【親向け】第一工科大学 工学部の学び・雰囲気・進路をやさしく紹介!

「工学部」って?未来をつくるリアルな技術を“現場感覚”で学ぶ!

親: 工学部って理系ってことはわかるけど、何を学ぶのかイメージしにくいわね。
子: 第一工科大学の工学部では、**「社会で活躍できる技術者を育てる」**ことをめざして、機械、電気、情報、建築、航空といった幅広い分野を“実学”で学べるんだ。座学だけじゃなくて、ものづくりや現場体験を通して手を動かしながら技術を身につけるのが特徴だよ。
親: なるほど、知識だけじゃなく“使える技術”を身につける場所なのね。


学びの特色|「現場主義・実践重視」のリアルな工学教育

  • 機械工学/ロボティクス分野
    機械設計・CAD・生産技術などを学び、ロボットや自動車などの制御にも挑戦
  • 電気電子工学分野
    エネルギー、通信、電子回路、IoT技術などを実験中心で学習
  • 情報工学・AI分野
    プログラミング、AI、データサイエンス、ネットワーク設計まで幅広く対応
  • 建築・都市環境工学分野
    建築設計、インテリア、構造・環境技術まで総合的に学び、二級建築士も目指せる
  • 航空工学分野(特設)
    航空機整備、エアロダイナミクス、ドローン制御など、空を飛ぶ技術に特化した実践的内容

子: 特に航空・ロボット系は力を入れていて、滑走路のあるキャンパスもあるんだ。地方の大学だけど、ユニークな設備が魅力だよ!


学びのステップ|基礎から専門、そして未来の進路へ

  • 1年次:理工系の基礎と探究心を育む
    数学・物理・情報などの基礎+初歩的な設計・実習
    グループワークやプレゼン練習も取り入れ、自主性を育成
  • 2年次:専門領域の導入と課題解決型学習
    興味に応じて各専門分野に分かれ、実験や演習が本格化
    実習やインターン先との連携で“学外の目線”も身につける
  • 3年次:高度な専門とプロジェクト学習へ
    ロボコン、空撮プロジェクト、地域企業との連携研究など
    チームでの問題解決型PBL(課題解決型学習)が中心
  • 4年次:卒業研究とキャリア形成
    実社会の課題に向き合う卒業研究に没頭
    キャリア支援センターと連携し、就職・進学へスムーズに接続

実践例|“リアルな社会”に踏み出す学びのフィールド

  • 地元企業とのロボット共同開発プロジェクト
  • 災害復興支援の仮設住宅設計提案
  • ドローンを活用した農業支援システムの開発
  • 空港施設での整備実習・機体点検演習
  • AIによる画像認識アプリの共同開発

親: ずいぶん実社会に近い学びなのね。
子: うん、先生たちも元技術者が多くて、“社会で本当に使える力”を育てることに本気なんだ。


学生の雰囲気|素直で実直、地に足のついた学生たち

  • 地元出身者が多く、アットホームで親しみやすい雰囲気
  • 高専・工業高校出身の学生も多く、“ものづくり”への関心が強い
  • 素朴で実直な学生が多く、協力して一つのものをつくることに喜びを感じるタイプ
  • 留学生や他地域の学生との交流もあり、刺激を受けやすい環境

主な進路|地域から世界へ。“技術者”として羽ばたく未来

  • 製造業(自動車・電子機器・ロボット)
    設計、開発、生産技術エンジニアとして就職
  • IT・情報系企業
    プログラマー、インフラエンジニア、AIエンジニアなど
  • 建設・建築業界
    建築設計事務所、ゼネコン、インテリア設計など
  • 航空・整備関連企業
    航空機整備士、空港技術スタッフなど
  • 公務員・インフラ企業
    技術系職種や、上下水道・エネルギー系の技術職など
  • 大学院進学・資格取得
    技術士補、二級建築士、基本情報技術者などの資格支援あり

子: 「どこに行くか」よりも、「何をつくれるか」。自分の強みを見つけて、進路を切り拓ける環境だよ。


保護者の方へ|こんな子におすすめ!

  • 手を動かして学ぶのが好きな子
  • ロボットや飛行機など“未来のものづくり”にワクワクする子
  • 地域や社会とつながりながら学びたい子
  • 素朴だけどコツコツ努力できるタイプの子
  • 「地元で働きたい」「地域に貢献したい」と思っている子

親: 実直にコツコツ技術を磨いて、社会で必要とされる人に育ってほしいわ。
子: 第一工科大学は、まさにそんな“まじめで芯のある技術者”を育てる場所なんだ。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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