【親向け】立命館アジア太平洋大学 国際経営学部の学び・雰囲気・進路をやさしく紹介!

「国際経営学部」って?“世界のビジネス”を多文化の中で学ぶ場所

親: 「国際経営」って、普通の経営学部とどう違うの?

子: 一番の違いは、「学ぶ環境」だと思う。立命館アジア太平洋大学、通称APUは、学生の約半数が海外から来ている留学生で、授業も日英バイリンガル。そんな多文化の中で、経営・マーケティング・ファイナンス・起業を英語で学ぶのが、国際経営学部なんだよ。

親: まるで海外の大学みたいな雰囲気なのね。

子: うん、実際「日本にあるインターナショナル大学」って言われることも多いよ。

学びの特長|「経営学×英語×多文化」のトリプル学習環境

経営学の理論と実践をグローバルに学ぶ

・経営戦略・組織マネジメント・マーケティング・会計・ファイナンスなどを体系的に習得
・ケーススタディやグループディスカッション中心の授業で実践力を強化
・企業訪問や業界セミナーなど“現場”との接点も豊富

英語で学ぶ力が自然と育つバイリンガル教育

・英語開講科目が豊富で、留学生とともに授業を受ける機会が多い
・入学時の英語力に応じてクラス分けされ、徐々に英語での専門学習へステップアップ
・TOEFL・IELTSなどの語学資格対策も手厚くサポート

多国籍な学生との学び合いが日常にある

・アジア、ヨーロッパ、中東、アフリカなど世界90ヵ国以上の学生が在籍
・授業だけでなく、寮生活・課外活動・イベントも“国際色”豊か
・「異文化理解」「対話力」「多様性への適応力」が自然と育つ環境

子: クラスの半分が外国人っていう環境は、最初は緊張したけど、すぐに“刺激”に変わったよ。

カリキュラム構成|ビジネスを“考え、動かす”力を育てる4年間

1年次:経営の基礎+言語スキルを磨く

・経営入門/マーケティング基礎/経済学/ビジネス英語などを履修
・英語または日本語の集中授業で語学力を強化
・多国籍の友人との共同プロジェクトで異文化協働の基礎を体験

2年次:専門知識を深め、視野を広げる

・アカウンティング、国際経営、起業論など分野別に専門性を選択
・グローバル企業の事例分析やビジネスプレゼン演習が本格化
・フィールドスタディ(国内外の企業訪問型授業)にも参加可能

3年次:海外留学・インターンで実践力を強化

・提携大学(アメリカ、シンガポール、オーストラリアなど)への交換留学制度
・グローバル企業やNGOでのインターンシップに挑戦
・ゼミに所属して研究テーマ(国際貿易、SDGs経営、観光ビジネスなど)を掘り下げる

4年次:卒業研究+キャリア形成

・個人研究テーマを論文としてまとめ、ビジネス理論と現実をつなげる
・就職活動や大学院進学に向けたキャリア支援プログラムを活用
・企業分析や模擬面接など、日本・海外両方での進路に対応

キャンパスライフ|“世界が日常”になるユニークな学習環境

・キャンパスは大分県別府市。温泉地にある国際的大学としても有名
・学生寮では国籍を超えたルームメイトと共同生活
・毎週のように開催される国際イベント(料理フェス・伝統衣装デーなど)
・「APハウス」での生活体験が、語学と人間関係の成長を加速

親: ただの“勉強する大学”じゃなくて、“世界を生きる力”がつきそうね。

子: 本当に毎日が留学って感じ。視野が一気に広がるよ。

学生の雰囲気|多様性の中で自分らしく成長できる場所

・英語が得意な人もいれば、入学後に伸ばした人も多数
・積極的で好奇心旺盛な学生が多く、「挑戦」を楽しむ雰囲気
・国籍・宗教・文化の違いを前提にした、相手を尊重する空気感
・誰かと同じでなくていい。**多様性こそが“当たり前”**という価値観が根付いている

就職・進路|グローバルに活躍する人材として多方面へ

主な進路先

・グローバル企業(楽天、ユニクロ、日産、P&G、Amazonなど)
・航空・ホテル・観光業界(ANA、JAL、外資系ホテルなど)
・IT・通信(LINE、アクセンチュア、富士通など)
・商社・貿易関連企業
・外務省・国際機関などの公的機関
・海外大学院・MBA進学(シンガポール・ヨーロッパ・アメリカなど)

キャリアサポート体制

・キャリアアドバイザーによる個別指導(日本語・英語対応)
・海外志向の学生向けの外資就活セミナーや留学フェア開催
・就職率は高水準を維持し、国内外での活躍が可能なスキルを獲得

子: “どこで働くか”じゃなくて、“どこでも働ける自分になる”のがAPUの学びなんだ。

保護者の方へ|こんなお子さんにおすすめです

・英語や異文化に興味があり、グローバルに働きたいと考えている
・人と違う環境で自分を成長させたいという意欲がある
・将来は海外留学や多国籍企業でのキャリアを目指している
・経営やビジネスに関心があり、実践的に学びたい
・多様性を大切にし、他者と協働する力を育てたい

子: APUは、ただの“大学”じゃなくて、“世界とつながるスタート地点”だったって思ってるよ。

親: 学歴や資格だけじゃない、“人としての力”を育てる場所。とても頼もしい学びだわ。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

コメント