「国際教養学部」って?“英語で世界を学び、自分の軸を育てる”新時代の学び
親: 「国際教養」って聞くと、なんだか難しそうだけど…何を勉強するの?
子: 一言でいえば、「世界を多角的に捉える教養」と「英語で学ぶ力」を身につける学部だよ。南山大学の国際教養学部では、哲学・歴史・環境・社会問題などを、すべて英語で学びながら、自分の考えを深め、世界で活躍できる教養人を目指していくんだ。
親: 英語を“勉強する”じゃなくて、“英語で学ぶ”ってことなのね。時代に合ってるわ。
子: そう。リベラルアーツの幅広さと、グローバルな視点を両立できるのが、この学部の魅力なんだ!
英語で学ぶリベラルアーツ|多様性と対話を軸にしたカリキュラム
学びの基本は「英語×探究」
- 授業は1年次から原則すべて英語(初学者支援あり)
- 国際関係、環境問題、ジェンダー論、哲学、宗教、比較文化など多彩な科目群
- 論文執筆・プレゼンテーション・ディスカッション中心のアクティブな授業スタイル
- 批判的思考力・構造化能力・文化的感受性を総合的に育成
- 教員も多国籍、テーマもグローバル。まさに“世界の縮図”のような学び場
子: 世界の価値観に触れながら、「自分の言葉」で語れるようになるのが本当に大きい!
親: 英語力だけでなく、ものの見方や深い理解力も育つのね。
全員が海外経験|世界と交差する学びを現地で体感!
- 2年次を中心に全員留学(1セメスター or 1年)
- 留学先:北米、ヨーロッパ、アジア、オセアニアなど40以上の提携大学
- 留学前後の英語指導・履修相談・現地支援体制が万全
- 海外大学の授業を“現地の学生と一緒に”英語で履修
- 留学単位は卒業要件に反映されるため、留年の心配なし
子: 海外に行って“英語を話せる”以上に、“英語で考えて学べる”ようになるのが成長の証だよ!
親: 留学を不安に思っていたけど、学校としてしっかりサポートしてくれるのは安心だわ。
グローバル×ローカル|多文化共生と社会貢献のリアルな学び
- フィールドワーク:国内外の多文化地域、NPO、国際協力団体との協働学習
- 名古屋の在住外国人支援や国際交流イベントへの参加
- SDGs、移民問題、環境政策など、現実の課題に基づいたプロジェクト型授業
- 留学生との合同授業や、学内英語プレゼンコンテストも活発
- アカデミックな学びと“行動する力”を結びつけるカリキュラム設計
親: 「知るだけ」で終わらず、「行動できる教養人」を目指すのね。今の時代に本当に必要な力だわ。
子: そうなんだ。大学で社会とつながってるって実感できるのが大きいよ!
学生の雰囲気は?グローバル志向×内省力のある“多様性のかたまり”
- 海外経験あり/なし関係なく、意欲的に学ぶ学生が多い
- 英語力だけでなく「世界をもっと深く知りたい!」という好奇心でつながっている
- 国籍も価値観も多様な仲間と対話しながら、自分の考えを育てていく文化
- 一人ひとりが「自分のテーマ」を持ち、卒論も非常に個性的
- 自分を変えたい、視野を広げたいと考える学生には最適な環境
子: 「話が合う」「刺激になる」って感覚が強い!国や出身より、“学びたい気持ち”でつながってるんだよ。
親: そういう環境なら、どんな子でも変われるチャンスがあるわね。
卒業後の進路は?「言葉」「教養」「行動力」を活かして広がる未来
主な進路実績
- グローバル企業の海外営業・企画・マーケティング職
- 外資系企業・航空会社・観光業・メディア関連職
- 国際協力機関、NGO/NPO職員
- 公務員(国際部門、観光交流部門など)
- 大学院進学(国際関係・地域研究・教育学・社会学系など)
活かせる力
- 高度な英語運用力(TOEFL・IELTS基準の授業)
- 多文化理解・交渉力・プレゼン・論理的構成力
- 自己表現・自己管理・課題解決能力
- “正解がない問い”に立ち向かう探究心と柔軟性
親: 英語ができるだけじゃない。教養と視野の広さが、どこでも活きてくる力になるのね。
子: “グローバルで通用する”って、英語力以上に“人間力”の話なんだよ!
保護者の方へ〜どんなお子さんに向いている?
- 英語で学ぶことに挑戦してみたい子
- 海外・国際問題・文化多様性に興味がある子
- 将来はグローバルに働きたい、旅や留学が好きな子
- 自分の意見を持ち、発信する力を身につけたい子
- 人と違う視点で物事を考えたい、変化を恐れない子
- 自分の“軸”を持って、社会に関わる仕事がしたい子
子: “グローバル人材”って、特別な人の話じゃない。挑戦したい気持ちがあれば、この学部がしっかり育ててくれるよ!
親: 自立心と多様性を学び、世界の中で自分らしく生きていく――。そんな成長を見守れる学部ね。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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