「文学部」ってどんな学部?“ことば・歴史・文化”を深く探究する
親: 文学部って、ざっくり言うと「本を読む学部」ってイメージがあるんだけど、実際はどうなの?
子: 本を読むのはもちろんだけど、それは入り口にすぎないんだよ。中京大学の文学部では、「人間とはなにか」「社会や文化はどう変化してきたのか」を、ことば・歴史・思想の観点から深く考える学部なんだ。
親: 単に古典を読んだりするだけじゃないのね?
子: うん。文学だけじゃなくて、英語圏文化・歴史・哲学・心理・現代社会まで、幅広く学べるのが特徴なんだ。
学科は3つ!多様な興味に応える“人文学の探究拠点”
中京大学文学部には、以下の3学科があります。それぞれの分野に応じて、専門的に学びを深められるよ。
① 日本文学科
- 古典文学から現代小説、詩歌、評論まで幅広く学ぶ
- 文献講読や文章表現の訓練も充実
- 日本語の使い方、語源、言語文化への理解も深める
② 英語英米文化学科
- 英語圏の文学・思想・文化・歴史を学ぶ
- 英語でのディスカッション・プレゼンなど実践的スキルも習得
- 異文化理解力と英語運用能力を兼ね備えた人材を育成
③ 歴史地理学科
- 日本史・東洋史・西洋史+地理学までカバー
- フィールドワーク、資料分析、博物館実習などもあり
- 公務員・教員・研究職に強い
親: 文学だけじゃなくて、英語や歴史・地理まで含まれているのね。
子: そう!「人の営みや表現を通して世界を理解する」っていう視点が一貫しているんだよ。
どんなことを学ぶの?“読む・考える・書く・伝える”力が磨かれる4年間
1年次:学科共通の教養科目と基礎的なリーディング・リスニング・思考訓練
2年次:学科ごとの専門領域に分かれて、講読・演習・語学トレーニングが本格化
3年次:ゼミに所属し、テーマ研究・ディスカッション・プレゼンを重ねる
4年次:卒業研究をまとめ上げ、将来につながる“思考の集大成”へ
子: 中京大学の文学部は、「考える力」と「伝える力」の両方を鍛えるのが大きな特長なんだよ。
親: 卒論とか大変そうだけど、じっくり取り組めば自信になりそうね。
子: うん、自分の興味に沿って“とことん調べる”経験は、どんな職業にも活きる力になるよ!
実践的な学びも充実!社会とつながる文学部
親: 文学部って実践とは遠いイメージがあるけど…
子: 実はそんなことないよ!中京大学の文学部では、以下のような実社会との接点を持った学びがたくさんあるんだ。
- 教育実習や博物館実習
- 地域の歴史資料の保存・活用プロジェクト
- 英語での観光ガイド研修、国際交流活動
- 学外でのフィールドワークやインタビュー調査
- 卒論テーマを地域企業と連携して設定するケースも
親: 本を読むだけじゃなく、社会と関わる経験も積めるのね。
子: そう!「人の営みを知る学問」だからこそ、現場に出て“生きた知識”を体感する機会が多いんだ。
教員免許や資格取得にも対応!“文学部から教職”も目指せる
子: 中京の文学部では、**中学校・高校の教員免許(国語・英語・地理歴史など)**も取得できるんだ。
- 教職課程の授業+実習でしっかりサポート
- 教育実習や模擬授業、進路相談も充実
- 卒業後に教員採用試験に合格する人も多数!
また、以下の資格取得にも対応しているよ:
- 司書・司書教諭
- 博物館学芸員
- 社会調査士
- 日本語教員(養成課程あり)
親: 教員や研究職だけじゃなくて、いろんな資格にもつながるのね。
子: うん。「学びを“人に伝える力”に変える」っていう点では、文学部ってすごく応用が効くんだよ。
学生の雰囲気は?おだやかで探究心のある仲間が多い
親: 文学部の学生って、どんなタイプが多いの?
子: 静かだけど、自分の興味にまっすぐな子が多いよ。いわゆる“本好き”“歴史好き”“語学好き”が集まるから、話してて面白い!
- 読書が好き、本屋や図書館が落ち着く
- 歴史や文化について調べるのが好き
- 自分の考えを言葉で表すのが得意 or 得意になりたい
- 自分のペースで学びを深めたい
親: 穏やかで知的な雰囲気って、成長しやすそうね。
子: うん、少人数ゼミが中心だから、先生との距離も近くて安心だよ!
卒業後の進路は?“考える力+伝える力”で社会で活躍!
主な進路先
- 教員(中学校・高校の国語・英語・地歴公民など)
- 公務員(市役所・県庁・教育委員会・図書館など)
- 一般企業(営業・企画・広報・編集・人事など)
- メディア・出版業界(記者、校正、ライターなど)
- 大学院進学(研究職・専門職を目指す)
支援体制
- 就職ガイダンス・個別相談・模擬面接など豊富
- 卒論やゼミの成果が自己PRに直結するサポートあり
- 学芸員や教員向けの対策講座も充実
親: 文学部でも、就職に強いのね。
子: そう!「論理的に考える力」と「言葉で伝える力」があるって、実はどの業界でも重宝されるんだよ。
保護者の方へ〜どんな子におすすめ?
親: 中京大学の文学部、幅広く深く学べて、進路も豊富。魅力的な学部ね。
子: うん!この学部は、
- 本や言葉、文化に興味がある子
- 英語・日本語・歴史・哲学などをしっかり学びたい子
- 教員や公務員、文化職などを目指している子
- 自分の考えを“伝える力”をつけたい子
- じっくり学んで将来の選択肢を広げたい子 におすすめ!
親: どんな子にぴったりだと思う?
子: 「ことばや文化が好き」「人を理解したい」「考えることが好き」――
そんな**“知的好奇心と表現力を育てたい子”**にぴったりだよ!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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