国際関係学部ってどんな学部？国際的視野を広げ、社会を動かす力を学ぶ！
親： 「国際関係学部」って、なんとなく“海外”のイメージがあるけど、実際はどんなことを学ぶの？
子： 一言でいうと、**「国と国のつながりを理解して、グローバルに活躍できる力をつける学部」**だよ。
親： 国際協力とか、外交官を目指すような学部なのかしら？
子： もちろんそれもあるけど、国際政治・国際経済・国際文化・語学・地域研究など幅広く学べるのが特徴！静岡県立大学では、アジアやアフリカなど新興国の研究にも力を入れているんだ。
学びの4本柱で「世界の今」を読み解く
① 国際政治・国際経済
- グローバルな政治・経済システムの理解
- 国際機関（国連・WTOなど）の役割を学ぶ
- 紛争・貧困・環境問題など地球規模の課題にアプローチ
子： ニュースで聞くような国際問題を、自分の言葉で語れるようになる学びだよ！
② 地域研究
- アジア・中東・アフリカなど各地域の文化・社会・歴史を学ぶ
- 各国の宗教・言語・政治体制の違いを理解
- 現地研究やフィールドワークを行うゼミもあり
親： 世界の“違い”を知るって大切なことよね。
子： うん、「共感」と「分析力」両方を育てる学びになってるよ。
③ 外国語・コミュニケーション
- 英語はもちろん、中国語・韓国語・アラビア語も選択可
- 発音やプレゼンの練習を重ねて「使える語学力」を育成
- 留学生との交流や海外研修も豊富
親： 英語に自信がなくても大丈夫？
子： 大丈夫！レベル別の授業だから初心者も安心だし、話せるようになった子も多いよ！
④ 国際協力・グローバルキャリア
- NGO・国際機関・企業の国際部門で働く力を育てる
- 開発援助・人道支援・異文化理解の実践学習あり
- 実際にJICAや国際NPOのプロジェクトに参加する学生も！
子： 「世界の誰かの役に立ちたい」って思いを、行動に変える学びがあるんだ。
学びのスタイル：少人数＋ゼミ中心でじっくり考える力を育てる
- 全学年で少人数ゼミがあり、討論・発表・レポートを重視
- 教員との距離が近く、質問・相談しやすい
- 海外の資料を使った授業や時事問題を扱う授業が豊富
親： ただ講義を聞くだけじゃないのね。
子： うん、「自分の意見を持つこと」「多様性を受け入れること」が求められる学部なんだ。
留学制度・海外体験も充実！
- アメリカ・韓国・マレーシアなどへの交換留学制度あり
- 長期留学・短期語学研修・現地インターンも可能
- 留学前後の語学サポートや奨学金制度も整備
親： 留学って費用が心配だけど…
子： 静岡県立大は公立大学だから学費も安くて、留学支援もしっかりあるよ！
学生の雰囲気は？まじめで柔軟、国際感覚のある学生が集まる
親： 国際系の学部って、ちょっと意識高そうで不安かも…
子： 実際はそんなことなくて、人と話すのが好き、社会に関心がある、価値観が広い学生が多いよ。
- 英語は苦手だけど世界に興味がある子
- 海外旅行が好きで、異文化に触れるのが好きな子
- SDGsやジェンダー、平和構築などに関心がある子
- 地元×国際を両立したい子（将来は地方創生×国際）
親： 落ち着いてて、思慮深いタイプが多そうね。
子： うん、「世界を変える」よりも「世界を理解したい」ってタイプの子が多いかな。
卒業後の進路は？国際系×社会系で広がる多様なキャリア
主な進路例
- 公務員（外交系、自治体の国際部門など）
- 一般企業（商社・メーカーの海外部門、観光・航空・物流など）
- NGO・国際協力団体
- 大学院進学（国際関係・地域研究・公共政策）
- 教員（英語・地理・公民など）
- メディア・出版・翻訳・通訳 など
親： 「国際系」って聞くと就職が不安だけど、けっこう幅広いのね。
子： そう、「国際的な視点を持って働ける人材」って、いまいろんな業界で求められてるんだよ！
保護者の方へ〜どんな子に向いている？
親： 静岡県立大学の国際関係学部って、世界を見据えつつ、地に足のついた教育をしてるのね。
子： そう！この学部は、
- 国際政治・経済・文化を幅広く学びたい子
- 英語や外国語を学びながら社会課題に関心がある子
- 留学や国際交流を通して成長したい子
- 将来は海外や国際的な仕事をしたいと考えている子
親： どんなタイプの子におすすめ？
子： 「ニュースを見るのが好き」「国際問題に興味がある」「世界の人とつながりたい」――
そんな**“考える力と柔軟な価値観を持った子”**にぴったりの学部だよ！
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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