法学部ってどんなことを学ぶの?社会を支える知識と力を育てる場所
親: 法学部って、弁護士を目指す人が行くところっていうイメージだけど…。
子: 実はそれだけじゃないんだ。常葉大学の法学部では、「法律を使って社会の課題を解決する力」を育てることが大きな目的なんだよ。裁判所や警察、行政、企業のコンプライアンス部門など、進路は多岐にわたるんだ。
親: なるほど。法律って難しそうだけど、社会のいろんな場面で役立つのね。
子: そうそう。たとえば、日常生活でも契約やトラブル解決に法律が関わっているし、地域の防災や教育、環境政策にも法的な視点が必要なんだ。
常葉大学 法学部の3つの学びの柱とは?
① 法律の「基礎」を徹底的に固めるカリキュラム
- 憲法、民法、刑法、商法、行政法などの基礎5法
- 判例の読み方、条文の探し方、論理的思考の訓練
- 法律文書の作成や模擬裁判(プレゼン・議論力も養う)
子: 初めて法律を学ぶ人でも安心できるように、1年次から丁寧に基礎を積み上げるスタイルになってるよ。
親: 法律って抽象的だけど、段階的に学べるのね。
② 社会問題にアプローチする「応用法学」
- 環境問題、福祉、教育、労働、消費者トラブルなどを題材に
- 法律を道具として「どう解決するか」を考える実践型授業
- 地域課題と連携したプロジェクトベース学習(PBL)
子: 法律だけを暗記するんじゃなくて、社会の現場とつなげて考える力が大事なんだ。
親: それって、どんな仕事に活かされるの?
子: 地方自治体の職員とか、企業の法務担当とか、現場で「法的視点から判断する仕事」に活かせるよ!
③ 実践力を鍛える「地域連携・演習科目」
- 模擬裁判や模擬議会への参加
- 地元の行政・企業・NPOと連携したフィールドワーク
- 公務員試験対策や法律相談ボランティアも!
親: 教科書だけじゃなくて、外に出て活動する機会もあるのね。
子: うん、だから「座学だけの法学部」とは違って、動きながら学べるのが魅力!
取得できる資格や目指せるキャリアは?
取得可能な資格・受験資格
- 行政書士(受験資格あり)
- ビジネス実務法務検定
- 公務員試験対策科目を履修可能
- 法学検定試験 など
子: 特に行政書士や公務員試験を目指す学生が多いよ。あと、企業での契約や法務にも強くなる。
主な就職先
- 地方自治体(行政職、公立学校事務職員など)
- 法律事務所・司法書士事務所
- 民間企業(法務部、人事部、営業管理部門など)
- 金融機関(コンプライアンス部門など)
- 警察官、消防官、裁判所職員
- NPO・公益法人など
親: 法律を活かせる場って、思ったより広いのね。
子: そうなんだ。「裁判だけ」じゃなくて、社会のあちこちで“ルールを守らせる・使いこなす”っていう仕事があるんだよ。
実際の学生生活は?どんな雰囲気の学部?
学生の特徴とキャンパスの空気
子: 法学部って聞くと固そうだけど、意外とおだやかで、まじめな子が多いよ。討論やプレゼンの授業もあるから、人と話すのが好きな子にも向いてる!
親: 文系だけど、論理的に考える力も求められるのね。
子: うん。あと、常葉の法学部は少人数制で、先生との距離が近いのもポイント!個別指導や研究室ゼミでの面倒見もいいよ。
公務員・企業就職に強い!サポート体制も充実
- 公務員試験対策講座を学内で開講(筆記・面接対策)
- 模擬面接やエントリーシート添削、個別相談も随時可能
- 法学部専門の就職支援スタッフによる継続サポート
親: 法学部って、就職が不安定っていう話もあるけど…。
子: 逆に「何にでもなれる学部」っていう見方もあるよ。進路の幅が広いから、自分次第でいろんな道が拓ける!
保護者の方へ〜こんなお子さんにおすすめ!
親: 法律って、ちょっととっつきにくいけど、役に立つ学問なのね。
子: うん!こんなお子さんにおすすめだよ:
- 社会の仕組みに関心がある
- 正義感が強く、人の役に立ちたいと思っている
- 論理的に考えることやディベートが好き
- 将来、公務員や企業で社会に貢献したいと思っている
親: 地域や社会をよくしたいっていう気持ちがある子に向いてるわね。
子: そう。**「社会の困りごとを、ルールで解決したい」**って思っている子にぴったりの学部だよ!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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