国際コミュニケーションって英語だけの学部?
親: 「国際コミュニケーション学部」って、英語だけ勉強する学部なの?
子: 英語はもちろん大事だけど、それだけじゃないよ。
“言葉を使って人とつながる力”を育てるのが、この学部の目的なんだ。
親: どういうこと?
子: 英語力+異文化理解+発信力。
たとえば、外国人観光客に日本を紹介したり、地域と海外をつなげる企画を立てたり、
「ことば」をきっかけに社会と関わる方法を学ぶ学部なんだよ!
どんなことを学ぶの?英語だけじゃないって本当?
親: 実際には、どんな授業があるの?
子: 北陸大学では、大きく3つの分野をバランスよく学ぶよ!
① 英語スキルの徹底強化
- リスニング・スピーキング・ライティング・プレゼン
- ネイティブ教員との少人数授業
- 英語で時事問題をディスカッションする授業も!
② 異文化理解・国際協力
- 世界の宗教・文化・歴史・マナーを知る授業
- 国際ボランティア、地域での外国人支援活動
- 多文化共生やジェンダー論なども扱う
③ 応用力・社会実践
- 観光・地域創生・国際ビジネスの実践授業
- プレゼン・企画立案・SNS発信などの演習
- 自分でプロジェクトを立てて実行する授業も!
親: 英語力だけじゃなく、「伝える力」「行動する力」も育つのね。
子: そう!**言語を“使う”人になるのが、この学部の目標なんだよ。
留学は全員行くの?費用やサポートは?
親: 留学もあるって聞いたけど、行かないとダメなの?
子: 必須じゃないけど、希望すれば誰でも行ける環境が整ってるよ!
- アメリカ、カナダ、台湾、韓国など協定校が多数
- 短期(数週間)~長期(半年・1年)の選択制
- 成績や語学力に応じて大学独自の奨学金支給あり
- オンライン留学や国内国際プログラムもあるから、自分に合った形で挑戦できる
親: 経済的にも、選択肢としても安心ね。
子: うん、“国際”は留学だけじゃないってことを、ちゃんと教えてくれるんだ。
学生の雰囲気は?海外志向のキラキラ系?
親: なんだか、キラキラした帰国子女みたいな子ばかりいそうだけど…
子: そんなことないよ!たとえば…
- 英語が得意で通訳を目指す子
- 人と話すのが好きで観光業を目指す子
- 積極的に話すのが苦手だけど、真面目にコツコツ学ぶ子
- 将来は地元で外国人観光客の受け入れに関わりたいっていう子も!
親: 大事なのは「語学力の高さ」よりも「伝えたい気持ち」なのかもね。
子: うん!「言葉を使って誰かの力になりたい」って気持ちがある子に向いてるよ。
卒業後の進路は?英語を仕事にできる?
親: 英語を使う仕事って限られてそうだけど、就職は大丈夫?
子: 英語が“直接”仕事になるだけじゃなく、英語を“使える”という強みがいろんな業界で活きるんだよ!
●主な進路先
- 観光業(旅行会社・ホテル・空港関連)
- 商社・メーカーの海外部門・貿易事務
- 地方自治体の国際交流担当、公務員
- NPO法人、国際協力団体、地域支援団体
- 中学校・高校の英語教員、大学院進学
親: 英語力+行動力を活かせる進路が多いのね!
子: うん、「話せるだけじゃない“使える英語”」が評価される時代だからね。
印象に残った学びは?言葉が心を動かした瞬間
親: なにか心に残った授業や経験はある?
子: 国際交流イベントで、海外の学生に金沢の文化を紹介したときかな。
うまく話せたか自信なかったけど、「ありがとう、日本に来てよかった」って言ってくれて…
「伝える」って、語学以上のものだなって実感したよ。
最後に、保護者の方へ
親: 英語って、教科じゃなくて“生きた力”なのね。
子: そう!北陸大学 国際コミュニケーション学部は、“ことば”を通して世界と地域をつなぐ人材を育てる学部なんだ。
英語力だけじゃなくて、考える力・伝える力・動く力までしっかり育ててくれるから、将来の可能性が広がるよ。
親: どんな子におすすめだと思う?
子: 「言葉で人とつながりたい」「英語で世界を広げたい」「地域や社会に貢献したい」――
そんな**“やさしくて、行動力のある子”**にぴったりだよ!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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