「保育学部」ってどんなところ?子どもと向き合う力を育む場所
親: 「保育学部」って名前は分かりやすいけど、どんな勉強をするの?
子: 子どもに関する専門的な知識や技術を学んで、将来「保育士」や「幼稚園教諭」になるための力を身につける学部だよ。常葉大学では、子どもの心と体の発達、遊びの意味、家庭や地域との関わりまで幅広く学べるんだ。
親: 子どもと接するって、楽しいだけじゃなくて責任も大きいわよね。
子: うん。だからこそ、心理学や教育学も基礎からしっかり学んで、「子どもを理解する力」と「現場で動ける力」の両方を育てていくよ。
国家資格の取得を目指せる!将来に直結した学び
取得可能な資格・受験資格:
- 保育士(国家資格)
- 幼稚園教諭一種免許状
- 小学校教諭二種免許状(選択制)
- 認定絵本士 など
子: 保育士と幼稚園教諭の両方の資格が取得できるから、将来の選択肢が広がるのが大きな特徴!
親: 卒業と同時にすぐ働けるっていうのは安心ね。
子どもを「感じて・考えて・実践する」3つの学びの柱
① 子ども理解のための基礎教育
- 発達心理学、保育原理、子ども家庭福祉など
- 子ども一人ひとりの違いを理解する力を養う
② 保育・教育現場に即した実技力
- 音楽・図工・体育・絵本の読み聞かせなど
- 子どもとの関わりを豊かにする表現力を身につける
③ 地域や家族と連携した保育力
- 地域の保育園・幼稚園・子育て支援施設との連携授業
- 家庭支援や保護者対応まで視野に入れた実践教育
親: 子どもと向き合うには、家庭や地域の理解も必要なのね。
子: そうなんだ。常葉は「地域密着型」だから、実習も地元の施設が多くて、リアルな現場をしっかり体験できるよ。
実習はいつから?段階的に学べるから安心
1年次: 子どもに関する基礎知識と表現活動の導入
2年次: 幼稚園・保育所での観察実習
3年次: 教育実習・保育実習(合計4週間以上)
4年次: 卒業研究+実践応用授業+就職準備
親: 実習っていきなり現場に入るのかと思ってたけど、ちゃんと段階があるのね。
子: うん。実習前に模擬保育やピアノ、手遊びなどの練習もたくさんあるから、安心して現場に行けるんだよ。
学生の雰囲気は?やさしくて子ども好きが集まる学部
親: 保育学部って、どんなタイプの学生が多いの?
子: やっぱり「子どもが好き」「人の気持ちに寄り添える」子が多いかな。みんな明るくて、協力的な雰囲気だよ。
親: 子どもと接するって、体力も必要そうだけど…。
子: そのとおり!ピアノ練習や実習は大変だけど、そのぶん「やりがい」も大きいって感じてる子が多いよ。
就職先は?地元志向の学生も多い!
主な進路先:
- 保育所(公立・私立)
- 幼稚園
- 認定こども園
- 児童福祉施設
- 子育て支援センター
- 小学校(希望者のみ)
- 地元自治体(保育職)など
子: 静岡県内の保育園や幼稚園に就職する子が多いよ。地元に戻って働きたい子にはぴったりの環境!
親: 教育系って倍率が高いイメージだけど、サポートはあるの?
子: 就職支援センターと連携して、面接練習や書類の添削も丁寧にやってくれるし、教員も親身に相談に乗ってくれるよ。
保護者の方へ〜こんなお子さんにおすすめ!
親: 保育学部、やさしさと実践力の両方が育ちそうね。
子: そう!こんな子におすすめだよ:
- 子どもと関わる仕事がしたい
- 誰かを支えることにやりがいを感じる
- 地元で保育や教育の仕事をしたい
- やさしさを“かたち”にしたい
親: 子どもの未来を育てるって、すてきな仕事ね。
子: うん。だから、「子どもと一緒に笑顔になりたい」って思える子にはぴったりの学部だと思う!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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