【親向け】第一工科大学 航空工学部の学び・雰囲気・進路をやさしく紹介!

空を支える人になる——航空技術と飛行への夢を叶える4年間


「航空工学部」ってどんなところ?空の仕事に直結する技術と知識を学ぶ場

親: 「航空工学部」って名前はよく聞くけど、実際にどんな勉強をするのかしら?

子: 一言で言うと、「空を飛ばす技術」と「空を安全に運用する力」を学ぶ学部なんだ。第一工科大学では、飛行機の設計・構造・整備から、実際に操縦する技術まで、航空業界に必要な知識と技能を一貫して身につけられるんだよ。

親: じゃあ、将来パイロットや整備士になる人も学んでるの?

子: うん。実際、学科内に「パイロットコース」や「航空整備士コース」があって、国の認定を受けた養成カリキュラムが用意されてるんだ。実習も多くて、ほんとに“空の現場”に近い学びができるよ。


学びの特徴|航空機を「つくる」「なおす」「とばす」すべてを学べる!

● 航空機の構造・力学・材料を学ぶ

  • 飛行機の機体構造、エンジン、空力、制御システムを基礎から学習
  • CADを使った設計演習、航空用素材の研究も体験
  • 実機の部品を使った授業でリアルな感覚を養う

● 国家資格に直結する「航空整備教育課程」

  • 国交省認定の「一等航空整備士」「二等航空整備士」養成課程あり
  • 航空機整備会社や自衛隊で使われる実習用機材も完備
  • 卒業と同時に資格試験の受験資格が得られる

● 操縦技術を学ぶ「パイロット養成課程」

  • 国内外の提携フライトスクールで飛行訓練
  • 訓練拠点は鹿児島や沖縄・アメリカなど複数あり
  • 卒業後、事業用操縦士・自家用操縦士の道がひらける

子: 学部の中で、将来に合わせた専門コースを選べる仕組みなんだ。技術職志望でも、空を飛ぶパイロット志望でも、それぞれの夢に合わせて成長できるよ。


実習中心の4年間|理論と現場を結びつける

● 1年次:航空工学の基礎と数学・物理を固める

  • 航空数学、物理学、力学、工学リテラシー
  • モデル機体の製作など、楽しく理系に慣れる実験あり

● 2年次:航空構造・空力・材料などの専門に進む

  • 航空機力学、エンジン構造、航空電子工学
  • シミュレーター実習や図面設計演習が始まる

● 3年次:整備・設計・操縦それぞれの実務訓練

  • 航空機整備実習/フライト実習スタート
  • CADやCAEによる本格設計/実機での検査演習も

● 4年次:卒業研究+資格取得や就職活動へ

  • 機体設計、整備品質、安全工学などのテーマで卒論執筆
  • パイロット志望者は技能訓練を継続/整備士志望は試験対策に集中

キャンパスの雰囲気|航空好きが集まる“メカ好き”で実直な仲間たち

  • 小規模で先生との距離が近く、質問しやすい環境
  • モノづくり好き・飛行機好きが多く、意欲的な空気感
  • フライトシミュレーターや航空イベントなど、課外活動も盛ん
  • 沖縄キャンパスで学ぶコースもあり、南国でのびのびと学べる

就職・進路|空を仕事にする道はさまざま

● 主な進路分野

  • 航空会社(整備・運航管理・パイロット)
  • 航空機メーカー(設計・製造・品質管理)
  • 空港地上支援(グランドスタッフ・管制支援)
  • 自衛隊・海上保安庁などの航空関連公務員
  • 大学院進学(航空宇宙工学分野)

● 資格・サポート体制

  • 国家資格(航空整備士)取得支援カリキュラムあり
  • パイロット適性試験対策/提携訓練校との連携支援
  • 航空業界出身の教員が多数在籍し、現場の就職アドバイスが充実

子: 就職の選択肢は広いよ。「飛ばす」「つくる」「支える」全部の道があるから、自分の強みに合わせて将来を描けるんだ。


保護者の方へ|どんな子におすすめ?

  • 飛行機や空の仕事にワクワクする子
  • 理系科目に前向きで、手を動かすことが好きな子
  • 将来パイロットや航空整備士を目指したい子
  • 国家資格を取り、手に職をつけて働きたい子
  • 少人数でじっくり学びたいタイプの子

親: 航空業界って特別な世界だと思ってたけど、こんなふうに“地に足のついた道”として学べるのね笑、空飛んでるけど笑

子: うまいこというね笑、「空の夢」を、現実の力でつかめる場所って感じだよ。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

コメント