「工学部」って？“ものづくり”と“技術”で社会を支える学びの土台
親： 工学部って理系の人が行くところってイメージだけど、実際はどんな勉強をするの？
子： 簡単に言うと、「社会の仕組みを技術で支えるための学問」だよ。崇城大学の工学部は、“実験・実習を重視した実践型教育”が強みで、機械・電気電子・建築・情報・航空など、未来のモノづくりやインフラに関わる専門を幅広く学べるんだ。
親： なるほど、将来の生活を支える技術者を育てる場所なのね。
子： うん、学んだことが目に見える「カタチ」になるから、やりがいも大きいよ。
学科構成｜多分野に対応するエンジニアリング教育
● 機械工学系
ロボット・自動車・エネルギー関連の設計・開発技術を学ぶ
3D CAD、工作機械、流体・熱力学などの専門科目も充実
● 電気電子系
電気回路・電子制御・通信技術・AI基礎などを学習
再生可能エネルギー・IoT技術など、現代の産業に直結
● 建築系
設計・施工・構造・まちづくり・インテリアまで幅広く学ぶ
住宅や公共施設のデザイン、耐震・環境建築にも注力
● 情報系
プログラミング、ネットワーク、人工知能、セキュリティなど
ICT技術を基盤に、ソフトウェアからハードウェアまで対応
● 実践型航空整備技術教育（航空整備学専攻）
航空機の整備技術に特化し、国交省認定のライセンス取得も可能
九州でも希少な「航空整備士」養成コースを設置
子： 特に航空整備の分野は崇城大学ならでは。将来、飛行機に関わる仕事に就きたい人にはすごく注目されてるよ。
4年間の学びの流れ｜“実験・実習中心”で学びを体で覚える
1年次：理工系の基礎をしっかり固める
・数学・物理・情報リテラシーなどの共通科目で基礎力養成
・各学科に対応した入門演習や基礎実験がスタート
・「ものづくり基礎演習」など、早くから手を動かす授業が豊富
2年次：専門科目と実習が本格化
・機械設計、電気回路、建築設計など各分野の応用科目が充実
・学内ラボや実験施設での体験的な学びが中心
・学科横断型のPBL（課題解決型学習）にも参加
3年次：応用・発展とインターンシップ
・設計演習、システム開発、構造解析など実践型の演習科目が増加
・学外企業や自治体との連携によるインターンシップ制度が本格化
・ゼミ活動で自分の興味を深掘りするテーマ研究がスタート
4年次：卒業研究と進路決定
・専門的な研究を通して問題解決力・創造力を育成
・卒業論文・制作発表で集大成を形に
・教員・OB・企業との連携で進路サポートも手厚い
親： 実験や設計って大変そうだけど、実際に“使える力”が身につきそうね。
子： うん、図面を書いて、部品を作って、実際に動かすっていうプロセスは、やっぱり楽しいよ！
キャンパス・学外の学び｜実践重視のリアルな環境
・構内に多数の実験棟、工作センター、デザインスタジオが整備
・熊本空港近くに航空整備実習用ハンガーあり
・地域企業や熊本市との産学連携プロジェクトが豊富
・ドローン開発、災害ロボット制作、エネルギー地産地消研究なども実施
子： 研究が地域社会と直結してるのも崇城大のいいところ。大学の外にも学びの場が広がってるんだ。
学生の雰囲気｜まじめでコツコツ、自分の専門に熱中できる仲間たち
・理工系らしく、ものづくりや設計が好きな学生が多い
・実験や開発で夜遅くまで頑張る“熱意型”の学生も多い
・学科や研究室ごとに特色があり、静かに集中する人もいれば、チームでわいわい作業する環境もある
・女子学生も年々増加中で、建築や情報系を中心に活躍中
就職・進路｜社会で“即戦力”となるエンジニアを多数輩出
主な進路先
・製造業（自動車、電機、機械、部品メーカーなど）
・建設業（設計事務所、建築施工管理、ハウスメーカーなど）
・情報通信業（システム開発、ネットワークエンジニア）
・航空業界（航空整備会社、空港関連企業）
・公務員（技術職）や教員（工業科）なども実績あり
・大学院進学（工学研究科など）
資格・スキル支援
・機械設計技術者試験、基本情報技術者、建築士受験資格などの取得支援
・航空整備士（国家資格）は学内で講習・試験対策を実施
・就職支援センターによる個別サポート、面接・SPI対策講座あり
子： 「使える技術」を学ぶからこそ、企業からの求人も多くて、就職にはかなり強いよ。
保護者の方へ｜こんなお子さんにおすすめです
・機械やロボット、コンピュータに興味がある
・ものを作ったり、試行錯誤しながら学ぶのが好き
・地道に努力するタイプで、手を動かす実習が合っている
・将来、技術職・設計職・エンジニアとして活躍したい
・航空や建築など、専門的な仕事に憧れがある
子： 手を動かして試すことの積み重ねが、将来の“強み”になるって実感できた4年間だったよ。
親： 技術の世界って、知識だけじゃなくて「経験」が大事なのね。崇城大学の工学部なら、その経験がたっぷり積めそうだわ。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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