【親向け】北陸学院大学 健康科学部の学び・雰囲気・就職をやさしく紹介!

健康科学ってどんな学問?医療系なの?

親: 「健康科学部」って、医療系?栄養?心理?いろんな分野が混ざってる印象だけど…

子: まさにその“いろんな視点から人の健康を支える”のが、この学部の特徴なんだ。
北陸学院大学の健康科学部では、**「栄養・心理・子ども支援・地域福祉・運動支援」**といった多彩な学びを通して、総合的な健康支援のプロを育てるんだよ。

親: お医者さんや看護師になるわけじゃないのね?

子: うん、でも病気を予防する・生活を支える・心の健康を守るといった、医療の“手前”や“周辺”でとても大切な役割を担う人を育てる学部だよ!


どんなことを学ぶの?学びの柱は5つ!

親: 具体的には、どんな授業があるの?

子: 北陸学院大学の健康科学部は、以下のような5つの柱を中心に学びを進めるんだ。

① 栄養と食の支援

  • 食と健康、調理・食品学、栄養教育
  • ライフステージに応じた食生活支援(子ども、高齢者、障がい者)
  • 「食べることの大切さ」を実践的に伝える力を育てる

② 心のケアと心理支援

  • 発達心理学、臨床心理学、カウンセリング演習
  • ストレスマネジメント、メンタルヘルス支援
  • 子どもから高齢者まで幅広い対象に対応できる心理的支援力を育む

③ 子どもと家庭への支援

  • 子育て支援論、家庭支援論、保育実習
  • 発達障がいの理解と支援、多職種連携の基礎
  • 地域の子育て支援事業や放課後支援とも連携

④ 地域福祉と健康まちづくり

  • 地域包括ケア、福祉マネジメント、生活支援技術
  • 認知症サポーター、地域見守り活動などの現場体験
  • **「支援を届けるしくみを考える力」**を育てる

⑤ 運動と身体活動

  • 健康運動、体力づくり、スポーツ支援
  • 高齢者の転倒予防、生活習慣病予防などへの応用
  • 日常生活に根ざした運動指導スキルを学ぶ

親: 専門職じゃなくても、社会で活かせそうな力が身につくのね。

子: うん!**「健康を守るジェネラリスト」**として、いろんな現場で必要とされる人材を目指せるんだ。


実習や現場体験は?地域とのつながりが強い!

親: 実践的な授業や現場での活動もあるの?

子: もちろん!この学部の大きな強みは**「地域と一緒に学ぶ教育」**なんだ。

  • 石川県内の子育て支援センターや高齢者施設、学校現場での実習・見学・ボランティアが豊富
  • 学外のイベント(健康測定会、料理教室、親子ふれあい教室など)にも学生が参加
  • 学内にある「地域子育て支援ひろば」では在学中から子どもと関われる機会があるよ!

親: 教室だけじゃなく、地域の中で学ぶのね。

子: そう!「本当に必要な支援って何だろう?」を体感で学べるようになってるんだよ。


学生の雰囲気は?福祉系ってやさしい子が多い?

親: どんな子が多いの?やっぱりやさしい雰囲気の子が多いのかな?

子: そうだね。目立つタイプよりも、人のために静かに頑張れる子が多い印象だよ。

たとえば…

  • 保育士や家庭支援の道を目指して、子どもと丁寧に関わる子
  • 心理支援や相談業務を目指して、カウンセリングの力を磨く子
  • 食の支援や健康支援を通して、地域に貢献したい子
  • 「支えることにやりがいを感じる」っていうタイプの子が多いよ!

親: なるほど、思いやりと責任感のある子が多いのね。

子: うん。**「誰かをそっと支える仕事」に憧れてる子が集まってる学部なんだよ。


就職先は?専門職じゃなくても活躍できる?

親: 医療職や保育士じゃないと就職が不安…って思ってしまうけど。

子: 実はそれが逆!健康科学部の学びって、医療・教育・福祉・行政・企業といろんな分野で活かせるんだ。

●主な進路例

  • 保育所・幼稚園・放課後支援施設(子ども系)
  • 高齢者施設・地域包括支援センター(福祉系)
  • 健康増進センター・自治体の健康支援課(行政系)
  • 食品・福祉・健康関連企業(企業就職)
  • 公務員、大学院進学もあり!

●取得できる資格(選択による)

  • 保育士資格、幼稚園教諭免許状
  • 社会福祉主事任用資格
  • 認定心理士、健康支援関連の民間資格など

親: 「資格だけ」じゃない就職力があるのね。

子: そう!“現場で動ける+地域とつながれる”人材として評価されてるんだ。


印象に残った学びは?「ありがとう」がくれた確信

親: 実習で印象に残ってることってある?

子: 地域の子育て支援ひろばで、初めて子どもと関わったときかな。

最初はうまく声をかけられなかったけど、最後に「また来てね!」って言ってくれて、
「ただ話すだけでも、相手の心が軽くなる」って実感したんだ。

親: 知識じゃなくて、“人としての関わり”も大事なのね。

子: そう。**「心と暮らしに寄り添う支援者」になる学びが、ここにはあるよ。


最後に、保護者の方へ

親: 健康科学って、もっと専門的なものかと思っていたけど、こんなに“生活に近い”学びなのね。

子: うん。北陸学院大学 健康科学部は、人の生活や気持ちを支える“あたたかい学び”が詰まった学部なんだ。

  • 保育・心理・栄養・福祉・運動を融合したカリキュラム
  • 地域のリアルな課題に向き合える現場経験
  • 「人のために何かしたい」という気持ちが、力になる

親: どんな子に向いていると思う?

子: 「誰かを支えたい」「地域に関わる仕事がしたい」「生活の中の健康を守りたい」――
そんな**“やさしさと実行力をあわせ持った子”**に、ぴったりの学部だよ!

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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