「人間福祉」ってなに?福祉を超えた“人を支える”学び
親: 「人間福祉学部」って、名前からしてちょっと抽象的だけど…実際は何を学ぶの?
子: 一言でいうと、「人を支える力」を科学的・実践的に学ぶ学部だよ。福祉の視点をベースにしながら、心理・保育・地域支援といった幅広い分野をカバーしてるんだ。
親: なるほど、ただの福祉じゃなくて、もっと人に寄り添った学びなのね。
子: そう!中部学院大学では、高齢者、障がい者、子ども、家族、地域全体に対して支援できる人材を育ててるよ。
中部学院大学 人間福祉学部の学びの構成
福祉 × 心理 × 保育 のハイブリッド教育
- 社会福祉士・精神保健福祉士などの国家資格を目指せる
- 心理学やカウンセリングの基礎も学べる
- 保育士・幼稚園教諭の資格にも対応(子ども家庭支援コース)
親: 自分の関心に合わせて進路を選べるのは安心ね。
子: そう、「人の支援がしたい」という想いさえあれば、自分に合った専門を見つけられる学部なんだ。
コース選択で専門性を深める
① 社会福祉コース:すべての人が安心して暮らせる社会を支える
- 国家資格「社会福祉士」「精神保健福祉士」の取得を目指す
- ケースワーク、ソーシャルワーク、地域包括ケアを中心に学習
- 高齢者・障がい者・生活困窮者への支援を学ぶ
親: 介護とは違うの?
子: 介護よりもっと**“生活全体を支える仕事”**って感じかな。行政や福祉施設での仕事にもつながるよ。
② 子ども家庭支援コース:子どもと家庭を支える力を育てる
- 保育士・幼稚園教諭の免許取得が可能
- 子ども家庭福祉、発達心理、保育内容などを学ぶ
- 子育て支援センターや児童養護施設への就職にも対応
親: 子どもと関わる仕事って、保育園だけじゃないのね。
子: うん、「子どもと家庭を社会全体で支える」ことが重要なんだ。
③ 心理支援・地域共生コース:心に寄り添い、地域と共に生きる
- 臨床心理学、発達心理学、カウンセリング技法などを学ぶ
- 心理支援の基本を習得し、地域福祉やボランティアにも関与
- 公務員や福祉関連団体での活躍を目指す
親: 心理学って、どんな職業に役立つの?
子: カウンセラーや相談員だけじゃなく、行政・教育・企業など“人と関わる職場すべて”で使える知識だよ。
実習・現場体験がとにかく豊富!“人と関わりながら学ぶ”
- 1年次から福祉施設・子育て支援現場での見学・体験
- 2年次以降は本格的なソーシャルワーク実習・保育実習・心理演習など
- 学内外のイベントやボランティアも盛ん
親: 座って聞くだけの授業じゃないのね。
子: そう!中部学院は**「人に関わる力は、人と関わりながら育つ」っていう考え方なんだ。**
学生の雰囲気は?やさしさ×まじめさ×地元志向
親: どんな子が多いの?
子: 優しくてまじめな子が多いよ。「人の役に立ちたい」「困っている人に寄り添いたい」っていう気持ちを持ってる子が自然と集まってくる学部なんだ。
- 子ども好きな子
- おじいちゃんおばあちゃんと話すのが好きな子
- 社会問題に関心がある子
- 地元で働きたい子
親: あたたかい気持ちがある子が多そうね。
子: そう、「やさしさを実力に変えたい」って子には、本当にぴったりの環境だよ。
国家資格・就職に強い!福祉系キャリアの入り口がここにある
取得可能な資格
- 社会福祉士(国家試験受験資格)
- 精神保健福祉士(国家試験受験資格)
- 保育士資格、幼稚園教諭一種免許状
- 社会福祉主事任用資格
- 児童指導員任用資格 など
主な進路
- 福祉施設(高齢者・障がい者・児童福祉)
- 保育園・幼稚園・こども園
- 児童養護施設、子育て支援センター
- 公務員(福祉職、相談支援員)
- 病院・医療機関(メンタルケアや地域連携部門)
親: 地元就職にも強いの?
子: もちろん!岐阜県を中心に、東海エリアの福祉施設や行政とのネットワークがとても強いよ!
保護者の方へ〜どんな子に向いている?
親: 中部学院大学の人間福祉学部って、すごく実践的で人に寄り添った学びができそうね。
子: うん。この学部は、
- 福祉・心理・保育をバランスよく学べる
- 国家資格・教員免許が取れるコースがそろってる
- 実習が豊富で「実力」がしっかり育つ
- 地域とのつながりが強く、地元就職に強い
- 少人数制で「一人ひとりを見てくれる」環境がある
親: どんなタイプの子におすすめしたい?
子: 「人の力になりたい」「子どもや高齢者と関わるのが好き」「地域で支える仕事がしたい」――
そんな**“やさしさと行動力を兼ね備えた子”**にぴったりの学部だよ!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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