芸術学部ってなにを学ぶの?「絵がうまい」だけじゃない?
親: 芸術学部って、やっぱり絵のうまい人が行くところ?
子: そう思われがちだけど、それだけじゃないよ。
金沢学院大学の芸術学部では、**「表現を通じて社会とつながる力」**を育てていくんだ。
親: 表現って、たとえばどういうもの?
子: 絵だけじゃなくて、グラフィックデザイン、映像制作、イラスト、マンガ、Web、3DCG、アニメーション…
ほんとうにいろんな表現手段を学べるんだよ!
学びの特徴は?専門を決めるのは早い?
親: どの分野に進むかって、最初から決めないといけないの?
子: 金沢学院大学では、入学後に自分の興味や適性を見つけてから専門を深められるようになってるんだ。
●1年次:基礎表現+ジャンル横断型授業
- デッサン・色彩・デザイン・映像の基礎を幅広く体験
- 多ジャンルを学んでから、自分の専門を選べる
●2年次以降:専門分野に分かれて技術を磨く
- グラフィック・映像・イラスト・アニメ・立体造形など
- ソフト(Photoshop、Illustrator、After Effectsなど)も本格的に使うようになる
●3〜4年次:卒業制作+社会連携プロジェクト
- 自分の作品を発信する卒業制作
- 地元企業や自治体とコラボして**“本物の仕事”を体験**
親: 幅広く学べて、実践の機会もあるのね。
子: うん、まさに**「作品を社会に届ける力」**を育てるのがこの学部の大きな特徴なんだ。
美術系の大学とどう違う?金沢学院の強みは?
親: 芸大や美大とどう違うの?
子: 金沢学院大学は、「アート」よりも「デザイン・ビジネス・社会実装」に寄っている感じかな。
たとえば…
- 地域の課題をデザインで解決するプロジェクトがある
- 商品パッケージや観光PR動画を学生が制作
- 教員が現役のデザイナーやクリエイターで、就職や仕事のリアルが聞ける
親: 芸術を社会で活かす力がつきそうね。
子: そう、「趣味の延長」ではなく、プロとしての表現力を育てる場所なんだ。
学生の雰囲気は?個性的すぎて浮かない?
親: 芸術系の学生って、ちょっと個性的すぎる印象があるんだけど…
子: たしかに、服装や話し方に個性がある子もいるけど、おだやかで協調性のある子も多いよ!
たとえば…
- コツコツ作品づくりに打ち込む子
- 絵は苦手でも映像編集が得意な子
- 地元のクリエイティブ業界で働きたい子
- チームでの制作が好きな子
親: 芸術って一人でやるイメージだったけど、協働もあるのね。
子: そう!特にデザインや映像はチームで企画〜制作〜発信までやることが多いんだ。
進路や就職は?芸術系って就職が心配…
親: 芸術系って、正直就職がちょっと不安なのよね…
子: それ、よく聞かれるけど、金沢学院大学は就職に強い芸術学部って言われてるよ!
●主な進路先
- デザイン事務所、広告代理店、映像制作会社
- ゲーム・アニメ・Web制作系企業
- 自治体や企業の広報・デザイン部門
- 小中高校の美術教員や、大学院進学もあり
●支援体制
- ポートフォリオ(作品集)の作り方指導
- 学内プレゼン、企業連携の実案件多数
- 地元クリエイターとのコネクション形成
親: “作品を仕事にする”力が育つのね。
子: うん、「作品=就職力」に直結するように、4年間を通してサポートが手厚いよ!
印象に残った学びは?自分の表現が伝わった瞬間
親: 印象に残ってる経験ってある?
子: 観光ポスターのデザインコンペに参加したとき、自分の作品が実際に駅に貼られたんだ。
通りかかった人がそのポスターを見て「かわいい!」って言ってるのを聞いて、
「自分の表現が、社会の中で誰かに届いた」って感じて、すごくうれしかった。
最後に、保護者の方へ
親: 芸術って“好き”だけじゃダメなのかもしれないわね。
子: うん。でも、“好き”を“仕事にできる実力”に変える学部が、金沢学院大学の芸術学部なんだ。
企画力・技術力・伝える力・社会とのつながり――全部含めて「創る力」を育てる場所なんだよ。
親: どんな子に向いてると思う?
子: 「表現が好き」「人に伝えたいものがある」「ものづくりに没頭できる」――
そんな**“静かだけど芯の強い想像力”**を持った子におすすめしたい学部だよ!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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