【親向け】大阪樟蔭女子大学 学芸学部の学び・雰囲気・進路をやさしく紹介!

「学芸学部」ってどういうこと?“ことば・心・文化”の幅広い学び

親: 学芸学部ってちょっと聞き慣れない名前だけど、何を勉強するところなの?

子: 一言で言うと、「人間のこころと文化、ことばの力を深く学んで、社会や教育、メディアなどに活かす」学部だよ。大阪樟蔭女子大学の学芸学部では、国語・心理・文化・教育・表現など、女性の感性を活かせる学びがそろってるんだ。

親: 文系の中でも特に“人”を深く知る学問って感じなのね。

子: うん。だから、子どもや教育に関心がある人、表現力や対人スキルを伸ばしたい人、心のケアや文化の力に興味がある人にぴったりの学部なんだ。


学部の特徴|女性の「感性」と「知性」を活かす多彩な学び

● 3つの柱で広がる学びの世界

  1. ことば・表現:日本語・国語教育・文章力・メディア表現
  2. こころ・心理:発達心理・臨床心理・カウンセリング
  3. 文化・教育:日本文化・児童文化・教育学・保育支援

→ それぞれが独立しているわけじゃなくて、横断的に学ぶことで、より深く「人」を理解する力が育つ構成になってるよ。

● 女性の「伝える力」を高める教育

・少人数制の演習が多く、話す・書く・聴く・読むの表現力が自然とアップ
・発表やプレゼンの機会も多く、「伝える自信」が身につく
・インタビュー、映像制作、朗読、ストーリーテリングなども学べる

● 実社会とつながる“女性らしいまなび”を重視

・子育て支援、福祉施設、教育現場との連携も豊富
・「女性のキャリア形成」「心の健康」「言語による支援」など、将来に直結する学びが可能
・保育・教育・心理支援・広報など、多彩な進路に対応


カリキュラムの流れ|自分の興味に合わせて深めていける4年間

● 1年次:学芸学の基礎と幅広い視野を身につける

・国語学入門、心理学入門、日本文化論、教育原理などをバランスよく履修
・ゼミ形式の授業やレポート作成で、大学らしい「考える力」が育つ
・自分がどの分野に興味があるのかを探るステージ

● 2年次:専門領域に分かれて学びを深める

・発達心理学、児童文学、日本語表現法、教育心理学、言語と社会など専門科目が充実
・フィールドワークや実習を通じて“現場のリアル”に触れる経験もスタート
・地域連携型授業や子育て支援センターでの体験学習あり

● 3年次:ゼミ所属+実践型授業で応用力を育てる

・卒論につながる研究テーマを定めて、文献調査・分析・発表をくり返す
・教育現場・福祉施設でのボランティアや見学を通じて実社会との接点を強化
・心理実験、読み聞かせ、映像制作、ライティング実習なども本格化

● 4年次:卒業研究と進路実現に向けた総仕上げ

・卒論テーマの例:児童文学における性別表現/いじめ予防の心理教育プログラム/高齢者と絵本の可能性 など
・教職・資格試験対策講座や就職ガイダンスも同時並行で実施
・ゼミの仲間と支え合いながら、集大成を仕上げていく


実践例|“ことばとこころ”を社会に活かす体験が豊富

  • 子育て支援施設での「絵本の読み聞かせ&交流プログラム」実施
  • 学内メディアでのコラム連載や動画制作による情報発信活動
  • 高校生対象の「こころの講座」企画・運営体験
  • 福祉施設と連携した心理支援ゲームの開発プロジェクト
  • 小学校での国語教材ワークショップ体験授業

子: 「人の心を動かすことば」や「支える力」が、自分の手の中にあるんだって実感できるのが嬉しいよ。


学生の雰囲気|やさしさと探究心を持った“聞き上手で伝え上手”な仲間たち

・人と関わること、表現することが好きな学生が多い
・心理学志望、教育志望、メディア志望など、方向性は多様
・落ち着いた雰囲気の中に「ことばや心を大切にする空気感」がある
・ゼミやグループワークを通じて、人と深く関わりながら成長する風土


就職・進路|“人を理解し支える力”を活かして多方面へ

● 主な進路分野

・教育関連(小学校・幼稚園教諭、スクールサポーター、学習支援)
・福祉・心理支援(児童福祉施設、保育支援員、心理カウンセラー補助)
・企業(広報・人事・出版・販売・企画など)
・医療・介護業界(メンタルケアスタッフ、コミュニケーター)
・大学院進学(心理学・教育学・言語文化など)

● 資格・支援体制

・小学校教諭一種免許/保育士/認定心理士/司書/社会教育主事任用資格 など
・教職課程・資格取得支援のほか、就職キャリアセンターによる個別サポートも充実
・面接練習・ポートフォリオ作成・進路別ガイダンスも実施


保護者の方へ|こんなお子さんに向いています

・人の気持ちに寄り添うことが得意な子
・国語・文章・表現に興味があり、将来に活かしたい子
・教育や子育て支援に関心がある子
・心理や文化を通じて社会に関わる仕事がしたい子
・“人と人をつなぐ”力を学びたいと考えている子

親: 「やさしさ」と「知性」が両方育つ学びね。女性らしい感性を大切にしながら、社会で活躍できる力がしっかり身につきそうだわ。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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