【親向け】立命館アジア太平洋大学 アジア太平洋学部の学び・雰囲気・進路をやさしく紹介!

世界90か国の仲間とともに、社会課題の解決に挑むグローバル学部

親:アジア太平洋学部って、すごく国際的な名前だけど…具体的に何を学ぶの?

子:うん、立命館アジア太平洋大学(APU)のアジア太平洋学部では、国際協力・開発・環境・観光・文化理解など、国際社会と地域社会の両方の課題にアプローチする学びができるんだよ。

親:外国語の授業ばかりなの?

子:確かに英語は重視されるけど、それだけじゃないんだ。日本語と英語の2言語教育体制で、外国人留学生と一緒に学ぶ多文化共生の環境が特徴なの。内容もすごく実践的で、SDGsやフィールドワークも重視してるよ。

学部の特徴|“地球市民”として、社会課題に挑む教養と実践力を育む

● 英語・日本語のバイリンガル環境+世界90か国からの留学生
キャンパスの約半分が外国人学生!多文化共生の環境で、語学力だけでなく異文化理解・国際感覚も自然と育つ
英語基準・日本語基準のどちらでも入学可能で、履修の自由度が高い

● 4つの学修分野から自分の関心に合わせて専門性を深める

  1. 環境・開発
  2. 観光学
  3. 国際関係・平和学
  4. 文化・社会・メディア
    入学後に自由に選べるカリキュラムで、文系理系の垣根を越えて幅広く学べる

● SDGs・国際協力・地域課題などに対する“現場型”学習が豊富
企業・NGO・行政と連携したプロジェクト、途上国でのフィールドワーク、スタディツアーなど多彩な実践教育
国際開発・多文化社会・観光政策・気候変動など幅広いテーマで学べる

● 留学・交換留学制度も活発
世界中の提携大学と交換留学可能(語学力に応じて半年~1年)
ダブルディグリープログラムやインターン留学も選択肢に

子:授業で学んだことが、すぐに“世界や地域のリアルな課題”に結びつくのがこの学部の魅力!

学びのステップ|“世界の中の自分”を見つけていく4年間

● 1年次:多文化環境に慣れ、視野を広げる
言語教育(英語/日本語)+基礎演習
グローバル社会論/アジア太平洋地域論など、多文化理解と国際的教養を養う

● 2年次:関心のある学修分野で専門知識を深める
例:観光計画/開発経済学/国際法/メディア文化論など
フィールドスタディや地域プロジェクトに参加する学生も増加

● 3年次:海外留学・学外実践・ゼミでの研究が本格化
協定校への交換留学・企業インターンシップ・NGO活動などに挑戦する学生多数
ゼミに所属して、自分の関心テーマを本格的に掘り下げる

● 4年次:卒論・キャリア形成へ
国際開発、文化観光、地域多文化政策などをテーマに卒業論文を執筆
進路に応じた支援も本格化(国内外就職/大学院進学/起業など)

実践重視のプロジェクト事例

● ミャンマー農村地域の開発支援調査プロジェクト
● 大分県別府市でのインバウンド観光政策提案プロジェクト
● 地元高校生と行う多文化共生ワークショップ
● フィリピン・カンボジアでのスタディツアー+ボランティア活動
● 環境NGOとの連携による気候変動対策イベントの企画

親:すごく行動力が求められそうね。でも社会で本当に役立つ力が育ちそう。

子:うん、「学んで終わり」じゃなくて「学んだら動く」っていう雰囲気があるから、毎日が刺激的だよ。

学生の雰囲気|国際的・多様・フラットな空気感が魅力

● 留学生との日常的な交流があり、英語も自然に身につく
● 社会問題に関心のある学生が多く、ディスカッションも活発
● “何を学ぶか”より“どう社会に貢献するか”に重きを置く空気
● プレゼン・チーム活動が多く、協調性と行動力が鍛えられる

就職・進路|“グローバル×地域”で活躍できる人材へ

● 主な進路先
・外資系企業/海外拠点のある大手企業
・観光業界(航空・ホテル・旅行会社など)
・国際機関・NGO・NPO
・自治体・公務員(多文化共生・国際交流部門)
・大学院進学(国内外の開発学・国際関係・地域研究分野)

● 就職支援体制
・キャリアオフィスの個別支援+英語での面接・ES対策
・国際機関・NGO志望者向けの特別講座
・世界中の卒業生ネットワークを活用したOB/OG交流あり

子:「国際系」っていうと海外だけの話に思えるけど、実は“地域に貢献する国際人材”を育ててるのがこの学部なんだ。

保護者の方へ|こんなお子さんに向いています

● 国際問題や社会課題に強い関心がある子
● 英語や多文化交流が好きな子
● 理論だけでなく、実践や行動を通じて学びたい子
● 将来、海外・地域の課題解決に携わりたいという志を持つ子

親:「グローバル人材」って言葉だけが一人歩きしがちだけど、この学部なら本当に“社会で使える国際力”が育ちそうね。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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