ビジネスデザイン学部って?“ビジネスをつくる力”を育てる学び
親: 「ビジネスデザイン学部」って、ちょっと珍しい名前ね。経営学部とは違うの?
子: 似てるけど、ちょっと違うんだ。桃山学院大学のビジネスデザイン学部は、「既存の枠にとらわれず、自分たちで“新しい価値”を生み出す力」を育てる学部なんだ。経営、マーケティング、デザイン思考、地域活性などを組み合わせて、“ゼロから企画し動かす”力を身につけられるよ。
親: なるほど、より実践的というか、動きのある学びって感じね。
子: そうそう。プロジェクト型授業や企業・地域との連携が多くて、アイデアをカタチにして世の中に発信する経験ができるんだ。
学びの特色|“課題発見×解決力”を育てる実践型ビジネス教育
「経営・マーケティング・企画」を融合した学び
- 経営学、会計学、マーケティングの基礎を丁寧に学習
- ビジネスモデル設計、サービス企画、販売戦略などを幅広く扱う
- デザイン思考を用いた「発想→実行→改善」のサイクルを重視
プロジェクト型授業で“動きながら学ぶ”
- 地元企業や自治体との連携で、実際の商品企画やイベントを学生が担当
- グループでのプレゼンテーションやピッチ大会など発表の機会も豊富
- 実社会の課題をリアルに体験しながら、答えのない問いに向き合う力が育つ
キャリア形成を見据えたサポート体制
- 自己分析・企業研究・起業マインドを早期から意識するキャリア教育
- 起業体験プログラムやインターンシップも充実
- ビジネス×社会×自分という3つの軸をつなげる学び
子: 机上の理論よりも、「実際に動いて考える」ってところに力を入れてるんだよ。
4年間の学びのステップ|ビジネスの発想から実行までを段階的に
1年次:ビジネスの基本+考える力を養う
- 経営学入門/ビジネス基礎演習/マーケティング概論などを履修
- チームワーク演習や初歩的なフィールドワークに挑戦
- 自分の興味関心を探るプロジェクト活動もあり
2年次:プロジェクト学習の本格化と専門性の深化
- 地域活性、商品企画、Web戦略などテーマ別授業に参加
- 実社会と関わる課題解決型プロジェクトに取り組む
- ビジネスプラン発表やフィールド実習も増える
3年次:ゼミ活動+高度な実践力の習得
- 自分の関心テーマ(例:地域課題、起業、観光ビジネスなど)に合ったゼミへ
- 企業連携プロジェクト、起業イベント、広報活動なども経験
- 就活準備・インターンシップとの並行で実社会への接点を増やす
4年次:卒業研究+進路選択の仕上げ
- 自らのビジネス企画・調査・研究成果をプレゼン形式で発表
- 起業プラン提出、地域提案、マーケティング施策報告など多彩な卒論形式
- 教員との個別面談や進路相談を通じてキャリアを明確化
学生の雰囲気|発想力と行動力のある、前向きな仲間たち
- 新しいことに挑戦したい!という好奇心旺盛な学生が多い
- 企画・運営・発表に積極的な子もいれば、裏方で支える子も活躍できる
- おだやかで協力的、でも“やるときはやる”空気感
- 自分のアイデアを形にしたいという気持ちを大切にしている
親: 活動的だけど、落ち着いた雰囲気もあるのね。
子: うん、「好きなことに本気になれる」っていう安心感のある学部なんだよ。
主な進路・就職実績|“自分で考え、動ける人”として幅広い業界へ
就職先の一例
- 一般企業(営業・企画・広報・マーケティングなど)
- 広告・イベント・Web制作などのクリエイティブ業界
- 地方自治体・地域振興団体・観光系企業
- 起業(学生ベンチャー・地元連携ビジネス)に挑戦する卒業生も
資格取得・キャリア支援も充実
- 日商簿記、ファイナンシャルプランナー(FP)、秘書検定など
- キャリアデザイン講座/インターンマッチング支援
- 起業家育成セミナー/実践ビジネスコンテストの紹介もあり
子: 社会の変化が速い今、「学び続ける力」と「動く力」が武器になるって実感するよ。
保護者の方へ|こんなお子さんにおすすめです
- 自分のアイデアを活かして、人の役に立ちたい子
- ビジネスや地域づくり、社会課題に関心がある子
- 理論だけでなく、体験しながら学ぶことが好きな子
- プレゼンや企画、チームでの活動にやりがいを感じる子
- 将来の方向性を自分で考え、納得いく形で決めたい子
親: 起業や地域貢献って、もっと遠い話だと思ってたけど、学生時代から関われるのね。
子: うん、桃山のビジネスデザイン学部は、「やってみよう」がカタチになる学部だよ。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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