相談に乗ってくれるしね。


公務員・教育・福祉・一般企業…幅広い進路に対応!

親: 卒業後って、どんな仕事に就いているの?
子: 教員や公務員を目指す人もいれば、福祉施設やNPO、心理相談員、出版・編集、一般企業の営業・広報・人事に進む人もいるよ。人文学って「専門性+汎用性」があるから、どこでも応用が利くのが強み!
親: 就職活動では不利にならない?
子: むしろ、「相手の立場で物事を考えられる」「自分の言葉で説明できる」っていう強みが評価されて、サービス業や人事・教育系の企業では重宝されてる。企業も「人間を理解できる人」を求めてるからね!
親: 資格って取れるの?
子: 教員免許、中学校・高校(社会・宗教)と、希望者は社会福祉士や公認心理師の受験資格を得られる科目の履修もできる。資格ありきというより、資格と向き合える土台となる知識と姿勢を育ててくれるって感じ!


一番印象に残っていることは?

親: 大学生活で一番印象に残っていることってある?
子: 「死生学」の授業で、病院や高齢者施設に訪問したことかな。人がどう生きて、どう死んでいくか、ってすごく重いテーマだけど、そこで働く人や患者さんとのやり取りが、自分の“生き方”を考えるきっかけになった。
親: 考えるだけじゃなくて、ちゃんと“体感”してるのね。
子: うん。人文学って、“生き方そのもの”と向き合う学びなんだなって感じた。だからこそ、人と関わる仕事に就いたときにすごく活かせると思う!


受験生の親御さんに伝えたいこと

親: 最後に、淑徳大学 人文学部を目指す子の親御さんに伝えたいことは?
子: 人文学部は、専門性だけでなく「人と向き合う姿勢」「社会を多角的に見る視点」が身につく学部です。淑徳大学では、心理・教育・宗教・福祉・哲学など多様なテーマを実践的に学びながら、自分の進路をじっくり育てていくことができます。先生や職員の支援も手厚く、温かい雰囲気の中で「人間力」を磨ける環境です。どうぞ安心して送り出してあげてください!

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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