【親向け】桐蔭横浜大学 医用工学部の学び・雰囲気・就職をやさしく紹介!

医用工学部って何?医学部と違うの?

親: 医用工学部って初めて聞いたけど、医学部とは違うのよね?

子: うん、医師になる学部ではないよ。でも医療を「技術と工学の力」で支える学部なんだ。

親: 技術と医療のかけ算、って感じ?

子: そう!たとえば医療機器やリハビリ機器、バイオセンサーなど、医療の現場で欠かせない「機械・技術」をつくったり、改善したりする専門家を育てる学部なんだよ。

どんな分野が学べるの?医学と工学の橋渡し

親: なんだか難しそうだけど、具体的にはどんなことを学ぶの?

子: 桐蔭横浜大学では、こんな分野をバランスよく学べるよ:

  • 医療機器工学:MRIやCTなど診断・治療に使う機器の仕組み
  • バイオメカニクス:人の動きや力を科学的に解析して、義手や義足に応用
  • 生体材料工学:人工関節やインプラントなど体にやさしい素材の研究
  • 医療情報学:病院のIT化、電子カルテ、遠隔医療などを支える技術
  • 解剖学・生理学など、医学的な基礎知識もしっかり学ぶ

親: 医学の知識も必要なんだね。

子: そう。「医療の現場を理解できる技術者」になるために、医学と工学をどちらも学ぶのが大きな特徴なんだ。

実習やものづくりの授業もあるの?

親: 機械系だと、やっぱり実習や工作も多いのかしら?

子: たくさんあるよ!むしろ“手を動かす学び”が多いから、モノづくりが好きな子にはぴったり!

たとえば…

  • 3DプリンタやCADを使って医療機器のパーツを設計
  • 人体の構造を理解するための模型づくりや観察実習
  • 医療機関と連携した実地研修や病院見学もある
  • 「問題発見→技術で解決」のプロジェクト型授業も豊富

親: まさに現場に近い学びなのね。

子: うん!現実の医療ニーズを受けて技術で応える、ってところがやりがいだよ。

学生の雰囲気は?理系男子ばっかり?

親: 工学系って男子が多くて、ちょっと近寄りがたい印象もあるけど…。

子: 確かに男子は多めだけど、最近は医療に関心を持つ女子学生も増えてるよ!
全体的に「人の役に立ちたい」という気持ちを持った優しいタイプが多いかな。

  • モノづくりが好きでコツコツ努力型の子
  • 医療ドラマをきっかけに医療系を目指した子
  • ロボットやAIに興味があって入った子
  • 「人の命を守る技術」に感動して進学した子 など

親: 技術職だけど、あたたかい想いを持った学生が多いのね。

子: うん。「優しさ」と「論理的思考」のバランスが取れた学生が多い印象!

卒業後の進路は?病院で働けるの?

親: 工学部だとメーカー勤務ってイメージだけど、医療現場でも働けるの?

子: もちろん!桐蔭横浜大学の医用工学部は、就職先がとても多様なんだ。

進路の一例は…

  • 医療機器メーカー(設計・開発・メンテナンス)
  • 病院勤務の臨床工学技士(国家資格が目指せる)
  • 公的研究機関・医療系ベンチャー
  • 一般企業(技術職、IT職)
  • 大学院進学でさらに専門性を深める人も

親: 技術職と医療職、どちらの道もあるのは安心ね。

子: うん。「命を支える技術者」って、これからの時代にますます必要とされる存在だよ!

印象に残った学びは?人の体を技術で支える責任

親: あなたが印象に残っている授業や体験ってある?

子: 模擬オペ室での実習かな。実際に手術で使われる機器を動かしてみて、「自分の技術が人の命に関わる」ってことをリアルに感じた。
責任も大きいけど、それだけ誇りを持てる学問だと思ったよ。

最後に、保護者の方へ

親: 医療と工学、どちらの世界も学べるなんて、すごく可能性が広い学部なのね。

子: 桐蔭横浜大学 医用工学部は、「医療の進歩を技術で支える」ことをめざす学部。
工学部の論理性と、医療のやさしさが融合した、とてもユニークで将来性のある場所だと思うよ。

親: どんな子におすすめだと思う?

子: 「人の役に立ちたい」「モノづくりが好き」「医療に関わりたい」――
そんな**“理系だけど人にやさしい”子にこそぴったり!**
“未来の医療を支える技術者”を育てる場所だよ。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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