【親向け】群馬県立女子大学 国際コミュニケーション学部の学び・雰囲気・進路をやさしく紹介!

「国際コミュニケーション学部」って?“言葉”と“文化”で世界とつながる力を育てる

親: 「国際コミュニケーション」って、よく聞くけど、具体的にはどんなことを学ぶの?

子: 簡単に言うと、「言語と文化を通じて、他者とつながる力」を育てる学部だよ。群馬県立女子大学の国際コミュニケーション学部では、英語を中心に多言語・多文化に関する深い理解を身につけて、国内外の多様な人々と協働できる力を磨いていくんだ。

親: 英語を学ぶだけじゃなくて、その背景の文化や社会にも目を向けるんだね。

子: そうそう。言葉は「道具」だけど、それをどう使うかには、人への理解や思いやりも必要だからね。


学びの特色|語学+異文化理解+表現力を3本柱に

英語・言語運用能力の強化

  • 英語の4技能(聞く・話す・読む・書く)を徹底的に鍛える
  • 少人数制の授業で会話・作文・プレゼン能力を段階的に向上
  • 英語圏文学や社会事情も学び、実践力+教養を養う

異文化理解・国際社会の考察

  • 欧米・アジアをはじめとする多様な文化や価値観の背景を探究
  • 比較文化論、国際関係論、ジェンダー論など、複眼的な視点を育てる
  • 留学生との交流や国際セミナーへの参加も活発

表現・発信スキルの育成

  • エッセイや論文の書き方、プレゼン資料の構成法を実践的に学ぶ
  • 日本語力や情報発信力の向上にも力を入れ、社会で通用する人材に
  • 地域の課題を世界に発信する「ローカル×グローバル」視点を育成

学びのステップ|4年間で実践と教養を段階的に深化

● 1年次:基礎を固める

  • 英語の基礎演習、英文法・作文・リスニングを徹底習得
  • 多文化社会への導入的な授業で、視野を広げる

● 2年次:多文化理解と国際テーマへの接続

  • 英米文学や国際社会の制度・歴史を深く学ぶ
  • 少人数ゼミでのディスカッションや英語プレゼンの実践

● 3年次:海外・地域とつながる実践的学び

  • 海外研修・留学プログラムへの参加(任意)
  • 地域の国際交流イベント、翻訳ボランティア活動なども実施
  • 卒業研究に向けた個人テーマの設定と資料探究

● 4年次:卒論執筆とキャリア設計

  • 卒業研究では、英語・文化・社会をテーマに調査・考察を深める
  • プレゼンテーション力を発揮する卒論発表会あり
  • 教職・企業就職・公務員などの進路別サポートが充実

地域に根ざした“国際性”|ローカルとグローバルを結ぶ実践

  • 県内の国際交流センターと連携した多文化共生イベントの運営
  • 観光ボランティア・通訳ガイド体験で英語力を地域に活かす
  • 地元企業とのコラボで、海外とのビジネス文化を研究
  • 英語教育支援活動(中高生向けの学習支援やイベント企画)

親: 地元での活動を通して国際感覚を育てるって、すごく現実的でいいわね。

子: 「世界に目を向けながら、足元も見る」っていう感覚が養われるんだよ。


学生の雰囲気|まじめでやさしい、共感力の高い仲間たち

  • 英語や文学に対する強い関心を持つ学生が多い
  • 海外志向だけでなく、地域に根ざした国際活動にも積極的
  • 発表やグループ活動で他者との対話を大切にする文化
  • おだやかで協調性のある雰囲気。互いに高め合える関係が築ける

就職・進路|“語学と人間力”を活かして広がる多彩な未来

● 主な進路分野

  • 一般企業(メーカー、商社、航空、観光、メディアなど)
  • 英語を活かす職種(海外営業、翻訳・通訳、国際業務など)
  • 教育関係(英語教員、日本語教師、留学コーディネーター)
  • 公務員(国際交流部門、文化振興など)
  • 大学院進学(文学・教育・国際関係など)

● 支援体制

  • 教職課程・日本語教員養成課程あり
  • TOEIC/英検などの語学資格対策講座を定期開催
  • 就職支援センターによる個別相談・面接練習も充実

子: “英語が話せる”だけじゃなくて、“相手とつながる力”を社会でどう活かすかを考える4年間なんだ。


保護者の方へ|この学部が向いているお子さんの特徴

  • 英語が好き、またはもっと使いこなせるようになりたい
  • 異文化理解に興味があり、世界に視野を広げたい
  • 人と関わることが好きで、話す・聞くことが得意
  • 地域や学校外での活動にも積極的に取り組める
  • 将来、国際的な舞台や語学を活かす仕事に興味がある

子: 言葉って、人の心や文化に触れるための“鍵”なんだよね。そんな気づきが、日々の学びに詰まってる。

親: それはきっと、一生ものの力になるわね。安心して応援できそう。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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