「文化社会学部」って何をする学部なの?
親: 「文化社会学部」って名前、ちょっと抽象的ね。何を学ぶ学部なの?
子: たしかに分かりにくいかも。でも東海大学の文化社会学部は、人・社会・文化をテーマに、“今の社会を読み解く力”を身につける学部なんだよ。
親: 「社会学」ってニュースとかで聞くけど、実際にどう使うの?
子: たとえば、「なぜ若者の○○離れが起きてる?」「日本人の働き方はなぜこうなった?」みたいな疑問に、データや現場調査をもとに分析・提案していくんだ。
“今ある当たり前を問い直す”学問とも言えるよ。
学科はどうなっているの?どんなことが学べるの?
親: 文化社会学部の中にも学科が分かれてるの?
子: うん、現在は2つの学科があるよ!
◉ アジア学科
- アジアの歴史、文化、宗教、民族、国際協力など
- グローバル社会の中で、アジア理解を深める
◉ 広報メディア学科
- SNS・テレビ・広告などの仕組みを分析し、表現力を磨く
- 実際に番組企画・インタビュー・映像制作も経験できる!
親: メディアの仕組みまで学べるのは面白いわね。
子: そう!調査+表現+社会理解を総合的に学べるのがこの学部の特徴なんだ。
実習やフィールドワークはある?
親: 社会を学ぶって言っても、机で勉強するだけじゃ物足りない気がするけど…
子: その点、東海大学はすごく実践的だよ!
- 地域のフィールドワーク(商店街や祭りなど)
- 外国人支援や国際協力のボランティア
- インタビュー実習・街頭調査・データ収集
- メディア学科ではラジオ番組企画や映像編集の演習も!
親: 座学だけじゃないのね。社会に出る前の“訓練”になりそう。
子: まさに!「現場に出て、感じて、考える」経験が多いから、社会に出たときの対応力がつくんだ。
学生の雰囲気は?個性的?穏やか?
親: 社会学とか文化系って、ちょっと個性的な子が多いイメージもあるけど…
子: 確かに、自分の「好き」を大事にしてる子が多いかも。でも、東海大の文化社会学部はのびのびしていて、多様性に寛容な雰囲気だよ!
親: どんなタイプの子が多いの?
子: 明るくて話し好きな子もいれば、黙々と観察・分析するのが好きな子も。
**「人に関心がある子」や「社会をよくしたいって思ってる子」が集まってる気がするなあ。
卒業後の進路は?文系でも就職できるの?
親: 社会学とか文化人類学って、就職に不利ってことはないの?
子: 実はそんなことなくて、「人や社会を理解できる力」ってどんな仕事にも通じるんだよ。
たとえばこんな進路があるよ!
【一般企業】
広告・出版・人材・観光・商社・サービス業などの企画・営業・広報職
【公務員・地域系】
市役所・NPO・地域づくり団体などの職員
【メディア・表現系】
テレビ局・ラジオ・SNSマーケティング・動画制作関連
【教育・進学】
社会学・国際関係の大学院進学、教員・司書などの資格取得も可能
親: なるほど、社会の多様な現場に出られる力を育ててるのね。
子: うん!「人間を見つめる力」や「現場から考える視点」って、すごく汎用性があるんだ。
印象に残っている授業は?
親: なにか印象に残ってる学びってある?
子: 「フィールド調査法」って授業で、実際に商店街の店主さんにインタビューしたことがあるんだ。
最初は緊張したけど、“人の言葉から社会が見えてくる”体験がすごく新鮮だった!
親: 調査って、ただ聞くだけじゃなくて“聞き方”も大事なのよね。
子: そうそう!現場でのリアルな対話力が、就活や社会人になってからも強みになると思う。
最後に、保護者の方へ
親: 「文化社会学部」って名前だけでは進路のイメージがしにくいけど、実際はどう?
子: 東海大学の文化社会学部は、「社会のリアルに向き合い、行動できる人」を育てる学部。
“人間への興味”を出発点に、メディア、国際、地域…いろんなフィールドで活躍できる力がつくよ!
親: どんな子におすすめの学部?
子: 「人が好き」「社会の仕組みに興味がある」「現場で人と関わりたい」――
そんな**“行動する文系”タイプにぴったりな学部**だと思う!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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