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【親向け】大阪電気通信大学 健康情報学部の学び・雰囲気・進路をやさしく紹介!

「健康を学ぶのに、ITも必要なの?」いま、時代が求めているのはこの“かけ算”です

親: 健康情報学部って、健康系?理系?なんだかイメージがつかみにくいわね。

子: 実はその“間”にある学部なんだよ。大阪電気通信大学の健康情報学部では、運動や医療の知識に、情報技術(IT)を掛け合わせて、健康支援や予防医療を科学的にサポートする力を育てるんだ。

親: つまり、「体のこと」だけじゃなくて、「テクノロジーでどう健康を支えるか」も学ぶってこと?

子: そう!まさに“健康”と“情報”を結ぶ、これからの社会に必要な人材を育てる学部なんだよ。


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学部の特徴|人の「健康」と「データ」を結び、社会を支える力を育てる

● 医療・運動・情報を横断的に学べる“新しい学問領域”

・運動生理学、リハビリ科学、栄養、心理、医療ICTなどが融合したカリキュラム
・心拍・筋力・脳波などの生体データの計測・分析技術を体験的に学べる
・ウェアラブル機器やセンサーを使った**“見える健康”の実践研究**が充実

● 実習・実験を通して“健康づくりの現場”とつながる

・スポーツトレーニング指導/高齢者運動支援/福祉施設でのフィールド実習あり
・運動・姿勢・生活習慣の“見える化”に向けたアプリ・システム開発にも挑戦
身体を知る/人を支える/社会で使う、この3つをバランスよく学べる学部

● チーム医療・地域福祉・企業ヘルスケアにも対応

・理学療法士や医師など他職種と連携できる知識+ITリテラシーを育成
・予防医療や職場の健康経営、自治体の健康づくり政策などに貢献できる人材へ
医療や介護を支える“裏方のプロ”として社会的ニーズが非常に高い分野


カリキュラムの流れ|“科学的健康支援”を段階的に学ぶ4年間

● 1年次:健康と情報の基本を知る

・健康科学概論/解剖学/運動生理学/情報リテラシー/プログラミング入門など
・心拍や体温などの生体情報測定・分析の基礎を習得
・チームでの課題研究やレポート作成で“考える習慣”も育てる

● 2年次:身体と情報の専門性を深める

・健康心理学、疾病予防学、データ分析、バイオメカニクス、栄養指導など多様な選択科目
・実験中心の科目で、動作解析・センサー測定・健康評価ツールを使いこなす技術を学ぶ
・地域の健康イベントや介護施設でのボランティア活動も経験

● 3年次:ゼミ活動+現場での実習で応用力を養う

・研究室に所属し、「運動支援」「ストレス軽減」「身体能力測定」「IoT活用」など多様なテーマに挑戦
・医療機関、スポーツ施設、自治体との連携プロジェクトに参加
・アプリやシステム提案のプレゼン発表など、実践型授業も本格化

● 4年次:卒業研究+進路準備の総仕上げ

・卒論テーマ例:睡眠と活動量の関連分析/歩行計測による転倒予測モデル/高齢者向け健康アプリ設計
・学内外での発表会やプレゼンを通して“伝える力”を強化
・進路に応じた就職・大学院進学・資格取得支援も個別対応


実践例|“健康を見える化して支える”プロジェクトが豊富!

  • スポーツクラブと連携した姿勢・体幹バランスの測定と改善アドバイス
  • 高齢者施設での歩行チェック・転倒リスク分析プロジェクト
  • メンタルヘルス支援のためのバイタルモニタリングと可視化アプリ開発
  • 栄養・運動・睡眠の3要素を統合した健康マネジメントシステムの提案
  • 認知機能評価と反応トレーニングを組み合わせたデジタル教材の制作

子: 自分の“健康意識”も高まるし、それを人のために活かせるっていうのが、この学部のいちばんの魅力かな。


学生の雰囲気|素直で協調性があり、“人の役に立ちたい”気持ちをもった仲間たち

・スポーツが好き、医療や福祉に関心があるという学生が多い
・理系でも文系でも、“人に寄り添う技術”を学びたいという動機で入学
・体を動かすこと、PCに向き合うこと、どちらにも前向きに取り組めるタイプが多い
・お互いの専門や得意を尊重して協力できる、やさしく落ち着いた空気感


就職・進路|“健康×情報”のスキルは医療・福祉・企業で高く評価される

● 主な進路分野

・医療系企業(健康機器メーカー、医療IT、検査・測定機器開発など)
・福祉施設、スポーツジム、リハビリ関連職(健康指導・運動支援職など)
・自治体・地域包括支援センターなど公共機関の健康部門
・一般企業の健康経営推進室・人事部などでの健康支援職
・大学院進学(医療情報学・リハビリ科学・健康支援学など)

● 資格・支援体制

・健康運動実践指導者/医療情報技師/初級パラスポーツ指導員/スポーツプログラマーなど
・就職ガイダンス、模擬面接、現場実習報告会を通じた支援が充実
・研究室+キャリアセンターによるダブル体制の個別サポート


保護者の方へ|こんなお子さんにぴったりです

・スポーツや健康に興味があり、人の役に立つことが好きな子
・医療や福祉に関心があるが、医師や看護師とは違う道を探している子
・ITやデータにも関心があり、テクノロジーを健康に活かしたい子
・社会貢献できる安定した職に就きたい子
・人の心や体にやさしく寄り添える、協調性のある子

親: 健康と情報、そのどちらにも強くなれるなら、これからの時代に本当に必要とされる存在になれそうね。安心して応援できる学部だわ。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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