建築学部って何を学ぶの?“人が暮らす空間”をつくる専門家を育てる学部
親: 建築学部って、建物を設計するだけ?図面ばっかり引いてるイメージがあるんだけど…。
子: たしかに設計も大事だけど、それだけじゃないよ。愛知淑徳大学の建築学部では、建物・街・暮らし・環境をトータルに考えて、「人が快適に過ごせる空間をつくる力」を育てるんだ。
親: へぇ、建物だけじゃなくて“暮らしのデザイン”全体なのね。
子: そう!建築は技術と芸術の両方が求められるから、デザインと構造、安全性と美しさの両方を学べるんだよ。
学びの特徴①:建築×デザイン×暮らしを幅広く学べる
① 建築の“基本と実践”をバランスよく学習
- 建築設計、都市計画、構造力学、建築史、法規、安全工学など
- 1年次から図面作成・模型制作・プレゼン演習がスタート
- 設計演習や課題提出を通じて“考える力”と“形にする力”を育てる
子: ただ建てるだけじゃなく、「誰のために」「どんな場所に」「どう暮らすか」を考えるんだよ!
② インテリアや家具、空間演出も学べる
- 室内空間・照明・色彩・素材などの知識を習得
- インテリアデザイン演習、CAD・CGを活用した表現技術
- 福祉・防災・環境配慮といった社会的視点も重視
親: 建築って、実は生活のすごく身近な部分とつながってるのね。
子: うん、「どう生きるか」に関わる学問だって思ってもらえるとうれしい!
学びの特徴②:実習と演習が中心、“手を動かして学ぶ”カリキュラム
1年次からスタートする実践的演習
- スケッチ・模型・製図・プレゼンテーションの訓練
- 先輩や先生との講評会でフィードバックがもらえる
- 設計課題ごとに作品を形にして提案力を高める
親: 頭だけじゃなくて、体も使う学びなのね。
子: そう、パソコンと模型の両方を使って「伝える力」も鍛えるよ!
地域連携・現地調査・卒業設計まで段階的にステップアップ
- 実在する街や敷地をテーマにした設計課題
- 地元自治体・NPOと連携したまちづくりプロジェクト
- 4年次には「卒業設計」で集大成を発表(展覧会あり)
子: 現実の課題と向き合うからこそ、社会で通用する力がつくんだ!
学生の雰囲気は?ものづくりが好きで、地道に努力できるタイプが多い
親: 建築学部って、徹夜して模型作ってるイメージがあるけど…?
子: あながち間違ってない(笑)。だけど、みんな“好きだから頑張れる”って感じで、真面目で情熱的な子が多いよ!
親: 技術職って感じだけど、センスも必要?
子: もちろん!でもそれ以上に「考え抜く力」「人に伝える力」が大事って、先生がいつも言ってるよ。
卒業後の進路は?資格を活かして多彩な分野へ!
目指せる資格
- 一級建築士・二級建築士(国家資格)
- 建築設備士
- インテリアプランナー
- 福祉住環境コーディネーター など
主な就職先
- 建築設計事務所(意匠・構造・設備設計)
- ゼネコン・ハウスメーカー・工務店
- インテリアデザイン事務所、照明・空間演出会社
- 公務員(建築職/都市計画担当など)
- 不動産・都市開発・住宅メーカー
- 大学院進学(設計・工学・デザイン系)
親: 資格を取れば専門職として安定して働けるのは安心ね。
子: うん、「手に職をつける」って意味では、すごく強い学部だと思う!
保護者の方へ〜こんなお子さんにおすすめ!
親: 建築って、クリエイティブだけど責任もある仕事なのね。
子: だからこそ、こんなお子さんにぴったりだよ:
- モノづくりやデザインが好き
- 空間や建物に興味がある
- コツコツと丁寧に努力するのが得意
- 自分のアイデアを“形”にしたい
- 将来は専門職で社会に貢献したい!
親: 「暮らしを支える仕事」って、建築のことだったのね。
子: うん、“人の生きる場所”をつくる仕事だから、とてもやりがいのある道だよ!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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